ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

妊婦もシートベルトの着用を

2008年11月11日 | インポート
妊婦もシートベルトをしよう!!
正しいシートベルトの着用で母体とお腹の赤ちゃんを守ることが出来ます。
着用のポイント
①腰にかけるベルトはお腹のふくらみを避けて、腰骨のできるだけ低い位置にしっかりしめる。
②肩ベルトは、肩から両胸の間を通して、お腹を避けて脇腹に通します。

③首に掛からないようにしてベルトがたるまないようにして、体にぴったりとするように座席シートを調節する。

体格や個人差がありますので、かかりつけの医師や助産師に相談してください。

シートベルトの着用で妊婦さん自身を守りましょう。それはお腹の赤ちゃんを守ることになります。
正しい付け方は下のファイルをご覧ください。


「poster_seatbelt.pdf」をダウンロード



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昨日の毎日新聞に紹介の記事が

2008年11月10日 | インポート
昨日の毎日新聞大阪版にて、紹介されました。
記事の見出しは「お母さんに正しい情報」
妊娠中から育児までの不安解消
僕の活動を紹介してくれました。

丹波の「親塾」まで書かれています。
まとめにお母さんへのアドバイスを聞かれ
「育児書にこだわらず。子育てが楽しいと思えれば、それが本当の「親力」なのだと語った。
ダウンロードしてPDFでご覧ください。

Img_0234


「0819.PDF」をダウンロード



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子連れはホームで携帯メールやめろ

2008年11月09日 | インポート
子育てべからず
これから、「子育てべからず、これはやめろ」を不定期で書きます。

最近、目にすることが多くなり絶対に止めるべきであることがあります。

電車のホームで、幼児を連れながら子どもの手をつながず「携帯電話」でメールをしている母親を目にすることがある。
我が子がホームに落ちて「死んでもいいのか」と激しい怒りを感じる。
無責任にもほどがある。

もう少し我が子のことを考えて欲しい。
携帯電話に集中していると周囲への気配りが出来なくなります。
不幸な結末が待っています。
それを考えて危険が考えられるところでは、携帯メールの使用はするな!!!

ホームから連絡する危険があります。
我が子の手を握り手を放してはいけません。

我が子は、親の行動を見ています。
子どもの模範となるような行動をしてください。

ホームでの携帯は絶対に止めてください。



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東京で周産期患者たらい回し再び

2008年11月08日 | 周産期医療
周産期医療搬送問題再び
産婦搬送でたらい回しの件数はまだ増えるのではないかと思います。
東京都の問題は、周産期搬送システムに問題があるのではなく、このシステムに対する理解度が、国や自治体それに、医師会の3者にあります。
国や自治体は、作文だけをして文章を絵に描いたらお終いです。

医師会は、そのシステムをどのように運用していく仕組みをつくるのかマンパワーをどのように運用するのかなどが欠けています。
一次医療、二次医療、三次医療の患者やをどのように搬送するのか、基準をどうするのか、医師をどのように確保するのか等、具体的につくった上で実施しなければなりません。
東京都の場合はそれが欠けていたのではないでしょうか?
周産期センターやERという以上は最低限の医師を確保できなければ意味がない。
看板倒れ、看板にもならない。
医師の質も問われなければならない。だれでもいいのではない。
人の心の痛みがわかる医師でなければならない。
員数あわせではいけない。
給与を上げれば医師が来るわけではない。
いい医師の元で医療技術と知識が磨けることができることが必要な要件であるように思う。

搬送受け入れ拒否の中に潜んでいるのは、病状を診断する能力にかける医師が病状をある程度診断して、その重篤性を搬送する時点で告知していれば受け入れるはずである。

一次医療施設の医療知識の向上が成されなければ、この問題は解決しない。

いい例を紹介しましょう。
宮崎県で行われている周産期医療システムです。
このシステムを作り上げた、宮崎大学医学部の池の上教授の熱意が創り上げたものである。
新聞記事の抜粋から

