動かない鳥として知られるハシビロコウが、羽を広げたり飛んだりしている写真を掲載して解説した本。
長男が子どもの頃、鳥が好きで、とりわけこのでかい面(鳥にしてはという点でも、体の割にはという点でも、顔が大きいんです)の鳥とにらめっこするのが気に入って、上野動物園に連れて行くたびにハシビロコウの檻(その頃はまだ1羽だけで小さな檻だった記憶です)の前で長い時間動かずに2人の世界(1人と1羽の世界)に入り込んでいたので、私もよく見ていたのですが、基本的には動かずじっとしている時間が長いですが、ずっと見ていると歩きますし、時には羽を広げます。それほど珍しいわけでもないんですが(もっとも上野動物園の檻は以前はかなり狭かったし、今はなんと4羽も飼育していますが、それでも広いのは1つの檻だけで残り3つの檻はかなり狭く、飛ぶのはまぁ無理でしょうけどね)。
日本全国で、現在7箇所で合計12羽のハシビロコウが飼育・展示されているそうです。この本では、羽を広げたり飛んだりの写真はほぼ上野動物園以外(67ページのハトゥーウェが飛んでいる写真が唯一の例外)で、やはり今でも上野動物園の檻ではハシビロコウが飛ぶ気にはなれないということなんでしょうね(単に著者に対して上野動物園があまり協力してくれなかったのかもしれませんが)。
南幅俊輔 ライブ・パブリッシング 2022年5月29日発行
長男が子どもの頃、鳥が好きで、とりわけこのでかい面(鳥にしてはという点でも、体の割にはという点でも、顔が大きいんです)の鳥とにらめっこするのが気に入って、上野動物園に連れて行くたびにハシビロコウの檻(その頃はまだ1羽だけで小さな檻だった記憶です)の前で長い時間動かずに2人の世界(1人と1羽の世界)に入り込んでいたので、私もよく見ていたのですが、基本的には動かずじっとしている時間が長いですが、ずっと見ていると歩きますし、時には羽を広げます。それほど珍しいわけでもないんですが(もっとも上野動物園の檻は以前はかなり狭かったし、今はなんと4羽も飼育していますが、それでも広いのは1つの檻だけで残り3つの檻はかなり狭く、飛ぶのはまぁ無理でしょうけどね)。
日本全国で、現在7箇所で合計12羽のハシビロコウが飼育・展示されているそうです。この本では、羽を広げたり飛んだりの写真はほぼ上野動物園以外(67ページのハトゥーウェが飛んでいる写真が唯一の例外)で、やはり今でも上野動物園の檻ではハシビロコウが飛ぶ気にはなれないということなんでしょうね(単に著者に対して上野動物園があまり協力してくれなかったのかもしれませんが)。
南幅俊輔 ライブ・パブリッシング 2022年5月29日発行