伊東良徳の超乱読読書日記

雑食・雑読宣言:専門書からHな小説まで、手当たり次第。目標は年間300冊。2022年に続き2023年も目標達成!

アニメーションワークス

2022-07-19 21:01:25 | 趣味の本・暇つぶし本
 アニメーターの著者が、自分が書いた原画類を元に、その原画で何の作業をしているかとか、どこで苦労したかなどを語る本。
 Introductionで「この本は、アニメーションがどのような手順で作られているのか?という疑問にお答えする物になります」と書いています。業界に詳しい人ならそれを読み取れるのかもしれませんが、制作の工程に沿って説明するという形を取らず、著者が担当した、著者の手持ちの原画を作品ごとに並べて思い出話的にエピソードを語っているので、どのような手順で作られていくのかを判読理解するのは難しいように思えます。
 採り上げられている作品も、著者が関与した代表的な作品という観点ではなく、たまたま手元に原画が残っていたとかいう事情で選ばれているように見えます(代表的な作品は権利者が承諾しなかったということかもしれませんが)。
 アニメーション業界ですでに36年のキャリアを持つのだそうです(222ページ)が、私は知りませんで、漫画家の江口寿史の作品集と思い込んで手に取りました。違うなぁと思ったときに、「ルパン三世」の峰不二子のイラストが目にとまり、読むことに…子どもの頃テレビアニメを見たとき(テレビシリーズ第1期のとき、私は小学6年生)から胸ときめかせた峰不二子のおっぱい丸出しのイラストが37ページに…これだけで読んで得した感(12歳児の魂62まで、です)(私は、スウェーデン美女のフルヌードよりもこっちの方が萌えます)。


江口寿志 玄光社 2022年4月28日発行
コメント
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