熊本日日新聞2008年7月2日付夕刊より
 「出産千人に対し、妊娠満二十二週以降の死産と生後一週間未満の新生児死亡を合計した比率を、周産期死亡率という。宮崎県は一九九四年、この数字が一〇・五と全国ワーストワンだった。県健康増進課によると、前後の時期も似たような数字で低迷していた。

 鹿児島市立病院から一九九一年、宮崎大附属病院に赴任した池ノ上克(つよむ)産婦人科教授も危機感を募らせた一人だった。池の上教授は鹿児島時代の七六年、国内初の五つ子誕生に立ち会い、主治医として百三日間接した。

 宮崎の現状打開のため県や医師会と協力し、周産期医療の全県的な底上げを目指した。これが今、「宮崎方式」と呼ばれ実を結んでいる。広い県土を四エリアに分け、各エリアに周産期母子医療センターを併設した病院(二次施設)を新設。開業医(一次施設)が手に負えないハイリスク妊婦を受け入れた。

 現在、四エリアに七病院あり、県立病院四つ、国立病院機構一つ、民間二つ。ここでも診療できない高度ハイリスク妊婦や新生児は、宮崎大附属病院の総合周産期母子医療センター(三次施設)に搬送する。

 二次、三次施設の医師は毎朝、テレビを使った症例検討会を開いて腕を磨く。開業医や助産師、看護師、保健師、自治体職員らを対象にした周産期セミナーも既に十年以上、定期的に開かれている。

 池ノ上教授の真髄は、臨床面の強化にとどまらず、後進育成にある。卒前の講義で周産期医療の具体的な症例を取り上げ、産婦人科の魅力を伝えるよう心を砕く。医局に入った若手医師には婦人科、産科、新生児を三~四カ月間隔で経験させ、小児診療もできる産婦人科医を養成している。

 宮崎県の人口十万人当たりの産科医数は〇六年度で九・一人。全国平均の七・五人を上回る。周産期死亡率も〇六年は全国トップ水準の三・七。一九八〇年の約三分の一に減った」
いかがですか、このシステムの運用に尽力した池の上教授の熱意が成し遂げたのです。
だれでも出来るものではありません。
現場の状況がわからない医学部の教授が陣頭指揮をとっても、上手くいかない。
学問や研究で教授になったり婦人科の教授がなっても不可能である。

全国の自治体は、宮崎方式をまねることは不可能である。
大都市には、複数の大学があり、学閥で主導権争いが起きてまとまらない。
地方では、可能であるが人財(材)がいない。

今年の6月に、池の上先生の講演を聴いたが感動した。
素晴らしい医師であり、教育者です。



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妊婦緊急搬送の問題点?

2008年11月07日 | 周産期医療
最近、妊婦の救急医療が問題になっていますが、健康で産めるような体作りを妊婦に指導すれば救急医療を使う人が少なくなるのでは・・・と思っていますが現実は難しいのかな~~
という声をよせていただきました。
本当にその通りです。
しかし、それをしていくためには、食生活や生活そのものを変えていかないと不可能です。
妊娠してから、安産を求めても親からいいお産が出来る「生活環境」で育まれなければ不可能です。

今の10代、20代、30代の女性の食生活は狂っています。
ファーストフードや菓子パン、スナック菓子、コンビニ弁当、ケーキなど飽食三昧では身体ができません。
妊娠しにくく、妊娠しても妊娠高血圧症や早産になる可能性が高いです。
生活も我が国古来の雑巾がけや拭き掃除、和式のトイレなどが安全できる体型をつくりました。
それらが今の生活では失われてしまいました。

根本的に生活を見直す以外に方法はありません。

また、医師の数だけ増やしても同じことが起きるだけである。
正常や異常を診ることができる医師を育成しなければ意味がない。
器械頼みの検査屋医師では無理です。
緊急搬送でも的確な診断や症状を推定出来ないから搬送を受けてもらえないのです。

