きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

kekeとの会話

2024-12-22 | 息子keke

昨日はすっかり夜が遅くなり、あまり書けなかったのですが、夕飯をコタツの上をどうにか片付けて、kekeと二人でご飯を食べました。スーパーでネギトロとたまたま半額だったのでローストビーフ(8枚)を買って、海苔で手巻きにすることにして、kekeと一緒に食べないかと誘ったのです。
たまに声をかけると、きりがつけば来るのです。

そして二人で食べたのですが、なかなか話題がありません。
「元旦はどこか行く?」
「部屋を片付ける」
「どうしてそんなに掃除が好きなのか?」
「気持ちがいいから。」

「大晦日は何をするのか?」
「youtubeを見る。」
「何を見るの?」
「いろいろ。」

そんな感じで、とってつけたような話題と、前進しない会話に何か意味があるのかなぁ~と思いながら、そんなヒトコマも、いつかは懐かしい日々という思い出の1ページになるのだろうなぁと思います。
いつだって、その時それほどたいしたことでなくても、後になればいい感じの彩りになり、心に残る・・・それが日々の暮らしなのかもしれません。

それはさておき、会社に入った20代の女の子も「結婚はしたいけど、子供は育てる自信がない」と言っていると聞いて、kekeに訊いてみると、やはり同じ理由で子供を育てる自信がないようです。女の子の「自信がない」の理由はよくわかりませんが、kekeの場合は「自分に経済力がないから」だそうです。

「でも今は共働きの時代だから、(一人の私と違って)余裕ができるのでは?」というと、「今はその共稼ぎが標準なんだよ」といい、共稼ぎの中で経済格差があり、もう既に脱落していると言い、結婚もシェアハウスの感覚に近い感覚のよう。

マドモアゼル・愛さんが「日本では収入の半分近くを税金で取られている」と言っていましたが、本当にそうなのでしょうか。。。私はてっきり高収入の人の話かと思っていたら、年収200万ぐらいでも半分近くなんだかんだと税金で取られているそうです。

税金がそこまで負担が大きいのかは(あまり計算もしたくない失望過ぎて)、わかりませんが、そうであろうと無かろうと、今のこの状態はやっぱり変だと思うのですよ。
kekeが年収300万だとして、だいたい各月平均で手取りが19万だとして、一人暮らしをしたら家賃7万としても、光熱費、食費、お付き合いや服やらシャンプーやら買っていくと、どんなに節約してもそうそうお金は残らないと思うのです。
それで、結婚しました、結婚式もささやかにあげました、しばらくして子供も生まれました、家も考えなきゃね、となるとやっぱり35年ローンとかにならざるを得ないと思うのです。それでそのままこのご時勢、転職も倒産も無くスムーズに勤めが定年まで続くのか・・・などなど、しかも利息も払い続けて家なりマンションなりをキープするにも、マンションだって修繕積み立て費だのだんだん上がるし、家だって15年20年すればあちこち傷みや修繕も必要になってくる・・・・結局私たちは、そういう仕組みの奴隷みたいになっているんですよね。

でも、二言目には「息子はまだ家にいるのか」と言われるように、実家にいてはおかしいみたいな空気が流れ、結局その上記の人生になるように推し進められているというか。事業をやればいいと考えるかもしれないけれど、それもうまく行くとは限らない。
それを努力と呼ぶのなら、私はもう生きて無くてもいいのかな・・・とまで思ってしまうのですね。
次の時代に生きていける自信がまったくありません。

なんか本当になんで人間として生まれてきたのかなと思います。
それで「年収の半分近くも税金で取られているのかも」なんて思ったら何だかなぁ~と言う気持ちです。

この失望感、「なぁ~んだ、結局私たち、そうやって搾取され続けてきたんじゃん」と気がつく時、誰が子供を生みたいと思うのだろう。この世に生まれてきて幸せどころか、結局お金で苦しむだけではないか。。。。そしてそれで儲けている人たちのために。。。

これが若者が「結婚はしてもいいけど、子供は生みたくない」という一番の理由のように思えてならないのですが。

「それでも私は子供を生んでよかったけどなぁ・・・クラス会でも結婚に後悔している人はいたけど、子供を生んで後悔する人はいなかった・・ゾ」というと、「それは親目線でしょ」と言われるようで。。。

でも諦めている訳じゃないと思う。
kekeだって、本当は結婚して子供を育てる夢がまったくない訳じゃないと、最近は思っているんだけどね。。。。



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