きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

ネズミで上の空

2014-10-15 | 今の会社
昨日から私の頭の中はネズミのことでいっぱいだ。
社長はゴルフでお休みだし、他の人もそれぞれいろんなことを抱えていてとてもではないが「ネズミが・・」と言えない雰囲気である。

(それでもどうにかしなければ。)思っている所にOROという男がやってきた。この男も10年以上前からの知りあいだが、年がひと回り下なのをいいことに私の事を「オバサン」呼ばわりしてバカにする男である。しかもまた一段と腹回りが太くなった。

OROが珍しく「sakeちゃん~」と媚びるので、ついに頭までおかしくなったのか?と思いきや、今頃になって請求書を持ってきたのである。時期ハズレに持ってきてどうにか早く処理してほしいと言うことらしい。

しかし今日は私にも頼みごとがある。「OROちゃんOROちゃん」と私も言い、「私もお願いがあるんです。そこのネズミをとって捨ててちょうだい。」と言うとOROは「なんだこれのこと?」と言い、捕まっているネズミ捕りホイホイ(ゴキブリホイホイのデカイ版)を真っ二つにパタン!と折って「これどこに捨てるの?あそこね、それともsakeさんの車の上?」と言いながら去って帰ろうとするので、「その室外機からの穴の周りのスキマから入ってきたんじゃないかと思うから、よく見てください」と言うが、「セメントみたいなので埋めなきゃだめだね」とOROは言い、「今材料持ってないからZENさんにやってもらいなよ」と言う。

それではZENさんに・・と電話して、↑ネズミの一部始終を話して「穴の周りをちょっと見て隙間を塞いでください」と言うと、「ネェズミぃ~?」と言い、「ふざけるなっ!(忙しいのにそんな事で帰ってられるか!という意)」と言うも、私には重大な事件なので拝み倒して来てもらうことにしたが、その後Aさんに「ZENさんが動く方がコストが掛かるよ」と言われてMさんの所の人に来てもらいなさい、と言われる。

ZENさんに「Aさんに言われたから他の人頼みました」と伝えると勝ち誇ったように「ほれみろ」とばかりに笑う。
怖いので机の引き出しに入っている食べ残しのせんべいやご飯にかけるようの鰹節パックも全部冷蔵庫に片づけた。


翌日Mさんが来てくれて粘土みたいなもので穴の周りを埋めていただく。
バリスタのカプチーノを入れると、「上手ですね!」とビックリするので、「実はボタンを押すだけなんですよ」と種明かしをしてしまう。Mさんは毎年正月に富士山を見に行くそうだけど、世界遺産になってからすごく混んできたので、来年の正月は違う所に行くことにしたそうである。


今日の東京は雨である。

晴れる日もある。雨の日もある。


ZENさんも先ほど事務所に来てくれた。開口一番ネズミの事を気にしてくれているようだった。
そして「ネズミごときで」とまた笑いながら帰って行った。