このブログを書いている最中に、携帯電話がなりました。
出てみると「ピンポンパン」の番組をつくっていたときのメンバーからでした。
OB会を開いた反省会をしている最中とのことでした。
カータンから電話でした。スタッフも代わる代わるにでました。
懐かしい。
スタッフは皆、退職しています。

犬山で聞くのもまた不思議です。



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授乳タイムを孤食にしない

2008年11月06日 | 母乳は心の栄養
本日は、愛知県犬山市に来ています。
旅館の部屋に宿泊しています。
風邪が治らず、声がかれて出ない常態です。
明日の講演が控えていますが何とかなるでしょう。
出なければ出ないなりにやります。

お母さんは、我が子にどのようなかたちで授乳していますか。
我が子の瞳を見ながら優しく語りかけながら授乳している人はどれだけいるでしょうか?

7割から8割のお母さんがテレビを見ながら授乳していると言われます。
赤ちゃんが楽しみにしていたおっぱいタイムは、お母さんとの交流タイムです。
しかし、テレビや携帯メール、パソコン操作をしながら、お母さんの心ここにあらず、せっかくの授乳も単なる餌やりに終わってしまいます。
好ましくない育児見本の孤食そのものです。

おっぱいやミルクを与えるときには、優しく微笑みながら声をかけて与えてください。
そして必ず抱いてあげてください。
以前いわれていた「抱き癖」という言葉は無くなりました。
しかし、まだ抱き癖がつくという祖父母がまだいます。とても残念です。

抱かれる子ほどいい子に育ちます。
関係性の障害によって生じたトラウマの累積により、将来生じるかもしれない非行行為の発生を予防するためには、抱っこが最善の癒しとなります。

たくさん抱いてあげてください。



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またまた風邪です

2008年11月04日 | 日々の思い
今日も頑張って、書こうと思ったのですが、午後から体がだるく昨日から風邪をひいてしまったようです。
いただいた手作りの生姜湯とその中に葛をれて飲んだり、葛根湯を飲んでいます。

ブログを書こうとアタマをひねっても文章がうかびません。
今回の風邪は咳が出ます。
早く治さないと大変です。
明後日から愛知県に行きます。
金曜日の朝から講演をします。
そのためにも体調を戻したいのですが、どうなるやら。
今夜は早めに寝ます。
今週は、たくさんしなければならない用事が多くて大変です。
土曜日は、母育所の準備、日曜日は母育所第7回です。
会場のセッテイングやレジュメの印刷やアンケートの文章作りなど・・・・・。
たくさんの仕事があります。

先月から体調はあまりよくありません。

身体と相談しながら無理せず動きます。

皆さんにコメントをいただいています。
ありがとうございます。
励みになります。

皆さんも風邪をひかないようにご自愛ください。
風邪をひいたら早めに薬を服用して治してください。

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幼児に英語教育は必要ない!!

2008年11月03日 | 子どもの成長
早期教育?幼児に英語は必要か!!!
??赤ちゃんに英語教材等のビデオやCDで早期教育を推奨する人や企業がありますが、皆さん必要だと思いますか?
育児情報誌といっているがじつは、育児商品宣伝雑誌に惑わされないでください。

また、自分自身が「英語」で苦労した経験や悩みを感じたことのある親に多い。
それって「コンプレックス」ではありませんか。
だからといって、我が子に英語教育をしても意味がありません。
子どもがかわいそうです。
企業の金儲けに踊らされる愚かな親です。
そんな時間と金があったら大事に使うことです。
母国語、第一言語が完成してから、自らの意思で子どもが学べばいいのです。
その他の、幼児用の教材もいらない。

