「美少女を描かせたら右に出る者のいないギャグマンガ家」(35ページ)と呼ばれた作者による女性のイラスト集。
紛らわしい名前で間違えて「江口寿志」「アニメーションワークス」を読んだ/見た後、懐かしんで取り寄せました。
私にとっては、江口寿史と言えば学生時代に読んだ「すすめ!!パイレーツ」で、当時模写が得意科目だった私は、学祭のときにサークルの模擬店の看板に泉ちゃんの絵を描きました(40数年前は著作権問題はあまり気にされてなかったもので)。ちなみに、その頃、「過激派」学生の集会に参加中、隣の席に座っていたいかにも過激派ふうのおねぇさんから、机に落書きされた「CP蜂起!」を指さして、CPって何だと思う?と聞かれ、まぁこういうところに書かれてるんだからふつう共産党(Commuists Party:日本共産党ではなく、より戦闘的な過激派学生にとってあるべき姿としての前衛党)だよなと思いつつ、当時、京都大学では障害者闘争の芽ばえのようなものもあったので、ひょっとして脳性麻痺(Cerebral Palsy)かも(障害者よ、立ち上がれ!)とも思い、しかし若輩者の1回生が先輩に教えを垂れるようなマネはできませんので、「千葉パイレーツ(Chiba Pirates)じゃないですか」と答えたら、ばかうけしておねぇさんが隣のさらに過激派ふうのおにぃさんに「この子が、CPって千葉パイレーツだって」と震えながら話しかけ、おねぇさんが「うるさい、黙ってろ」と言われていた記憶があります。
この作品集では、大人っぽい顔立ちの絵がほとんどで、「ストップ!!ひばりくん!」の絵はあっても、「すすめ!!パイレーツ」の泉ちゃんの絵はまったくないのが残念でした。顔を大人っぽくして下着姿やパンチラを見せられても、私は興ざめしてしまいます。特定時点での経験・記憶に固執した勝手なノスタルジーですが。
江口寿史 集英社インターナショナル 2021年3月15日発行
紛らわしい名前で間違えて「江口寿志」「アニメーションワークス」を読んだ/見た後、懐かしんで取り寄せました。
私にとっては、江口寿史と言えば学生時代に読んだ「すすめ!!パイレーツ」で、当時模写が得意科目だった私は、学祭のときにサークルの模擬店の看板に泉ちゃんの絵を描きました(40数年前は著作権問題はあまり気にされてなかったもので)。ちなみに、その頃、「過激派」学生の集会に参加中、隣の席に座っていたいかにも過激派ふうのおねぇさんから、机に落書きされた「CP蜂起!」を指さして、CPって何だと思う?と聞かれ、まぁこういうところに書かれてるんだからふつう共産党(Commuists Party:日本共産党ではなく、より戦闘的な過激派学生にとってあるべき姿としての前衛党)だよなと思いつつ、当時、京都大学では障害者闘争の芽ばえのようなものもあったので、ひょっとして脳性麻痺(Cerebral Palsy)かも(障害者よ、立ち上がれ!)とも思い、しかし若輩者の1回生が先輩に教えを垂れるようなマネはできませんので、「千葉パイレーツ(Chiba Pirates)じゃないですか」と答えたら、ばかうけしておねぇさんが隣のさらに過激派ふうのおにぃさんに「この子が、CPって千葉パイレーツだって」と震えながら話しかけ、おねぇさんが「うるさい、黙ってろ」と言われていた記憶があります。
この作品集では、大人っぽい顔立ちの絵がほとんどで、「ストップ!!ひばりくん!」の絵はあっても、「すすめ!!パイレーツ」の泉ちゃんの絵はまったくないのが残念でした。顔を大人っぽくして下着姿やパンチラを見せられても、私は興ざめしてしまいます。特定時点での経験・記憶に固執した勝手なノスタルジーですが。
江口寿史 集英社インターナショナル 2021年3月15日発行