昨日は横浜から帰ってきて、急遽冷蔵庫のお肉と野菜をいためました。
今晩はこちら。
餃子を焼いて、ご飯に乗せたのは餃子のタネの余りを焼いたものです。醤油をたらして食べるところ。
息子は作り置きのハンバーグにハッシュドビーフをかけて食べてもらうことにしました。
そして・・・
こちらのビール。
あるショッピングモールで見知らぬ男性がいっぱいまとめて買っていました。見たことがないビールだけどおいしいのかしら?と、1本だけ残っていたビールを買ってみたのです。甘みがあっておいしかった。どこの国のだろう?と思ったら、国産でした。三重県伊勢市の会社でそこで作られているようです。また今度見つけたら買ってみよう。たしか何種類かあったように思います。’天正三年(1575年)と書いてあります。
さて、今日は特に予定もなく、変な夢(車がコントロールきかなくなる)を見てしまって(あぁ夢でよかった~^^;)と思って、タブレットでマドモアゼル・愛さんの動画を見ていたら「お勧め動画」としてあがってきたものがこちらでした。
瀬戸内寂聴さんと美輪明宏さんの対談の動画です。
お二人とも本を何冊か読んでいてとても興味深かったので、何を話されるのだろうと見てみました。50分もとても見ていられないと思い、最初の5分10分だけのつもりだったのですが・・・あっという間に50何分?最後まで見てしまいました。
全然飽きなかったです。
瀬戸内さんは真っ正直であっけらかんと明るい方。美輪さんは落ち着いていて理論的という感じという対照的な雰囲気と言い、お二人とも確固たるものがありながら、正しい・間違いでモノを切らない、やわらかさがある所、それでさりげないユーモアで会場を笑わせる上品で飽きさせない話術。笑いあり、涙ありの講演でした。
それである若い女性から「結婚相手の見定め方を教えてください」なる相談があり、瀬戸内さんは「条件なんてないのよ、好きな人と結婚するのよ」と瀬戸内さんらしい回答をした後に美輪さんが「私は結婚がいいものだとは思わないわ」と言い、「ウエディングドレスは死に装束、そうでしょ皆さん?」と会場の笑いを取っていました。
たしかにそうかも。。。
この前は遺族年金で文句を言ってしまったけど、遺族年金でももらわなきゃやってられない部分もありますよね。。。私だって今頼れる相手がいないから、「いるだけで幸せじゃん」と思うけれど、いたらいたらで、必ずブーブー言っていたと思います。やっぱり(親子ではない)他人と一緒に暮らしていくって大変ですよね。美輪さんは鋭いと思い、またそれをジョークでオブラートにくるむセンスいいですよね。^^こういう笑いは好きです。
あと、美輪さんは「羨ましいと思う人は一人もいない」という話をして、「自分が一番というのではなくて、大金持ちやいろんな人を知っていて、大金持ちで幸せになる人があまりいない」と言っておられました。正負の法則とは美輪さんがよく本でも書かれているのですが、何かに恵まれすぎてしまうと、どこかでその代償を払うことになるそうです。そして「だから皆さんは安心ですね」とまた会場の笑いを取っていました。^^
そして最後はやはりお二人そろって「戦争に反対」を強く語っていました。お二人とも戦前のお生まれで冒頭で「今の国内の雰囲気が当時に似てきている」とも語り、最後に美輪さんが「皆さん、見抜いてください」と言っておられました。美輪さんの涙ながらに語った実際見た話(二度と戻らなかった息子さんを兵隊に送り出すお母さんの話)もありました。
瀬戸内さんは、あっけらかんと「私まだ経験していないのは刑務所に入ることなんですよ。」と言い「でもまたあの時代になった時は刑務所に入っても戦争に反対するつもりでいます。」と語られました。
この動画は9年前のものです。
コメント欄は「この動画、どうしてこんなに悪評価が多いのだろう」と書かれた方がいて、当時のyoutubeはBAD評価も数が書かれていて評価が分かれていたようです。当時はまだ安倍政権で「改憲して戦争できる国にしないと侵略される」という言論が幅を利かせていました。私もそう思っていたし、「改憲反対するのは反日」という空気が強かった頃です。プロパガンダもたぶんあったのではないかなと私個人的には思っています。
でも今冷静に考えて、戦争になったとしてどうするのでしょう?
中国がロシアと組むのは間違いなく、ロシアの今の戦力はウクライナ戦争で明らかです。数の上でも中国にかなうものはない。そして、アメリカやNATOが日本のためにどこまで自国の兵隊を犠牲にするのも、ウクライナを見れば明らかです。ほとんど助けはしませんよ、それどころか武器を売って儲けるために戦争だけはいつまでも続けさせるでしょう。(それもウクライナ戦争を見れば明らか。)
「じゃ、侵略されたらどうすんの?」とコメントされた方がいて、私もしばらく(侵略されたらどうするんだろう?)と考えたのですが、やっぱりそういう武力で侵略する・されるじゃない世界、そういう考えを上塗りさせるようなみんながニコニコする平和が巣晴らしいという価値観に世界を導くことが、日本の役目だと考えたんです。
あちこちに神様がいて、ゆるい価値観で神様がいっぱいいてもケンカせず暮らせるとか、落としたサイフが交番に届いて持ち主に戻ってくるとか、他に例が思いつかないけど、みんながニコニコしてwin-winというのが本当の平和で素晴らしい、という日本的に価値観、みんな違ってみんな良いを積極的に日本から世界に広げるのはどうでしょう?
ある人は戦争の悲惨な経験を世界に発進してもよいし、アニメとか、観光業のおもてなし文化もいいと思います。そういう日本らしい穏やかなモノの見方をひとりひとりがSNSとかで伝えて、ハッピーな地球を作っていくのが日本人の使命だと考えるのはどうだろうか?
ただ単にひとりひとりが、自分の今日起きた楽しかったことを発信する。そう思えば外国人観光者や留学生が増える今もチャンスかもしれません。この日本的なモノの見方を勉強して自国に帰っていただければ最高なのに。。。
と思ったのは、あのジョン・レノンがオノ・ヨーコさんと出会って、日本の文化(そういうモノの見方)に感動して作ったのが、あの「イマジン」という名曲だったと言う逸話があり、ジョン・レノンがそうなのなら、気がつく人が気がついてきて、その世界の価値観はだんだん変わっていく・・というのも不可能ではない。
これぞ名づけて「♯世界平和化計画」だな。←「♯世界クロミ化計画」のマネ
侵略されたらどうする、じゃなくて、そんなことのない平和な世界に日本から発信して変えていくのだ。(^o^)