昨日、グラブのポケットに関して書いたところで、自分のグラブを載せました。
このグラブは、9年近く前に買ったものです。約9年前、倅が小学校3年生の年末に散ドラに入団した時は、親子ともども玩具のようなグラブを使っていました。玩具といっても、上等な部類で、形はちゃんとしたものでしたが、やはりビニール製なので、たまのキャッチボールなら大丈夫ですが、毎週末しっかり野球をやっていると、表面がポロポロをはがれてきてしまいました。そこで、革のグラブを買おうとなったわけです。
もちろん、倅がメインなのですが、私も25年ぶりくらいにちゃんとしたグラブを買うこともあって、ちょっとワクワクしました。倅はまだ小さかったので、小ぶりな二岡モデルのグラブを買いました。内野手にしたいわけではなく、まだ小さかった倅の手に一番フィットしそうだったからです。そして、私が買ったのが、上の写真の松井秀喜モデルです。
中学以来、外野一筋でしたし、松井選手の大ファンだったので、つい勢いで買ってしまったのですが、すぐに後悔することになりました。松井選手とまったく同じサイズではないのでしょうが、手の小さい私にはどうみても大きすぎでした。しかも、形も微妙で、私の手にフィットしませんでした。まさか、こんなに長く野球をやるとは思ってもみなかったので、勢いで買ってしまったのですが、グラブ選びは慎重にすることが必要ですね。
そんな後悔を抱えながら、長らく使ってきましたし、まだまだ使えるのですが、昨日、土手の部分の紐が一部切れてしまいました。今は便利な世の中で、「グラブ 紐 通し方」などと検索すると、グラブの手入れの仕方がいっぱいヒットします。そういうことが向いてそうに見られますが、実は、気が短く、そういう細かい作業が、どうも苦手です。子どもの頃も、プラモデルをちきんと仕上げた記憶がないくらいです。
ということで、土手の部分はプレーに影響は少ないので、しばらく、直すのか、新しいグラブを買うべきか思案しようと思います。買うとなれば、今度は絶対自分の手にフィットする普通のオールラウンダー用を買うつもりです。
話は変わりますが、部員のグラブで気になるのは、入団したてのシオンですね、入団したてなので、仕方ありませんが、やっぱりまだ玩具のグラブです。しかし、筋は悪くないので、早めにちゃんとしたグラブにした方がいいと思います。また、ガクが使っているのは、姉リサのお下がりだと思いますが、大きすぎて完全にグラブに使われています。ただでさえ、横で捕る癖があるのですが、大きくて扱いにくいグラブがそれを助長しているように思います。身体が小さいので、本当はもっと小ぶりの手にフィットするものを使った方がいいですね。
どういうバットを使うかもとても大事で、身体に対して重すぎるバットを使うのも、軽すぎるバットを使うのも、問題です。全然ボールが飛ばないので、重いバットに替えさせたところポンポン大きな当たりを打つようになったケースもあります。身体が大きくなり、パワーがついているのに、小さい頃からの軽いバットを使い続けていたからです。
自分のグラブの話でしたが、道具って、実はとても大事です。一流選手は、「実は」なんて言われなくても、百も承知だと思いますが、我々凡人はなかなか気づかない点です。
散ドラ諸君も、道具を大事にし、道具を真剣に考えよう!ついでも、ユニフォーム姿が凛々しく見えることも大事です。だらしない格好をしていると、プレーもだらしなくなります。精神論ではありません。人に見られているという緊張感がプレーにも出るのです。
見た目も、中身も、道具への気遣いも、がんばれ散田ドラゴンズ!