きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

興味か心配か同情か思い上がりか

2005-06-07 | 巷の話題

ワイドショーは花田家の話で持ちきりのようです。ここまで騒ぎ立てるマスコミにも「?」と思いながらも、やっぱり見てしまいます。

今日の昼間は『元家政婦さんから見た数年前の花田家』の様子が語られていて、(こんな問題が起こった時に家族がそれぞれどんな台詞を言って、どんな対応をしたのか等)思わず惹きこまれて見入ってしまいました。
なんでこんなに日本の国民が関心を持つのだろう?花田家の昔のVTRが流れたりすると、「こんなに仲良し兄弟なんだからねぇ、また仲良くなってほしいな」と近所のオバサン感覚で思ってしまう。

そこで
ハッ!!!と気が付いたのだが、私の離婚についても、近所の知り合いは「あんなに仲良かったのにねぇ、どうして離婚しちゃうんだろ?」と思ったんだろうか。

心無い友達に、「離婚って、どっちもどっちなんだよね。どちらかが100%悪いって事はないんだよ、半々だよね」と、あたかも何でも知っているかのように言われた時に、カチンと来たっけ。そこは他人が足を踏み込む領域では無いと思ったのだ。何が正しいのか間違っているかなんて他人が決める事ではない。今、一生懸命なのはどちらなのかだけ、他人は見てればいいのである。

続いて今の会社でも「なんで離婚したの」って知りたがる人が約2名居た。あまりにもしつこいので、言えばビビるだろうと教えてあげたら、「そうなったのにも原因があるんだろ」みたいな見方をされて、これは本当に悔しかったなぁ、今思い出しても。

どうしてもこう言う『家庭内の確執』なんて話題を見ると、どちらが原因を作ったのか誰がソッポを向いているのかと、どうも私達は審判を下したがるようだ。ワイドショーも昨日までは、兄さんの方に傾きがちな報道だったが、今日は弟さんのフォローをしている報道が多かった。世間がそうやって審判を下してしまうのを逆にマスコミが心配したのかもしれない。

そう言う他人の領域に土足で平気で上がって講じようと言う思い込み、優越感みたいなもの。見苦しいよなぁと思っているけれど、私自身もそう言うものを持っているんだろう。こんなにTVを見てしまうのだものね。
私がこの話題で何よりも気が付いたのは、自分中にある「審判を下そう」と言う思い上がった気持だ。(でも、やっぱり花田家のこれからがとても気になってしまう)