芸人のネタを考える「ネタのゴーストライター」をしているという著者が、会話を弾ませちょっとした笑いを取るための会話術を論じた本。
最初に挙げられている、初対面の相手と話すときには、中身のない話を積極的にしろというアドバイス(3~5ページ、20~25ページ)が意表を突いています。お互いに中身のある話題を探して話そうとすると、中身のある話をしないといけないと考えて、話しづらい、会話のハードルが高い状態を作ってしまう。めちゃくちゃしょうもない、どうでもいい話、中身のない発言をすることで会話のハードルを下げ、話しやすくするというのです。なるほどと言うべきか、しかし、それは相手に「おもろいおっさんやな、こいつ」という印象を与えたい場面ならいいけど…
終盤で、「お笑いタイプ」を「むじゃきボケ:とにかくボケまくる、お調子者」「MCツッコミ:場をしきり、まわりに的確にツッコむ仕切り屋」「イジられツッコミ:イジリへのリアクションやツッコミで笑いを取る愛されキャラ」「天然ボケ:意図せずに笑いを起こす“お笑いモンスター”」「癒し:いるだけで心やすらぐマスコットキャラ」の5つに分類し、診断テスト(238~240ページ)を載せています。テストによれば私はMCツッコミタイプで、話すより聞き手にまわる、ボケるよりはツッコミにまわるべきなんだそうです(218~221ページ)。癒しタイプには、なりたくてもなれないんでしょうね (-_-;)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)
芝山大輔 ダイヤモンド社 2022年5月31日発行
最初に挙げられている、初対面の相手と話すときには、中身のない話を積極的にしろというアドバイス(3~5ページ、20~25ページ)が意表を突いています。お互いに中身のある話題を探して話そうとすると、中身のある話をしないといけないと考えて、話しづらい、会話のハードルが高い状態を作ってしまう。めちゃくちゃしょうもない、どうでもいい話、中身のない発言をすることで会話のハードルを下げ、話しやすくするというのです。なるほどと言うべきか、しかし、それは相手に「おもろいおっさんやな、こいつ」という印象を与えたい場面ならいいけど…
終盤で、「お笑いタイプ」を「むじゃきボケ:とにかくボケまくる、お調子者」「MCツッコミ:場をしきり、まわりに的確にツッコむ仕切り屋」「イジられツッコミ:イジリへのリアクションやツッコミで笑いを取る愛されキャラ」「天然ボケ:意図せずに笑いを起こす“お笑いモンスター”」「癒し:いるだけで心やすらぐマスコットキャラ」の5つに分類し、診断テスト(238~240ページ)を載せています。テストによれば私はMCツッコミタイプで、話すより聞き手にまわる、ボケるよりはツッコミにまわるべきなんだそうです(218~221ページ)。癒しタイプには、なりたくてもなれないんでしょうね (-_-;)
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芝山大輔 ダイヤモンド社 2022年5月31日発行