東アジアが中心と思われたコロナは、とうとうヨーロッパでも広がった。
イタリア、フランス、イギリス、スペイン・・・大騒ぎになっている様子。。。
イタリアで移動制限になる前に大勢の日本人が帰ってきたという。コロナウィルスはL型とS型の2種類があるらしく、イタリアのコロナは武漢と同じで強い方のコロナなのでは?!と恐れてもいる。(あくまで噂です)
どうなるんやろ・・・怖い。。。(-_-;)
株価とか経済的にも大恐慌に見舞われそうなムードもある。
これから倒産したり失業したりする人も増えるんやろか。。。。
武漢でウィルスが大騒ぎになった時、まさかここまでになるとは思わなかった。。。
今、読んでいる本は江崎道朗さん著「天皇家百五十年の戦い」である。
相変わらず、なかなか内容が頭の中に入らない。
その中で記憶に残ったのは、天皇家は終戦と共に当時の金額で37億あったという財産をGHQによって解体されたという話。それまではいっぱいお金があったので、自分のお金(ポケットマネー)から国民のために福祉事業をすることができたがそれができなくなったと書いてある。
そんな大金を奪われてしまったら、どんな気持になられるだろうか。。。でも「国民のために尽くす」ことをモットーとされているそうなので、「それで国民が幸せになれるなら」と思われたのだろうか。
一番衝撃的だったエピソードが「食べている時に表情を変えない」そうである。訪問先で「おいしい」と言う顔をすると、そう言う顔をしなかった時は「まずかったのかなぁ」と誤解されてしまうので、おいしい時もそうで無い時も顔の表情を同じにするという話である。
ゴルフでバーディーを取った時も喜ばない。「俺ってすごいだろう」と言うような振る舞いは国民に対して優越感を持つことになるので許されないことなのだという。
え?!と思ったが、確かに天皇家の方々が喜怒哀楽がハッキリしてて、人によって顔色を変えていたら周りの人は「今度はこうしなきゃ」「あの人みたいにああならなければ」と振り回されることになる。やがてそれは羨望や嫉妬にもつながりかねない。(国民の前には常に平等でいるとはそう言う意味だったのか。)
ポッと出の他国の権力者ではこうはいかないだろう。
褒められればニコニコし、気に入らなければ更迭さえ辞さないのが、よその国の権力者である。
そもそも日本はそういうNO1の権力者みたいな人がいただろうか・・・・?
江戸時代も関東では徳川家だが、皇室には気を遣っているし、織田信長・豊臣秀吉も皇室は立てている。(秀吉なんて関白になって喜んでたぐらいだし)、室町・鎌倉も幕府と皇室の二本立て。平安時代だって、あの藤原道長でさえ天皇にはなっていないもんなぁ~・・・・
明治時代に天皇がTOPであったとしても、天皇は国民に尽くすことをモットーとして、決して権力を振りかざすような存在ではなかった。国民のことを第一に考え、政治家をチェックやフォローする存在だったのではなかろうか。(私の想像)
戦後、天皇が政治家をチェックすることがなくなったので、お金だの女だので国を放り出す政治家がウヨウヨ出てくるようになったのではないの?
こうして考えていくと、天安門事件の後に世界から不評を買った中国がイメージを取り戻そうと(?)、天皇に会いたい、しかも向うから頭を下げて来るのではなく、こちらから行かせるとは、どれだけ失礼な話だろうか。(ったく誰が言い出したのか)
今、国賓国賓と問題になっているが、もしかしたら(私の想像のもしかしたらですよ)、こちらから行かせることだけはどうしても避けたかったのでやむを得ず「国賓」にすることでやっと手を打ったのでは?という想像もできなくもない。
ちなみに昭和天皇は「こういう事を言ったがあれで良かっただろうか」とか、「途中で万歳の声がかかったから話を止めてしまったが、あとの人達は失望しなかっただろうか」とか、車の中で何回も反省されていたそうである。(なので江崎さんは今の上皇さまも御苦労の連続であろうと想像している)
そう言う所からしても、人権問題で問題があるのでは?と囁かれている人とは、今はまだお会いしてほしく無いと言うか、世界から一緒のレベルだと誤解されたくない。
根本的に違うんですから。。。
ある書物では「天皇は何か言われても反論せずに聞きとめる」らしいです。
本当に窮屈だろうなと思います。
そういう教育を幼少から受けているから天皇になれるのでしょうね?
次男さんはノビノビのほほんと育ったから(のように見えます)純粋ではあっても人の意見を聞く耳持たない家族になったのか?
なんて穿った見方をしちゃいます(汗)
天皇の現在の資産は金額ではなく受け継いだ絵画・陶器・書架などでは?
お金に換えられない価値があると思っています。
みみさんが言われるようにそのような教育もあるのでしょうね。
この本では、天皇家の行事も宮内庁の中でだんだん分かる人が減ってしまっているようなことが書いてありました。
長く続いているしきたりだから、なるべく引き継いでいただけるといいですね。
次男さんと言えば眞子さまの婚約はどうなるのかなぁ・・・釣り合いの取れた方と幸せになっていただけるといいなぁと思います。