『Jaz.in』vol.14(2025年1月号)に、大前チズルさん、中島教秀さんによる『Avec マタタビ』のレビューを寄稿しました。大阪で念願の大前さんを観たばかり、いやカッコいいです。ご一読ください。マタタビ効果あり〼。
●大前チズル
自由部活女子 — 大前チズル+吉田野乃子@大阪Studio T-Bone(2024年)
大前チズル『Royal Folks』(2017-18年)
『Jaz.in』vol.14(2025年1月号)に、大前チズルさん、中島教秀さんによる『Avec マタタビ』のレビューを寄稿しました。大阪で念願の大前さんを観たばかり、いやカッコいいです。ご一読ください。マタタビ効果あり〼。
●大前チズル
自由部活女子 — 大前チズル+吉田野乃子@大阪Studio T-Bone(2024年)
大前チズル『Royal Folks』(2017-18年)
『Jaz.in』vol.14(2025年1月号)に、『エレクトリック・シナプス!』(地底レコード)を出したばかりの加藤崇之さんへのインタビュー記事を寄稿しました。話も、もちろんサウンドもめちゃおもしろいです。ぜひご一読ください。
加藤崇之 g、さがゆき vo,g、佐藤研二 b、藤掛正隆 ds、松井智恵美 映像、寺部孝規 音響、 kagari dance
●加藤崇之
インプロヴァイザーの立脚地 vol.24 加藤崇之(JazzTokyo)(2024年)
加藤崇之+神田綾子@東中野セロニアス(2024年)
zekatsumaカルテット@新宿ピットイン(2023年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2022年)
吉田達也+加藤崇之+神田綾子@公園通りクラシックス(2022年)
松風鉱一@西荻窪clop clop(2021年)
エレクトリック渦@阿佐ヶ谷Yellow Vision(2021年)
神田綾子+加藤崇之@下北沢No Room for Squares(2021年)
松風鉱一@本八幡cooljojo(2021年)
神田綾子+加藤崇之@下北沢No Room for Squares(2021年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2020年)
夢Duo年末スペシャル@なってるハウス(2019年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2019年)
加藤崇之『森の声』(2019年)
加藤崇之+不破大輔+藤掛正隆+元晴@荻窪ルースターノースサイド(2019年)
夢Duo@本八幡cooljojo(2019年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2019年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2018年その2)
松風鉱一カルテット@西荻窪Clop Clop(2018年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2018年その1)
夢Duo『蝉時雨 Chorus of cicadas』(2017-18年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2016年)
松風鉱一@十条カフェスペース101(2016年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2015年)
松風鉱一カルテット@新宿ピットイン(2012年)
松風鉱一カルテット、ズミクロン50mm/f2(2007年)
フェダイン『ファースト』『ジョイント』(JazzTokyo)(1990~1993年)
加藤崇之トリオ『ギター・ミュージック』の裏焼き(1989年)
●さがゆき
藤山裕子+さがゆき+田中悠美子+山田邦喜@なってるハウス(2020年)
さがゆき+高田ひろ子@本八幡cooljojo(2020年)
さがゆき+登敬三@日暮里Porto(2020年)
Fado-mo-two@in F(2020年)
さがゆき+高田ひろ子@中野Sweet Rain(2019年)
広瀬淳二+さがゆき@なってるハウス(2019年)
さがゆき+高田ひろ子@川崎ぴあにしも(2018年)
さがゆき+アニル・エラスラン『Shadows』(2018年)
ファドも計画@in F(2018年)
水道橋のFtarri(2024/11/25)。
Li-Chin Li 李俐錦 (中国笙)
Suzueri すずえり (p, org, electronics, etc.)
