きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

ヨコハマG子

2012-05-01 | 友人
夜中に電話があったようだ。G子からだ。
私は翌日昼過ぎに掛けてみると、「また後でかける」と言う素っ気ない返事。
「子供と一緒で話せないのかな」と電話を切った。

それから数時間後、電話が鳴った。
「今、M君とYOKOHAMAに来てる」と言い、「M君に二人で出掛けていることをsakeちゃんに言うなと言われたから、言えなかったんだ。」と言い、「今、45分の休憩を取ることにしてM君は寝てるから掛けたんだ。」と言う。

「この前、sakeちゃんが言ってた【私達の求める永久の愛じゃない】と言う話をしてみたんだ。」
「そしたら何だって?」
「男と女の愛の違いをとことん説明された。」
「なるほど・・・どうもそうらしいね、彼らは私達の求めるようなものは与えられないけれど、かと言って『もて遊ぶ』とか『捨てる』とか、そう言うものでもないらしい。」
「今まで相談ばかりしてきて迷惑かけてきたから、ここで穴埋めをしたいのか?とも訊いてみた。」
「そしたら?」
「それは違うって。今までで充分、与えられたものもあるって。そういう意味でこの関係を望んだわけじゃないって。」
「なるほど・・・。」
「今日は奥さんにも私と出掛けることを断ってきたんだって。」
「え!!それでいいって言うの?」
「うん・・今までも困った時に呼び出していたから・・頻度は今の方が少ないぐらいなの。」

それから「私達は何なんだ?」と質問をしたら「恋人だ」と言う返事が返って来たとか、そう言う報告をして、私は自分にちょっと前によく返ってきた答えが、M君の答えとよく似てるので、たぶんそういうものなんだよ彼らは、と言うばかりだった。

もうすぐ45分になると言うので、「それじゃ、せっかくだから楽しんでおいでよ。」と私は言った。
M君も3人で会いたがっているけど、どう誘ったらいいか分からないらしいと言うので、「いやぁ、オジャマ虫だから私はいいよ」と言い、「どうしてT男は会えるのにM君はダメなの?」と言うので、「知らないことなのを聞いちゃってるんだもん、顔に絶対出ちゃうもん」と言った。
そして、楽しんでおいでね、と言った。


しかし、その後またしばらくしたら電話が鳴って、「別れ際に泣いてしまった」と言う。
「どうして?」と言うと、「M君は離婚は絶対にできないと言った」と言う。

「そりゃそうだろうよ。。。それは無理だよ。」
「だったら、ズルイじゃない?!」
「んー、でもそうなんだよね。」
「この年でそう言うのを起こす精神力が出ないって。」
「たぶん、そんな所だろうと思う。」

「だから、私らの最終的に望むものは手に入らないんだよ。それは覚悟して、自分でどうするか決めなきゃ。それを望まなければ向こうからは切れない。これをどうするかは全部私達に決定権があるんだよ。」

G子は「そのくせ」と言い出し、「T男とオレのキスはどっちがうまいか?」と訊いてくる、と言う。

「sakeちゃんはどう思う?」
「はぁああ??」
「sakeちゃんはどう思う?!」
「えー、知らないよ、どうでもいいじゃん、だって私関係ないし。知らないって。」(赤面)
「どうして男はそんな事を何度もきいてくるの??」
「えぇええ。。。んんー、つまり私達にとってどうでもいい事と彼らの重要性が違うのではないかな。男はそう言う事が大切なのかも。。。。。」

やだ~~~><

「何かさぁ」と私は言って、「頑丈な城がもろくも崩れたって感じなんだよね、私としては。」と言った。

「M君だけはそんな人じゃないと思ってたから。」
「そうそう!M君はそんな人じゃないと思ってたから、城が崩れたよね。」

たぶん、私が3人で会いたくないのは、オジャマ虫って言うよりもこう言う話を聞いてしまった後にM君の顔を正面から見られないような気がするからだと思う。