津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

安場家いろいろ

2006-09-18 13:17:02 | 歴史
 松井文庫蔵の「八代町図」を見ると、松井家臣の屋敷と共に、八代御城附の細川藩士の屋敷も確認できる。わが侍帳に反映させようと詳細に眺めていたら、安場孫四郎の名前を発見した。後に男爵となった安場一平の祖、安場九左衛門を、同じく祖とする九左衛門家に孫四郎の名前が見える。「細川家家臣略系譜」では確認できないが、「肥陽諸士鑑」の方に記載があり、同家三代目だと思われる。この家祖九左衛門は「伊賀三郎・甲賀三郎」と名乗っていたらしい。・・・お主、忍者か・・・そして田辺城籠城衆(?)でもあったようで、「丹後国にて被召出、田辺城御籠城之節、心懸御座候て、御褒美被下候由豊前にて御知行弐百石拝領」と綿考輯録は記している。安場一平家の三代目一平は、あの大石内蔵助切腹の際その介錯役を勤めたことは周知のことである。どうやら孫四郎と一平は、二従兄弟の関係らしい。それにしても、九左衛門の、「伊賀三郎・甲賀三郎」が気になってしょうがない。伊賀安場の出なのではないか・・・
コメント (1)
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