「ホンマでっか!?TV」というバラエティー番組があります。さまざまなテーマに対して、いろんな分野の専門家が研究結果の知見などを元に、面白おかしくコメントしていくというものです。
研究結果を一般の事柄にそのまま当てはめることが出来るわけではありませんが、結構なるほどと思うこともあります。その中で、以下のようなことがありました。
曰く「涼しい秋になったから、ウォーキングやランニングを始めようと思って始めた人は、ほとんど長続きしない」ということです。
何故かというと、状態のいい時に何かを始めると、状態が厳しくなった時に耐えられないからだそうです。なるほどと思う反面、それはどうかなと思うこともあります。
なるほどと思うのは一般的な反応だと思いますが、どうかなと思うのは、一つには、元々の調査の中に「決意のほど」が入っていないと思われることです。
仮に、過酷な季節に始めるとしたら良いとしても、それほどの決意のない人は、長続きどころか始めようとする気すら起きないでしょう。その人たちが、季節の良い秋や春に始めたとしても長続きしないのは当然であって、問題の本質は、始める時期ではなく、「決意のほど」なのではないかと思います。
ちなみに、私がジョギングを始めたのは、駅伝大会に向けて倅にはっぱをかけようと思ってのことで、駅伝大会まで1ヶ月ちょととなった12月10日のことです。大会まで1日も欠かさず走ろうと「決意」して始めたため、寒さなどは気にならりませんでした(気になったのかもしれませんが、まったく覚えていません)。
やはり、大切なのは、自分の「やる気」なんだと思います(もちろん、やる気があれば、何でもできると思うほどの理想主義ではありませんけども)。