ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

授乳タイムを孤食にしない

2008年11月06日 | 母乳は心の栄養
本日は、愛知県犬山市に来ています。
旅館の部屋に宿泊しています。
風邪が治らず、声がかれて出ない常態です。
明日の講演が控えていますが何とかなるでしょう。
出なければ出ないなりにやります。

お母さんは、我が子にどのようなかたちで授乳していますか。
我が子の瞳を見ながら優しく語りかけながら授乳している人はどれだけいるでしょうか?

7割から8割のお母さんがテレビを見ながら授乳していると言われます。
赤ちゃんが楽しみにしていたおっぱいタイムは、お母さんとの交流タイムです。
しかし、テレビや携帯メール、パソコン操作をしながら、お母さんの心ここにあらず、せっかくの授乳も単なる餌やりに終わってしまいます。
好ましくない育児見本の孤食そのものです。

おっぱいやミルクを与えるときには、優しく微笑みながら声をかけて与えてください。
そして必ず抱いてあげてください。
以前いわれていた「抱き癖」という言葉は無くなりました。
しかし、まだ抱き癖がつくという祖父母がまだいます。とても残念です。

抱かれる子ほどいい子に育ちます。
関係性の障害によって生じたトラウマの累積により、将来生じるかもしれない非行行為の発生を予防するためには、抱っこが最善の癒しとなります。

たくさん抱いてあげてください。



コメント
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