きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

危険な小道

2012-05-10 | 車の練習
社長から車で送ってくれ、と言う指令を受けたのは4回目ぐらいになるのかな。

あと10分したら出ると言うので、私は車のゴミを片付けに行った。
その時CDも入れ替えようかな?と思ったけれど、まだ福山雅治では、バカの一つ覚え=犬にいつも同じドックフードを与えるみたいな気がして、忍びない様な気がして、わざとそのままにしておいた。

そして机の周りをバタバタ片付ける頃には約束の10分後になりつつあるのだが、そこで電話が入りAさんからである。
「どこそこに現場案内図を送ってほしい」と言う内容だったが、私はメモを取りながら「明日のアサイチでも良いでしょうか?」と言うと「なんで?」と言うので、「これから社長を車でお寺まで送るのです」と言う。

そう言うそばから、社長は今にも出るぞと言う雰囲気で「てめぇ、オレが出るって言ったら出るんだからな」とでも言わんばかりの視線を感じつつ、(だから分かってますよ、ハイハイ・・・)と心の中で自問しながら、気まずく車に乗り込みながら、エンジンをかけると、西野カナの「SAKURA,I love you」が流れてきた。(目下リピート中)

アクセルを踏むも、またしてもこの気まずい空気。。。。。
しかも、掛かっている音楽は西野カナである。
内容は、一緒にいる彼はカナちゃんにとても優しい男の子なのだが、冷たい元彼が忘れられない女心を歌った曲である。しかも、この元彼と言うのがクセモノで、デート中にも携帯をいじくりまわしたり、人の話も聞いているのかどうか分からないいい加減な男なのだが、何故かカナちゃんはその元彼が忘れられない。。。。

社長にあまりに不釣合いなこの曲に耐え切れなくなった私は「あのぉー音楽変えましょうか?」と言うと、「別にいいよ」と笑うのであった。。。

そして「混んでるから裏道を行こう」と言うことになり、言われた通りに信号を曲がり細道を進むと、社長の携帯が鳴って話しながらも、「まっすぐまっすぐ!!」と指で合図を始め、その頃から本来の姿に豹変し、「右から自転車!!」「急に止まったらぶつかる!」「危ない!!」と連呼されながら、目的地に到着。。。。


そうか・・・小道に入ったことがあまりなかったから、今まで知らなかった。
小道は危険が多いとは。(+o+)

それでも社長はアバヨと言う風に手を振って降りていった。。。。(ふぅ)