ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

靴を履かせるのはいつから

2010年02月10日 | 子どもの成長
靴を履かせる時期についてお尋ねがたまごママネットにありましたので、渡辺眞史先生に答えていただきましたのでそれをご紹介します。
何事も焦らずが基本です。
    ****************
靴を履かせる時期について教えてください。

2月で1歳1ヶ月になる男の子を育てています。
 1ヶ月前ごろから伝い歩きをするようになり、ときどき手を離してダダダッと前のめりに倒れこむように歩くこともあります。
 外遊びにも毎日出かけるので、そろそろ靴が必要かと思ってお店で試してみたのですが、とても嫌がって履こうとしませんでした。
 今から少しずつでも慣らしたほうがいいのか、それとも、今は足の裏でいろんな感触を体験したり、足の指を使う練習をしたりするために、靴はまだはかないほうがいいのかよくわからないので質問させていただきました。
今は外遊びのときは靴下を履かせて、柔らかい地面のプレイグラウンドで遊んでいます。
ほとんどハイハイで移動しているので、裸足だと足の甲をすりむいてしましました。家の中は床がタイルで冷たいのですが、靴下を履くとすべって危ないので、裸足で過ごしています。
どうぞよろしくお願いします。
    **************
回答 たまごママネット医師団
まだ歩き始めで靴を履くには早いようです。
しっかり歩けるようになってからで十分です。
靴を履いて歩くのは1歳4ヶ月頃が基準になります。
それまでゆっくり待ってください。
外で遊ぶ機会が増えれば、また時期が来れば必ず靴を履くようになります。
お母さんが「履かせないと」という気持ちで靴を履かせようとすると子どもは嫌がるかもしれません。
お母さんと一緒に靴を履いて外で遊ぼというような楽しい雰囲気で靴を履かせるようにしてみてください。
家の中や、けがをしないような芝生やグラウンドで裸足でいることも良いことです。
直に足の裏で触れる感触をたくさん経験することは、歩くようになってからのバランスに役立つと思います。
まだ急がないで裸足の感触を大切にしてあげてください。
?渡辺先生 山形県立中央病院小児科 10.2.10
    ****************
いかがでしたか。
先生の答えにありますように、裸足で歩くことも大切です。
たくさん、たくさん、裸足で歩かせてください。
何事も焦らずノンビリが基本。
子は親の思うとおりになりません。

追加
2010年4月13日にお母さんからメールがきました。
********
以前に靴を履かせる時期についてお伺いしたものです。その節はどうもありがとうございました。
ある日突然、自分で靴を持ってきて履かせてくれと言い出し、今は毎日外遊びを楽しんでいます。
********
待つことは大切です。
焦りは禁物。

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子育て便乗商法

2010年02月09日 | 出産・子育てを惑わすマスコミ
親たちよ!!!
悪どい、マスコミや商人にだまされるな!!!!
金儲けしか目的のない「商法」に惑わされ便乗していく愚かな「親」がまんまと欺される。
ペットホテルブームの次のターゲットは「ベビーホテル」赤ちゃん連れの快適な旅!!!
誰が喜ぶのか???
赤ちゃん連れで泊まれるホテル、旅館を売り物にした宿泊施設がこのところよく紹介されている。
紙おむつ、ミルク用煮沸器、ミルクなどを準備しています。

子育てで大変な親は気分転換に旅行をしたい、遊びに行きたいと思っています。
そんなターゲットに的を絞った旅行業界。
長時間の旅では、赤ちゃんの疲労はまします。
また、赤ちゃんは自分の家が一番落ち着くのです。
環境が変わって不安感を持ちます。
不安で眠れない。落ち着かない。
親は、上機嫌で遊んでいる。
お母さん、お父さん、私はイヤだ家に帰りたい。

全くこどもの心を無視した、楽しい旅を売り物にし、 愚かな親を欺し、 それを煽る愚かなマスコミは赦せない。

1才、2才で旅をすることは避けたほうがいい。
実家に帰るとか、ゆったりしたスケジュールでないかぎり止めることを薦めます。
快楽を求めるな。
いつかこどもと楽しい旅が出来るようになります。