購入したけど「続かない」「子どもが喜ばない」最後にはほこりをかぶって終われる。

「4歳児にとって英語や算数の授業はストレスが大きく、早期教育は後の成績向上につながらない-。英各紙は、ケンブリッジ大学のロビン・アレクサンダー教授らがまとめたこうした調査結果を報じた。? ?調査は、日本やフランスなど22カ国の児童が対象。英国は、多くの西側諸国より1、2歳早く、4歳から公的教育がスタートする。しかし、7歳から始まるスウェーデンやフィンランドと比べても、11歳までの児童の成績は英国が劣るという。? ?アレクサンダー教授らは「早期教育が子供の後の成功にとって有益という仮説は裏付けられなかった」と結論。幼いころから勉強を強制されることで、「学習意欲を失うといったマイナス影響が出る」との指摘もある。」時事通信

幼児からの英語教育で、結果的に最も被害を受けるのは、子どもたち自身である。
私のブログを読んでいただいてる親は、企業の金儲けの甘言に惑わされないと思いますが敢えて書きました。




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誉めて育てる

2008年11月02日 | 子どもの成長
あなたは、親から誉められて育てられましたか?
誉めて育てられた子は、我が子の子育てで同じことが出来ます。

子どもにとっては、お母さんに褒められることはとてもとてもうれしいことです。
親に認められたり褒められたくて、いろいろなことにチャレンジします。
 そんな時には「お母さん、うれしいよ、よくやったね。偉かったね」などと、心からよろこんで、誉めてあげると、お母さんの喜んでいる気持がつたわり、子どもは喜んでチャレンジします。
誉めて育てられることは自立心の向上につながり、責任感の強い子に育ちます。

見て見て、できたよと、得意な顔で声をかけてきたときに忙しいからあとで・・・などと聞き流していませんか?
そんな時の我が子の「顔」を考えたことはありますか?
せっかく頑張ってチャレンジした子どもの心はしぼんでしまいます。
そんなことが繰り返されると、次第にやる気が失せ消極的な性格の子どもに育ってしまいます。

誉めて育てることを、明日から実行してください。
子育てがみちがえるように楽しくなりますよ。

褒めることはとても大切ですが、やる気を引き出すために「励ます」ことも大事なことです。

 チャレンジして失敗し、悲しんでいるときに、親から励まされると、前向きの気持ちを取り戻すことができ、再チャレンジできます。
失敗することはとても大切です。
その時は、応援してあげてください。
そして、成功したら心から誉めてあげてください。






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サプリメントなんてやめようよ!!

2008年11月01日 | 子育て・授乳中の食事
サプリメントなんてやめようよ!!
我が国独特の和食を食べていればサプリメントなどは必要ないと、個人的には思います。
私は、全く使ったことがないのです。
今後も使うことはまったくありません。
必要なものは、食物からいただきます。

しかし、最近の傾向としてファーストフードや菓子パン、コンビニ弁当などで食事を済ませたり、?レトルト食品ではカロリーは摂取できても、ビタミンやミネラルは不足していることを理由に、サプリメントを薦める人たちがいますがそれは間違っています。
食生活を整えるように教えなければいけません。

ビタミンやミネラルといった栄養素はバランスのよい食事をこころがけていれば摂取できます。

笑止千万なのは、ダイエットをしているからサプリメントで補充なんて言うことが行われています。ダイエット食品やサプリメントを売っている。

アメリカの医師会は、ビタミンなどをサプリメントの形で補充する必要はないと警告しています。

今一度、日本人として「食事」を考えなおしてください。
孫子のためにいい食生活をしましょう。
無駄なモノに金を使う必要はありません。
その分でいい食事をしましょう。

野菜は「旬」のものを、有機栽培されたモノを選んでください。
野菜もどきの商品は、売るためだけの「見栄え」で愚かな消費者をだましています。
水耕栽培や季節のない野菜は体には合わない。
野菜の形をしているだけです。
植物は、太陽の光を浴びて育つのです。
太陽の恵みです。
旬の野菜は、私たちの体を守り育ててくれます。それは「医食同源」です。
我が国の気候にあった生活をするために、旬の野菜があります。

妊娠中や子育て中は時に食事に気配りをしてくださいね。



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