明日ある方々に渡す手土産を買わないとならない。
車で某駅ビルのデパ地下に寄ろうと決めたのは先週である。
しかし、私は怖がりなので、ああいう駅前のターミナルとか、人通りとか、ああ言う場所に車で行くのが苦手なのだ。よって駅ビルに行く時は一番遠い「提携駐車場」みたいな所にやっと置き、３～4分も歩いてたどり着くのが常である。
しかし、もうじき5年目の車検を迎えるこの私。いつまでもそんなオコチャマみたいなことは言ってられるかっちゅーの。今度こそ駅ビルが目の前にあるような駐車場に置いて堂々と買い物をしよう！
・・・と思ったのが、先週である。
会社で駅ビルの駐車場案内図を見ながら、「よし、ここに止めよう」と決意した。某駅ビル南口駐車場(仮名）である。
ブブーと車を走らせ、予定通りギュイーンとカーブし、人通りをゆっくり越しながら「そろそろだぞ」と思うが、どこにも入口が見つからないまま、車は通り過ぎていく。。。（もうどこかで止めないとどんどん駅から離れてしまう・・）と思い『Ｐ』と書いてあるビル入口みたいな所に車を突っ込むと「すみません」と言いたげなオッサンがいる。
窓を開けてみると「どちらに行かれますか？」と言うので、「そこの駅ビルですよ」と答えると、「それじゃここは違うね」みたいなことを言い、「ほらあそこ、止めるのはあそこだよ」と遠くのＰを指差している。
（えぇ～・・・あんな遠くぅ・・・）と思い、そんなに歩くならここまで来た意味が無いじゃん、と行くフリだけして、気を悪くしてそのまま家に帰る。
それが先週の事である。
私はくじけない。今日こそはマジ、駅ビルの近くにある駐車場に止めて買い物をしてやるぞ、と思い、今度は「北口駐車場（仮名）」にチャレンジすることにした。またもや会社でグーグルマップを見ながら、周りの景色も覚える事にした。
そしてズンズンズンと車を進ませる。北口の方が人通りが激しいので駅前は怖い。でも進ませる。1度こうと地図を見て決めたらもう進路変更をするのは困難なのだ。
人の波が途切れたのを見届け横断歩道を突き進むと、どうも赤い標識がところどころに立っているようにも思う。「まさか」と思うがどうも「入ってはいけません」みたいな感じに見えるのだ。しかしこの人通りの激しい場所を今さらどうバックするのか、また無理に曲がってみた所でその先がどうなっているのかもはや分からない。とにかくゆっくり、人にぶつけないように進むしかない。
そうしてやっと駐車場の入口にたどり着くと駐車場のおじさんに、「ここはこっちではなく、向こうから入るんだよ」と注意されてしまうが、入れてもらえた。もうじき5年の車検だと言うのに、この体たらくがちょっと情けない。
駅ビルは、思ったとおりおいしそうなお菓子が並んでいる。どれにしようと菓子売り場を3回ぐらいグルグル回った。いろんな種類のあられが入ってるのも好きだけど、今は甘いものが食べたかった。自分が食べるわけではないけれど、こういう場所で真剣に買う気で選ぶことが楽しい。
地元でも有名な1度も食べたことが無いお茶菓子を見てたら、試供品をくれた。食べてみたら思ってたより甘かったので、ああこんな感じなのね、と思うことができた。
悩んで悩んだあげく、自分が食べたい洋菓子セット（いろんな種類が入ってる）にした。デパ地下でこうして真剣に買うために選ぶのが楽しい。
そして買ってからが本番。今日の夕飯を自分のサイフから買うのだ。
・・・と意気込んだが、サラダも中華もグラム398円みたいなのばかりで200グラムで800円じゃちょっと高すぎだなぁ・・・と思ってメンチカツを二つだけにする。自分の財布だと思うとやはり貧相になる。
帰りも大変だ。
駅前のターミナルは進入禁止っぽく、「それじゃいったいどこを通ればいいのよ・・」と思いながら、イチかバチかを進んで逃げるように帰ってきた。
家に帰ってから炊飯器を開けると少しご飯が残っていた。kekeは寝ていた。私はまだ残ってる餃子と白菜で鍋を作り、春雨を入れた。そしてメンチを少しのご飯を食べた。
（やっぱ、家の周りで買い物が一番だわ。）
つくづくそう思った。＆もう駅近の駐車場にはいれない。
車で某駅ビルのデパ地下に寄ろうと決めたのは先週である。
しかし、私は怖がりなので、ああいう駅前のターミナルとか、人通りとか、ああ言う場所に車で行くのが苦手なのだ。よって駅ビルに行く時は一番遠い「提携駐車場」みたいな所にやっと置き、３～4分も歩いてたどり着くのが常である。
しかし、もうじき5年目の車検を迎えるこの私。いつまでもそんなオコチャマみたいなことは言ってられるかっちゅーの。今度こそ駅ビルが目の前にあるような駐車場に置いて堂々と買い物をしよう！
・・・と思ったのが、先週である。
会社で駅ビルの駐車場案内図を見ながら、「よし、ここに止めよう」と決意した。某駅ビル南口駐車場(仮名）である。
ブブーと車を走らせ、予定通りギュイーンとカーブし、人通りをゆっくり越しながら「そろそろだぞ」と思うが、どこにも入口が見つからないまま、車は通り過ぎていく。。。（もうどこかで止めないとどんどん駅から離れてしまう・・）と思い『Ｐ』と書いてあるビル入口みたいな所に車を突っ込むと「すみません」と言いたげなオッサンがいる。
窓を開けてみると「どちらに行かれますか？」と言うので、「そこの駅ビルですよ」と答えると、「それじゃここは違うね」みたいなことを言い、「ほらあそこ、止めるのはあそこだよ」と遠くのＰを指差している。
（えぇ～・・・あんな遠くぅ・・・）と思い、そんなに歩くならここまで来た意味が無いじゃん、と行くフリだけして、気を悪くしてそのまま家に帰る。
それが先週の事である。
私はくじけない。今日こそはマジ、駅ビルの近くにある駐車場に止めて買い物をしてやるぞ、と思い、今度は「北口駐車場（仮名）」にチャレンジすることにした。またもや会社でグーグルマップを見ながら、周りの景色も覚える事にした。
そしてズンズンズンと車を進ませる。北口の方が人通りが激しいので駅前は怖い。でも進ませる。1度こうと地図を見て決めたらもう進路変更をするのは困難なのだ。
人の波が途切れたのを見届け横断歩道を突き進むと、どうも赤い標識がところどころに立っているようにも思う。「まさか」と思うがどうも「入ってはいけません」みたいな感じに見えるのだ。しかしこの人通りの激しい場所を今さらどうバックするのか、また無理に曲がってみた所でその先がどうなっているのかもはや分からない。とにかくゆっくり、人にぶつけないように進むしかない。
そうしてやっと駐車場の入口にたどり着くと駐車場のおじさんに、「ここはこっちではなく、向こうから入るんだよ」と注意されてしまうが、入れてもらえた。もうじき5年の車検だと言うのに、この体たらくがちょっと情けない。
駅ビルは、思ったとおりおいしそうなお菓子が並んでいる。どれにしようと菓子売り場を3回ぐらいグルグル回った。いろんな種類のあられが入ってるのも好きだけど、今は甘いものが食べたかった。自分が食べるわけではないけれど、こういう場所で真剣に買う気で選ぶことが楽しい。
地元でも有名な1度も食べたことが無いお茶菓子を見てたら、試供品をくれた。食べてみたら思ってたより甘かったので、ああこんな感じなのね、と思うことができた。
悩んで悩んだあげく、自分が食べたい洋菓子セット（いろんな種類が入ってる）にした。デパ地下でこうして真剣に買うために選ぶのが楽しい。
そして買ってからが本番。今日の夕飯を自分のサイフから買うのだ。
・・・と意気込んだが、サラダも中華もグラム398円みたいなのばかりで200グラムで800円じゃちょっと高すぎだなぁ・・・と思ってメンチカツを二つだけにする。自分の財布だと思うとやはり貧相になる。
帰りも大変だ。
駅前のターミナルは進入禁止っぽく、「それじゃいったいどこを通ればいいのよ・・」と思いながら、イチかバチかを進んで逃げるように帰ってきた。
家に帰ってから炊飯器を開けると少しご飯が残っていた。kekeは寝ていた。私はまだ残ってる餃子と白菜で鍋を作り、春雨を入れた。そしてメンチを少しのご飯を食べた。
（やっぱ、家の周りで買い物が一番だわ。）
つくづくそう思った。＆もう駅近の駐車場にはいれない。