何事も「赤ちゃん・こども」優先で行動してください。
そうすることによって自ずからすべきことを感じることができます。
行きたい気持ちはわかるが、今しばらく辛抱を。

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雪が積もりました。

2010年02月07日 | 丹波篠山暮らし
1027

一昨日から降り続いた雪が昨夜あがりました。
辺り一面白銀の世界です。
心が洗われます。
1027_2

雪国の人にとっては迷惑な雪でしょうね。
たまに見る人やこどもにとってはうれしいものですが。
朝から雪かきをして道を確保しました。
これを毎朝やっている皆さんのご苦労がわかりました。
何事も経験しないとわかりませんね。
Photo
畑のネギが雪に埋まりました。
寒さがネギを甘くしてくれます。
凍らないためにネギは当分を出すそうです。
それで霜や雪が降ると甘くなるようです。






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雪の朝

2010年02月06日 | 丹波篠山暮らし
1026
1026_2

昨夜から冷え込んでいましたが、一昨日より温かい感じで熟睡できました。
しかし、朝起きてみると一面の雪景色です。
この冬一番の積雪です。
あたり一面真っ白です。
1026_3
1026_4
雪国の人々にはもうしわけありませんが、純白の景観に心をあらわれます。
朝起きて得をした感じです。
車はスタッドレスタイヤをはいています。四輪駆動ですので雪道も安心です。
速度はゆっくりと走行します。
毎日の買い物がありますので雪でも食料品を買いに出かけます。

雪の日は外が明るくて、起床しやすいです。
雪明かりですね。


1026_5

梅の古木にも雪が積もっています。

1026_6
南天の実の朱と雪のコントラストが美しいですね。

今日が皆さんにとっていい日でありますように。

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精進料理

2010年02月05日 | 丹波篠山暮らし
今日は一日寒かったです。
昨夜は、寒くて何度も目が覚めました。
今年一番寒く感じました。

都会で宿泊して帰ると、寒さが応えます。
身体が気温の変化に対応できないのでしょうね。

今日、近在に住む一人暮らしの男性のための料理教室のお誘いがありました。
先月もお誘いがあったのですが、用事で参加出来ませんでしたので、今回は参加します。
何を造るのかわかりませんが楽しみです。

精進料理を学び造りたいと以前から考えていました。
本は買っていますので、心して造りたいと思います。
たくさん美味しい素材がありますのでそれを活かした料理を造りたいと思います。

何事もチャレンジですね。

今夜も寒くなりそうです。
明日の朝は、室内で氷点下になりそうです。
庭の横の池は、連日の寒さで凍結したままです。


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今日は立春

2010年02月04日 | 日々の思い
今日は立春ですね。
昨日から大阪に行っていました。
夕方に帰ってきました。
家は冷えていました。室内に入ると0度でした。
Photo
今日は、一日遅れの豆まきをしました。
サンタは好きですが、豆まきの鬼は、こどもたちが泣くので嫌なのですが。
心を鬼にしてやってきました。
赤鬼をやりました。
1

こどもたちは怖がって逃げ回っていました。
今夜、こわい夢を見なければいいのですが。

今日も夕方、夕焼けを撮影しました。

1024




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母子関係の悩み

2010年02月03日 | 子どもの成長
今日は白い南天を見つけました。
南天は、朱ばかりだと思っていたのですが。
白もあったのですね。
Photo

さて、今日は第二子との関係で悩んでいるお母さんの相談事例です。
参考になれば幸いです。


本日電話させていただきましたがお出になりませんでした。
残念でした。

私と長女の関係が良くなかった頃(つまり私が勝手にイライラしてしまっていた時)、次女はよく泣きました。

何かを感じていたのかもしれないと思います。

しかし最近、私と長女の関係がガラリと変わったにも関わらず次女は「抱っこをしていないと眠れないし、泣く」という感じなのです。
今が一番大事なときです。
焦らず抱っこおんぶをしてあげてください。
一人の時にはスリングはいいのですが、第二子のスリングは少し厳しいかもしれませんね。


