相模原市南区下溝、JR原当麻駅北口から約500m、下原バス停にほど近いところに近世末頃の建築(推定)で郷土の生活文化を知る上で大変貴重なものとして市登録有形文化財(建造物)として平成14年に登録されている「福田家の長屋門」はある。福田家は屋号を「ナケー」といい、この一帯の名主であった。丸石を施した土台の基礎上に下半分ほどが黒褐色の板、上部が白漆喰(白壁)のごとき塀に瓦屋根がかぶって重厚感がある。大きさは桁行が7.5間(約13.5m)、梁行は2間(約3.8m)で、上部に2階を設けるため、軒高は15尺(約4.5m)とかなり高くなっている。軒は上部梁行梁の両端部を張り出し、これに小板を張るセガイという形式で19世紀から多く出てくる形式をとっている。当初は茅葺の屋根だったと思われまる。屋根部に特徴がある「母屋」は大きく、赤い屋根の「土蔵」も見受けられる。庭は綺麗に手入れが行き届き、数基の石灯篭が配されているが今何やら工事中であった。(2403)
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