伊賀忍者組織中の「下忍」の家に生まれ他の忍者とともに郵便局に勤めつつ、政府側の要人の警備等の裏業務を行っている草刈悟郎と、上の指示により政府とは反対側の裏業務をこなす甲賀忍者の末裔月乃蛍が、互いにその素性を隠して、相手が忍者とは知らないままに、趣味のキャンプ場で知り合って結婚するが、互いに一般人とは生活が合わないと思って不満を溜め込んでいたところ、ある日、同じ要人を、悟郎は警護する側、蛍はスキャンダルをつかむために侵入する側でミッションをこなすこととなり、蛍が屋敷に侵入してみるとその要人はすでに殺害されており、脱出する蛍を悟郎が手裏剣で狙い…という展開の小説。
設定、展開は、まぁ娯楽作品だからねと思う場面が多いですが、夫婦関係を描いたヒューマンストーリーと読めば、なかなかのものと思います。
悟郎と蛍の日常生活での争いの種となる男も座って小便をすべきかという問題ですが、洋式であれ和式であれ、座ってすると出し終わったと思って立ち上がったとき、まだ残ってる感があって、それで立ってするとけっこう出るんですね、これが。歳をとると出が悪くなるとか、そういう問題があるのかもしれませんけど、体の構造上というか、膀胱に残っている尿をちゃんと出すために、私は立ってしたい派です…(^^;)

横関大 講談社 2022年5月30日発行
設定、展開は、まぁ娯楽作品だからねと思う場面が多いですが、夫婦関係を描いたヒューマンストーリーと読めば、なかなかのものと思います。
悟郎と蛍の日常生活での争いの種となる男も座って小便をすべきかという問題ですが、洋式であれ和式であれ、座ってすると出し終わったと思って立ち上がったとき、まだ残ってる感があって、それで立ってするとけっこう出るんですね、これが。歳をとると出が悪くなるとか、そういう問題があるのかもしれませんけど、体の構造上というか、膀胱に残っている尿をちゃんと出すために、私は立ってしたい派です…(^^;)

横関大 講談社 2022年5月30日発行