料理の時はスリングで抱っこをしながらですし長女とのご飯のときも抱っこでなければ泣きます。

おんぶが出来ればおんぶがいいかもしれません。

逆に抱っこをしているときはほとんど眠っていて「かなり熟睡しているな~」と思ってそーっと布団に下ろしたつもりでも1分ともたず、しばらくすると泣きだします。
焦っておろしていませんか。
しばらくは我慢をしてください。
成長の証です。
いい成長をしています。


実は長女のときもずーっと抱っこしていた状態で長女が1カ月の時、私が風邪で病院に行った時に実家に長女を預けたが私の実母や妹や祖父、誰が抱っこしても泣き続け、ミルクを与えたが一切受け付けず、2時間近く泣き続けた時がありました。最後は力尽きて寝たようでしたが。
母と他人が区別できる賢い子です。
「おっぱいの匂いでわかるのかな」なんて思っていましたがかなり大きくなるまでは主人ですら預けられない状態でした。
その通りです。
まだまだ無理です。
下のお子さんとはある意味では不可分の状態です。

長女が落ち着くと下の子も落ち着いてくるよ」と言っていたひげ爺さまの言葉がとてもきになり、まだ私には直していくべき点があるのではないかと思い相談させていただいております。

お会いして様子をみないと何ともいいがたいのですが。
上記の文章だけでは、何をなおすべきか簡単に述べることはできません。
「長女が落ち着くと下の子も落ち着く」といいましたが、全てにあてはまるのではありません。
下のお子さんに「自我」が目覚めたのかもしれませんね?
もう少し力を抜いて子育てしましょう。

    *********************

先日もお電話いただきましてありがとうございます。

相変わらず抱っこが大好きな次女です。
長女には我慢させていることも多いですが長女なりに理解してくれているようです。

目を離すと次女の上に乗りかかったり「ママ見てー」とかわいい声を出した次の瞬間に次女の頭を笑顔でベチっと叩いたりしますが。。。(+o+)
私のびっくりする顔を見てにやっと笑ったり、いたずらっ子の片鱗が見え隠れしています。

次女もお姉ちゃんが近付いてくると顔を確認して泣きだすこともあります。
でもニコっと笑う時もあるんです。
面白いなぁと思いながら私もホンワカした気持ちになります。

「いたちごっこのように成長する」年子の姉妹の成長をそうおっしゃっていたひげ爺さまの言葉で、私自身だいぶ楽になりました。
頭で考える様にならないからこそ子育てですね。

26日で2歳になった長女はクリスマスではできなかったロウソクの火消しができました。
最近は転んでも泣かなくなったし、一回に話す言葉がだいぶ長くなりました。
生まれてから毎日一緒にいて長女にとって心の基地に少しはなれたかな?と思っています。

次女もあやすと笑い、「ウーアー」と赤ちゃん特有のかわいらしい声が出てきました。
毎日がドタバタで偶然2人一緒に昼寝をしてくれた時に飲むコーヒーに至福のひと時を感じる日々ですが、いつか今のこの毎日が自分とっての1番の宝物になる、そんな気がしています。

ひげ爺様にお電話を頂いた日から全てが幸せな方向に向かっています。

本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。

まだ未熟な私です。
きっとまたすぐ壁にぶつかり、オロオロしてしまうかもしれません。
そんな時はまた力を貸してください。

ひげ爺様のブログが私の子育ての教科書です。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。
    **************************
少しずつ、少しずつ、進んで行きましょうね。
子育てが楽しく思えるのが一番です。
一日の時間を上手く使いましょうね。
応援しています。



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子は親の供ではない共です

2010年02月02日 | 親の成長は子どもの成長
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田舎の暮らしは、新鮮な毎日です。
豊かな自然を感じる心を持つと穏やかな毎日を過ごせます。
寒さは「天のめぐみ」農作物や木々は寒さが恵です。
病虫害や雪は春先からの農作に恵の雨は里を潤してくれます。
まもなく転居して一年です。
身体は季節を一回りすると、順応します。
昨年の3月は寒さに震えていましたが、今の寒さが応えなくなりました。
むしろ心地よくさえ感じます。
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さて、今日は「言葉」の使い方について一言。
多くの皆さんが我が子のことを「小供」「子供」と書いています。
疑問を感じませんか?
爺は「子ども」と書きます。
何故ならば、「子」は「親」の「供」ではありません。
「共」ではないでしょうか。
供え物でもなければ、親の所有物ではありません。

