伊東良徳の超乱読読書日記

雑食・雑読宣言:専門書からHな小説まで、手当たり次第。目標は年間300冊。2022年から3年連続目標達成!

尿もれ、頻尿、前立腺の本 名医が教える尿の悩みを根本から治す方法

2023-01-22 22:43:46 | 実用書・ビジネス書
 尿漏れや夜間頻尿、前立腺肥大や前立腺がん等の泌尿器系のトラブル・病気について説明した本。
 「頻尿は、朝起きてから夜寝るまでのおしっこが8回以上と定義されています。夜の間に起きてトイレに行くことが1回以上あると『夜間頻尿』と呼ばれます」(14ページ)としつつ、「頻尿や尿漏れはれっきとした病気です』(13ページ)と言い切っています。それで「日本排尿機能学会の調査によると、40歳以上で昼間の頻尿がある人は、約3300万人、夜間頻尿がある人は約4500万人と推測されています」(14ページ)というのです。私も当てはまりますので、「れっきとした病気です」と言われるとドキッとしますが、40歳以上人口の57%もの人にある症状(夜間頻尿)を「病気です」というのはいかがなものでしょうか。医者の営業のために水増しされた基準・記述のように思えてしまいます。
 夜間頻尿を減らすために、夕方以降はカフェインを含む緑茶や紅茶、コーヒーはなるべく控え、野菜サラダや果物も夕食時以降はたくさん食べるな(朝、昼に飲食するように)というのです(83~85ページ)が…う~ん、酒を止めるのよりも難しい気がする。


髙橋悟ほか監修 日経BP 2022年9月20日発行
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