なにしろ李俐錦さんの中国笙が多様で迫力もありすばらしい。雅楽の笙とはずいぶん異なり、音域が驚くほど幅広く、エヴァン・パーカーを思わせるマルチフォニックもみせる。共鳴管が多数あるためタッピングも逆からの息の吹き込みもまた多様。
すずえりさんは李さんの呼応を期待したうえで音風景を作り出す。ピアノはピアノらしい響きと奇妙なプリペアド、オルガンによるドローン、光の明滅に反応させるエレクトロニクス、セロファンテープのマテリアル性に依拠した仕掛け。それらに時間の要素を重ね、ふたりの場を擾乱してみせるのはみごと。
Fuji X-E2, 7Artisans 12mmF2.8, Leica Elmarit 90mmF2.8 (M)
●すずえり
開封の儀 すずえり渡米報告会@神保町ハリ書房・月花舎(2024年)
インプロヴァイザーの立脚地 vol.13 すずえり(JazzTokyo)(2023年)
すずえり+中村としまる@水道橋Ftarri(2023年)
「ジョン・ラッセルを追悼する」@下北沢アレイホール(2022年)
秋山徹次+すずえり@水道橋Ftarri(2020年)
エレクトロニクスとヴィオラ、ピアノの夕べ@Ftarri(2019年)
すずえり@Ftarri(2019年)
すずえり+大城真『Duo』(2018年)
ジョン・ラッセル、ストーレ・リアヴィーク・ソルベルグ、すずえり、大上流一、石川高、山崎阿弥@Ftarri(2018年)
角銅真実+横手ありさ、田中悠美子+清田裕美子、すずえり+大城真@Ftarri(2018年)
フタリのさとがえり@Ftarri(2018年)
Zhao Cong、すずえり、滝沢朋恵@Ftarri(2018年)
ファビオ・ペルレッタ+ロレンツォ・バローニ+秋山徹次+すずえり@Ftarri(2017年)
すずえり、フィオナ・リー『Ftarri de Solos』(2017年)
稲葉佳子・青池憲司『台湾人の歌舞伎町』(ちくま文庫)がおもしろい。
新橋駅前や渋谷の道玄坂あたりは戦後台湾やくざ(というと物騒だがそういう形でしかありえなかった)が開発を担った場所だと認識していたが、歌舞伎町もまたそうだった。
まずは新宿の西口マーケットがあり、そこを拠点として歌舞伎町が開発される。なぜ西口マーケット拠点かといえば今も残るトンネルを通じて歌舞伎町と地続きだったから。なぜ歌舞伎町に歓楽街と区役所ができたかといえばなにもなかったから。そして西口マーケットの一部はしょんべん横丁(いまの思い出横丁)として残る。
名店どん底も紀伊國屋書店の創業者・田辺茂一から歌舞伎町に移転しろと薦められたが、結局決断できず三丁目にちょっとずれただけだったらしい。ひょっとしたら風景が変わっていたかな。
コマ劇場が消えたのはついこの間くらいに思っていたけれど、実際には2018年末。もう6年も経つじゃないか。本書には1958年のあの界隈の地図が掲載されており、つい時間を忘れて今との違いを比較してしまう。こんどナルシスで川島ママに話を振ってみることにする。
●参照
ムジカについての雑談義 No. 3 サックスソロと歌舞伎町 (齊藤聡から福地史人さんへ)
新宿ゴールデン街、歌舞伎町のナルシス
田村隆一『自伝からはじまる70章』に歌舞伎町ナルシスのことが書かれていた
堀田善衛『若き日の詩人たちの肖像』
新宿という街 「どん底」と「ナルシス」
歌舞伎町の「ナルシス」、「いまはどこにも住んでいないの」
安田芙充央『SORA』(Pourquoi、2024年)
Fumio Yasuda 安田芙充央 (p, melodica, key, perc, etc.)
Joachim Badenhorst (vo, voice, cl, bcl)
Akimuse (vo)
Nobuyoshi Ino 井野信義 (b)
Dogen Kinowaki 木ノ脇道元 (fl, alto fl)
Takako Hagiwara 萩原貴子 (fl)
Asian Art Strings (strings)
このアルバムにはいくつかの異なる貌があり、それらが自然に併存し、ときに介入しあっている。
ジャズの貌。かつて安田文夫時代に高柳昌行のアングリーウェイブスに参加したこともあるピアニストだということを意識することはあまりない。もとより高柳がアルバート・アイラーをコンセプトとして結成したバンドでもあり、サウンドの方向性は現在の安田芙充央のそれとは異なる。だが、井野信義の代わりに参加して1983年に吹き込んだ『dislocation』を聴くと、不思議に安田芙充央という一貫した存在が浮かび上がってくる。本盤ではその井野とヨアヒム・バーデンホルストとのトリオで演奏している。井野のコントラバスはつねに音を出すか出さぬかの領域を感じさせるもので、それを言い換えるならセクシー。ヨアヒムもまた自分自身の音をことさらに押し出すことがないが、それゆえに個性が際立つという稀有な人である。そして三者によるサウンドはジャズであろうとなんであろうと変わらない。
思い出すのは最晩年のミケランジェロ・アントニオーニがヴィム・ヴェンダースと組んで撮った映画『愛のめぐりあい』だ。男は女の身体を触るか触らぬかという過程をもって愛を伝え去っていく。重ねられる声は「狂気か」。
フルートアンサンブルの貌には楽理が受け手の感覚とマッチすることの悦びがあり、対照的に、ストリングスの貌にはいきなり楔のように異物が入ってくる悦びがある。<Bloody>なんて終盤にストリングスが別角度から光を当て、その反射光がさまざまな色をみせる。なんという確信犯ぶりだろう。
そしてAkimuseのヴォイスという貌。大きな音風景をさらに包み込むような感覚も、並行世界のどこからか聞こえてくるような感覚もある。<Intolerance>におけるポリフォニーたるや安田とふたりとは思えない遍在性がある。言語として伝達する明確な意味をもたない声であるにもかかわらず、彼女はなにを言わんとしているのだろうと耳をそばだててしまう。<Lost Era>に至り、ヨアヒムのバスクラとストリングスの擾乱という雲の切れ間から差してくるAkimuseという光も、そのドラマを見届けよといわんばかりのピアノもすばらしい。
どうも聴く者は安田芙充央という魔術師に幻惑されているようで、またなにが起きたのかをたしかめようとして最初からアルバムを聴くことになる。
(文中敬称略)
●安田芙充央
安田芙充央+水谷浩章@横濱エアジン(2024年)
ヨアヒム・バーデンホルスト+井野信義+安田芙充央@稲毛Candy(2023年)
TRY ANGLE/安田芙充央+井野信義+山崎比呂志@なってるハウス(2022年)
ヨアヒム・バーデンホルスト+安田芙充央+井野信義@稲毛Candy(2020年)
Poem of a Cell Sound / Film Installation & Concert in Tokyo@ドイツ文化センター(2018年)
安田芙充央『Erik Satie / Musique D'Entracte』(2016年)
安田芙充央『Forest』(2015-16年)
渋谷の公園通りクラシックス(2024/11/19)。
Akira Sakata 坂田明 (as, cl, voice)
Johan Berthling (b)
Paal Nilssen-Love (ds, perc)
のるかそるか、しかしこの速度と密度で誰も振り落とされることがないのは驚嘆にあたいする。坂田明さんは<死んだ男の残したものは>を歌った。その間ポールもヨハンもじっと耳を傾け、やがて入り、坂田さんが主旋律を吹いた。いつもと異なるありようは、おそらく谷川俊太郎さんへの追悼でもあったからだろう。
Fuji X-E2, 7Artisans 12mmF2.8, Leica Elmarit 90mmF2.8 (M)
●坂田明
坂田明+住倉カオス+竹下勇馬+オータコージ@千駄木bar isshee(2024年)
ヨシュア・ヴァイツェル+永井千恵+坂田明@稲毛Candy(2024年)
BIG FOOT@秋葉原GOODMAN(2024年)
坂田明 with TRAVISANO TRIO@千駄木Bar Isshee(2024年)
クレイグ・ペデルセン+マーク・モルナー+坂田明@千駄木Bar Isshee(2024年)
ケン・ヴァンダーマーク+ポール・ニルセン・ラヴ 2024年日本ツアー(関東編)(JazzTokyo)(2024年)
