ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

子育て力

2010年02月12日 | 子育てにマニュアルは必要ない
1_1021

皆さんに「子育て力」は備わっていますか?
そのように問われると皆さん自信を持って「備わっている」と答えられますか?
多くの方が、即座に答えることが出来ないのではないでしょうか。
人によって子育て力の尺度も様々です。

20代、30代の親には「子育て力」が低下し「希薄」な方が多いのではないでしょうか。
そのような方は「マニュアル」「育児書」「玉石混淆の情報」に頼った子育てをして悩みを深めているのです。
まさに「負の連鎖」です。
今、ワークライフバランスなどと言っていますが、母が幼児を預けて就労することが「美化」されていますが、国や自治体は「預けられた子」の将来や次世代のことを真剣に考えているのでしょうか?
爺は全く考えていないと思っています。
国や自治体は無策です。
保育所を作ればいいといっていますが、それは働かせて「納税」させるためです。
生活が苦しくとも少なくとも2才までは「母」が育てて欲しい。
それが無理なら家庭的で少人数を預かる場を作って欲しい。

子育て力をアップするためには、親から養育されることが必要です。
子は将来、親の子育てをなぞるのです。
なぞり方を知らない、受け継いでいない親は、子育てマニュアルを参考にするしかないのです。
そもそも子育ては千差万別、一人一人全く違います。
その子にあったマニュアルはこの世にはないのです。
子育て力を高めるためには、我が子の出すシグナルを感じ取り対処することです。
我が子が教えてくれます。
素直になって、我が子に教えてもらってください。

子育てに集中しなければならない「母親」を甘い言葉や預ける場所をつくり、働かせ収入を得させて「所得税」を払わせることが狙いに思えてなりません。
子育てのために専業主婦をしていることが「悪」で「肩身の狭く」後ろめたいような風潮を造っているように思います。
我が子のことを考えてくれるのあなた方「親」だけです。
子育て力は、親から受け継ぐものです。
保育士や他人からは受け継げるものではありません。
乳幼児の間に親からされたことを、脳にすり込み記憶させ、親になった時に活かすのです。




コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする