相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

多摩地方有数の古社、布田五宿の鎮守「布多天神社」

2019-11-26 16:20:39 | 神社
東京都調布市調布ヶ丘に「延喜式」に名を連ねる多摩地方有数の古社、布田五宿の総鎮守で「五宿天神」と呼ばれている「布多天神社」は鎮座する。創建(伝)は凡そ1940年前の垂仁天皇の御代とされる。平安時代初頭の延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳の武蔵国多磨郡に記述がある式内古社である。室町時代の天正18年(1590)に豊臣秀吉が小田原の北条を攻略する際に人々を安堵させるために出した「太閤の制札」を所蔵している。旧社地整備中、昭和55年の発掘調査によって約1万年前の旧石器時代、約4~5千年前の縄文時代の生活跡、約1千5百年前の墓などが発見された。主祭神は少彦名神、菅原道真公。社格は式内古社、郷社。元の社殿は現在の布田5丁目にあったが文明年間に多摩川が大氾濫により文明9年(1477)に現在地に遷座し菅原道真公を合祀した。調布駅北口前を走る都道119号(球甲州街道)布田バス停前を横断、「大正寺」の先に鎮座している。鳥居を抜けると正面に一間社流造りの「本殿」、右に「神楽殿」「太閤秀吉の制札」、市指定文化財の狛犬建てられ、いくつかの境内社が祀られている。(1911)
 
 
 
 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明治天皇が「御小休所」とした「旧富澤家住宅」の概要!!

2019-11-26 15:28:35 | 建造物
多摩市落合=多摩中央公園内の南端の一角に多摩市の文化財に指定されている「旧富澤家住宅」はある。冨澤家の先祖政本は今川家の家臣で桶狭間の戦いで亡ぼされ逃れ当地に土着し、以来代々連光寺村の名主を世襲時(18世紀後半)に建築された住宅(建物)である。冨澤家には明治天皇が兎狩りなどに行幸、行啓した際には「御小休所」として利用された。薬医問形式の「表門」より敷地内に入ると全体が芝生が敷き詰められ庭、右手に「道場」、「小休所碑」、主奥前に配された大きな池がありカモがやって泳いでいる。おりしも木々が紅葉し始め美しい外庭となている。敷地の中央に入り母屋造りの「主屋」、裏に「井戸」、「土蔵」、「裏門(木戸)」がある。メインの「主屋」の建築年代は18世紀中頃から後半と推定される。間取り「式台付玄関」、「客座敷」があり、「広間」、「中の間」、「奥の間」、「納戸」、「茶の間」、「お勝手」、「土間」となっている。今でいうと「4LDK」以上の大きさで嘗ての「上層民家」特有の整った造りのとなっている。(1911)






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つつじヶ丘向台三ヶ寺のひとつ「佛迎山延浄寺」

2019-11-26 10:12:51 | 寺院

東京都調布市西つつじヶ丘に浄土真宗本願寺派寺院佛迎山延浄寺」はある。西照坊が寛永9年(1632)江戸浜町に創建、明暦の大火に災禍を受け本願寺別院とともに築地本願寺」地へ移転、その後大正12年関東大震災後の区画整理、魚市場の移転に伴い法燈を継続が困難となり昭和3年現在地を得て移転した。本尊は阿弥陀如来。本堂、石碑・石像が建つ境内には400年近い歴史が息づいていた。当寺は金子向台3ヶ寺(寿林寺/光源寺)のうち最も西側にある。(1911)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンリオキャラクターのテーマパーク「サンリオピューロランド」

2019-11-25 17:57:40 | 建造物
多摩センターは今、イルミネーション点灯で光の回廊~ジュエリーロードと化したパルテノン通り左側にまるでおもちゃ箱を積み上げたような可愛らしい建物が目に飛び込んでくる。ここには「サンリオキャラクター」に会えることが一番だが、他にも本格的なミュージカルやパレードを上演!子ども達には大人気なのは勿論、大人まで楽しめる屋内型テーマパーク「サンリオピューロランド」である。当テーマパークは株式会社サンリオの子会社である株式会社サンリオエンターテイメントが運営している。略称はSPL。面積45,900㎡、開園は1990年12月7日で30年の歴史を刻んでいる。なんでも屋内型の施設であり天候に関係なく思いっきりサンリオの世界を体験・満喫できる子供たちには大人気のテーマパークのようである。しかし残念ながら相模太夫には全くご縁のなき所で残念である。(1911)






 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そうだ京都へ行こう!!~京都紅葉の旅へ~

2019-11-25 12:08:22 | 国内旅
そうだ京都に行こう!! の言葉に誘われて・・・・・いま最も美しく華やいでいる古都京都の寺社の境内を彩る紅葉を巡る旅に出かけることにした。紅葉の美しさは錦秋、絵巻、名画の世界、燃えるような、絵具を塗ったような、ちりめんの布団を敷いたような、木という木が銅色、金色、朱色に染まる燃えるような美しさ、血の滴るような真っ赤な、それぞれ燃え立つばかり、錦繍の帯、見惚れるばかりのそして輝くばかりの美しさでなどの言葉で表現される。木々の紅葉は落葉前の命灯をもやしている過程、ひと時、一瞬であり、秋は足早に通り過ぎていく。間もなく師走、寒い冬がやってくる。今もっとも華やいだ紅葉景色、この目に心に焼き付け謳歌したいものである。
旅のスタートは「伏見稲荷大社御旅所」


五重塔に紅葉が美しく映える名刹「東寺」


通天橋から望む渓谷に広がる異次元の世界紅葉絵巻は圧巻で息をのむ美しさの臨済宗東福寺派大本山「東福寺 」

 


北の奥座敷に優しい光と紅葉が参道を包み込むように座する古くから「恋を祈る社」といわれる「貴船神社」

 


参道の紅葉回廊を義経(牛若丸)も愛でたであろう「鞍馬寺]


そして杉木立と紅葉が苔に映える芸術的な紅葉絵巻を創りあげた天台三門跡の中でも最古の「大原三千院」


最後は全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮、朱色の社殿「伏見稲荷大社」

 


それそれの木々のオリジナルカラーで織りなすコラボレーション美に覆われ包み込まれた京都は紅葉に憑りつかれた人、人、人で賑わい溢れんばかりである。(1911)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする