きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

カミングではなくドロップアウト

2005-06-22 | 息子keke
さてさて、この前中間テストが終わったと思ったら、もう期末テストです。そして、夏休み前には初めての三者面談があるのです。

先月の塾の復習小テストでは、初めて国語で平均点を越えました。まぐれでも奇跡でも(今までには無い事なので)嬉しいです。

しかし、うちの子が初めて平均点を超えたと言う事は、今まで平均点を越えていたのに、だんだん平均点におぼつかなくなったお子さんも、どこかにはいらっしゃるのだろうか。今はこうして、「平均点以上になった!」と両手を挙げて喜んでいても、2学期になったら、またまた急降下するかもしれず、その時のkekeさんの気持はどのようなものになるのでありましょう。誰かを競い合いを続ける限り、このジレンマは付きまとうのです。

高校に入っても人によっては大学受験が、社会人になっても査定を巡る競争が続きます。専業主婦になってさえ、リッチ加減、旦那や子供で、お隣さんと比較して生活していくのです。と書くとイヤらしいですが、少なくても私は、結婚していた頃はそんな意識を多少なり持っていたような気がします。

私は母子家庭になってから、人と張り合う事がだいぶ無くなりました。離婚した当初は「これで何もかも無くなった、惨めな母子家庭」と思ったものの、なってしまえば、貧乏なのも、部屋が汚ったないのも、夕飯がファーストフードなのも、『うちは母子家庭だから』と言う言葉一つで自分を許すことができるのです。それに、家庭内で部屋が汚い事も、夕飯がファーストフードな事も、家の人間が良ければいいのでは?隣と我が家を比べなければ、何てことは無かったのです。

エアコンもつけない汚ったない部屋で、安いハンバーガーかじりながら、子供とTVを観ながらゴロゴロしてる。
でも、それで幸せでいられる事が、私の誇りです。

たしかに競争を続けていないと、人は上に伸びないかもしれません。国は滅びてしまうかもしれません。でも、全員が全て競い合う必要は無いかも。そして、それに気づくのは、トップから離れてカミングアウト(正確にはドロップアウトでした)してからかもしれません。

kekeさんはこれからどうなるのでしょう?
でも、例えビリっけつになっても、誇りは持ち続けてほしい。
それは可能なのでしょうか。

今日は営業Aさんから、牛丼の割引券を何枚もいただきました。それでは今日は夕飯は牛丼にしましょうか。^o^