町田市山崎町に川崎市「岡上東光院」末の由緒ある大きい寺、真言宗系単立寺院「北嵜山孝養寺」はある。天文年間創建と伝わる。開山僧等は不詳ながら天文年間(1532-1554)に「明王院」と号して創建し、元禄年間に孝養寺と改称した。本尊は大日如来(木座像長二尺)。本堂、庫裡は元禄中(1688~1703)建立。その後天保8年(1837)に再建するも大正12年の関東大震災で倒壊。昭和11年現在の本堂兼庫裡を再建。寺伝によると阿弥陀如来が理想的教主で、これを敷衍したがインドでは釈迦、日本では聖徳太子とし、この二人を仏祖とし昭和26年宗教法人法に従い「岡上東光院」から独立、単立寺院となった。当寺は忠生公園通り山崎団地の一画に鎮座している。当地は町田市の中部に位置し、東には七国山があり、東側の町境は薬師池公園に接する。北東と東には野津田町、南には本町田、西には 山崎一丁目と木曽西・忠生、北西には図師町がある。「寺号標」を抜けると芝生が敷き詰められた境内の正面中央に大きい寄棟造り屋根、平入り、唐破風軒入りの「本堂」が建つ。右に庫裏がある。東寺は百花の寺の愛称を持つ。当町と寺域を見守るかのように本堂前には如来像、そして「良寛さまの石碑」が建てられている。(2005)
相模原市の「アジサイ」の名所と言えば「相模原麻溝公園」と「相模原北公園」である。「相模原麻溝公園」には200種、7400株のアジサイが植栽されている。九州地方梅雨入り発表今日、10日ぶりに訪れてみるとまだ全体的には薄緑色の蕾であるが樹林広場や芝生広場に面した「アジサイ順路」と東屋付近に植栽されている「ヒメアジサイ」、樹林広場のピンクや青、紫の「ヤマアジサイ」、「アスレチック広場」に造られたあじさい順路ではピンク、紫の「西洋アジサイ」やまだ未完成の「カシワバアジサイ」、また「花の谷」では真っ白な花となる「アナベル」が今、薄黄緑の花塊を創り始めている。花として見ているのは実はガクであるが小さな花が寄り集まるようにして円形を作る花姿に雨粒、雨露に濡れた美しさはアジサイならではの美しさである。アジサイは昔から日本人の心を掴んでいる花である。(2005)