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前回まで8軒の佃煮屋さんを巡ってきた佃煮紀行ですが、その中で2軒(日暮里の中野屋さんと東上野の鮒藤商店さん)から修行先として名前が出ていたのが海老屋というお店。
ただ、鮒藤商店さんの修行先は「新橋の『海老屋』」さん、中野屋さんの場合は「エビや」さん。
残念ながら「新橋の『海老屋』」さんは存在を確認できませんでし、「エビや」さんは地域が不明なのですが、現在、最も有名なのはこちらの海老屋さんでしょう。
浅草から吾妻橋を渡ったところにある、「海老屋總本舗」さんです。
(お邪魔したのはちょっと前)
店名の上には「江戸前 津久だ煮」と書いてあります(問屋仲間の津久浦さんみたい)。
それはさておき海老屋さん、創業明治2(1869)年の老舗で、高島屋や松坂屋、松屋さんなどのデパートさんにも売店を構えるなど、手広く商売をなさっています。
(ホームページを見たら、以前は日本橋の鮒佐さんが入っていた三越本店にも入られているようです)
交差点に建っているので2面がガラス張りになっていて、広くて清々とした店内には、ショーケースが何本かあって、量り売りの器や進物用の詰め合わせなどが飾られています。
「老舗」でしかも浅草-吾妻橋ですから鮒佐さんのような「キレキレの塩辛さ」を想像しつつ、「しらす」を買って帰りました。
(上で触れたようにちょっと前なのでお値段ははっきり覚えていませんが「普通」だった★★☆☆)
ところが実際には甘みがあるし、全体の味のトーンも煮詰めたような濃さではなく、水分を残したまま煮たようなマイルドな味わい。
ちょっと拍子抜けしましたが、いや、美味しいですよ。
デパートさんに出しているからより広く受け入れられる味にしているのか、あるいはそういう味なので今どきのデパートさんに入っているのか。
普通の佃煮のほかにも「若煮」というさらにマイルドなラインナップもあったり(貼り紙などを見ると、こちらの方がオススメみたい)、お店の方針としてマイルド系を向いているようです。
佃煮も世につれ、なんですね。
【週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行】
その8:四谷「有明家」
その7:佃島「つくだに 丸久」
その6:東雲「佃宝本店」
その5:谷中「中野屋」
その4:佃島「天安本店」
その3:新橋「玉木屋」
その2:東上野「鮒藤商店」
その1:浅草橋「鮒佐」
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