一人の人格をもった「人」です。
子どもと書く、あるいは思うと我が子や他人の子にも温かい目や心を向けることが出来ます。
子どもが「愛おしく」なります。
皆さんもやってみてください。



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母親が楽しければ子も楽しい

2010年02月01日 | 夜泣き
今日は、子育てで悩んでいるお母さんの相談を紹介します。
回答をしていただいたのは、尊敬する小児科医である山形県立中央病院の渡辺眞史先生にお願いいたしました。
予想通りの素晴らしいアドバイスでした。
先生には、いろいろ教えていただけて助かります。?外国にお住まいのお母さんからの相談です。
参考になります。
***************
私の6ヶ月になる息子も、5ヶ月目に入った頃から夜頻繁に起きています。
下の歯が一本はえたところで、完全母乳で育てています。
6ヶ月になると外からの刺激を受けやすく、よく起きる時期だと掲示板で読みました。
大体で良いのですが、何ヶ月くらいになると落ち着いてくる子が多いでしょうか。
また、今多いときで10回くらい、少ないときで6回ぐらい10時から6時の間に起きていますが、状態を少しよくするために何かできることはあるでしょうか。
今のところ、夜起きたときは抱き上げておっぱいを含ませると10分くらいでまた寝入ります。
私自身は来年から専門大学に行くため外国語等の勉強をしており、昼寝をすることが難しいので睡眠不足で疲れていますが、幸いそんなにストレスは感じず育児しています。
アドバイスをいただけたら幸いです。
     *************************
回答 たまごママネット医師団
夜の起きる回数や質問の内容から通常の目を覚ますのとは異なるように思えます。
すごくがんばっているお母さんのようです。
赤ちゃんに対して、完全母乳で夜も一生懸命な姿が伺えます。
また自分に対しては外国語の勉強とがんばりすぎてはいないでしょうか。
質問の内容からは気持ちに少し余裕がないように思えます。
赤ちゃんはお母さんに笑顔やゆったりとした余裕の心が無いと機嫌が悪くなったり落ち着かないようになり、夜にゆっくり眠れなくなり目を覚ます回数が多くなることがあります。
この時期の赤ちゃんは感受性が高まり様々な刺激を取り入れそれに反応するようになります。
外からの刺激を心に受け入れこのために夜目を覚ます回数が多くなりやすい時期ですが、それと同じに母親からの影響も見られます。
心の余裕といっても難しいことですが、日中に何か手を抜いて、赤ちゃんと遊ぶ時間、楽しむ時間を多くすることは出来ないでしょうか。
赤ちゃんに合わせるというより、自分の好きなことで赤ちゃんと遊ぶと考えてください。
自分が楽しむことで赤ちゃんにもお母さんの気持ちが伝わり、赤ちゃんも楽しむことが出来ます。日中に赤ちゃんと遊ぶ時間を多くし、夜は静かにゆっくりの時間を作ります。
生活のリズムとして昼の動、夜の静のメリハリを作ります。長く昼寝をしているときには2時間ぐらいで抱き上げて目を覚まさせ、買い物に外出や遊んでも良いと思います。
日中は赤ちゃんとの時間を多くし、夜は静かにしお母さんの時間を多くするような工夫をすると今よりは寝てくれるようになると思います。
夜目を覚ます回数が多いとき、単純に昼に眠る時間が多いという場合もあります。
お母さんが日中仕事があり赤ちゃんが眠っている時間が多くなると昼夜逆転し夜寝なくなります。この場合には昼と夜の生活リズムをかえることで簡単に夜に眠るようになります。
渡辺先生 山形県立中央病院小児科?
**********************
自分の好きなことでお母さんが楽しむと赤ちゃんも楽しむことができる。
素晴らしいことですね。
皆さんも楽しんでください。
いろいろな楽しみ方があるはずです。
日中は赤ちゃんと遊び、夜は静かに。
皆さんも実行してください。


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