そらの下、わらの家@公園通りクラシックス(2024年)
ポール・ニルセン・ラヴ+ケン・ヴァンダーマーク+坂田明@渋谷Super Dommune(2024年)
坂田明+香村かをり@千駄木Bar Isshee(2023年)
フィールド – ダイクマン – フローリン / Drag it to the bottom w/坂田明@横濱エアジン(2023年)
MMBトリオ+坂田明@下北沢No Room for Squares(2022年)
特殊音樂祭@和光大学(JazzTokyo)(2019年)
Arashi@稲毛Candy(2019年)
リューダス・モツクーナス『In Residency at Bitches Brew』(JazzTokyo)(2018年)
ピーター・エヴァンス@Jazz Art せんがわ2018(JazzTokyo)
JAZZ ARTせんがわ2018
サイモン・ナバトフ@新宿ピットイン(2017年)
『浅川マキを観る vol.3』@国分寺giee(2017年)
坂田明+今井和雄+瀬尾高志@Bar Isshee(2016年)
ジョー・モリス@スーパーデラックス(2015年)
ペーター・ブロッツマンの映像『Concert for Fukushima / Wels 2011』(2011年)
見上げてごらん夜の星を(坂田明『ひまわり』、2006年)
浅川マキ『ふと、或る夜、生き物みたいに歩いているので、演奏家たちのOKをもらった』(1980年)
浅川マキ『Maki Asakawa』(主に1970年代)
●ポール・ニルセン・ラヴ
ケン・ヴァンダーマーク+ポール・ニルセン・ラヴ 2024年日本ツアー(関東編)(JazzTokyo)(2024年)
ポール・ニルセン・ラヴ+ケン・ヴァンダーマーク+坂田明@渋谷Super Dommune(2024年)
ケン・ヴァンダーマーク+ポール・ニルセン・ラヴ@稲毛Candy(2日目)(2019年)
ケン・ヴァンダーマーク+ポール・ニルセン・ラヴ@稲毛Candy(2019年)
フローデ・イェシュタ@渋谷公園通りクラシックス(2019年)
デイヴィッド・マレイ+ポール・ニルセン・ラヴ+インゲブリグト・ホーケル・フラーテン@オーステンデKAAP(2019年)
Arashi@稲毛Candy(2019年)
ボーンシェイカー『Fake Music』(2017年)
ペーター・ブロッツマン+スティーヴ・スウェル+ポール・ニルセン・ラヴ『Live in Copenhagen』(2016年)
ザ・シング@稲毛Candy(2013年)
ジョー・マクフィー+ポール・ニルセン・ラヴ@稲毛Candy(2013年)
ネナ・チェリー+ザ・シング『The Cherry Thing』とリミックス盤(2012年)
ポール・ニルセン・ラヴ+ケン・ヴァンダーマーク@新宿ピットイン(2011年)
ペーター・ブロッツマン@新宿ピットイン(2011年)
ペーター・ブロッツマンの映像『Concert for Fukushima / Wels 2011』(2011年)
ジョー・マクフィーとポール・ニルセン-ラヴとのデュオ、『明日が今日来た』(2008年)
4 Corners『Alive in Lisbon』(2007年)
ピーター・ヤンソン+ヨナス・カルハマー+ポール・ニルセン・ラヴ『Live at Glenn Miller Cafe vol.1』(2001年)
スクール・デイズ『In Our Times』(2001年)
●ヨハン・バットリング
Arashi@稲毛Candy(2019年)
新宿ピットイン(2024/11/18)。
Motohiko Ichino 市野元彦 (g)
Kenta Tsugami 津上研太 (as)
Akira Sotoyama 外山明 (ds)
Speicial Guest:
Minyen Hsieh 謝明諺 (ts)
謝明諺さんの全方位的なテナーにも、刀を抜くとナマの感じが強い津上研太さんのアルトにも聴き惚れる。それぞれのソロのときアプローチを変える外山明さんはみごと。市野元彦さんのギターには即興であろうと曲であろうと関係ない魅力があって、弾いているだけで気が付くとサウンド全体が持ち上がっている。
●市野元彦
西島芳+市野元彦@上町63(2024年)
高田ひろ子+市野元彦@中野Sweet Rain(2023年)
melodies@新宿ピットイン(2023年)
Yukari Endo Project『DROP, DROP, SLOW TEARS』レコ発@渋谷公園通りクラシックス(2023年)
Yukari Endo Project『DROP, DROP, SLOW TEARS』(2023年)
酒井俊+瀬尾高志+須川崇志+市野元彦@稲毛Candy(JazzTokyo)(2022年)
西島芳 trio SONONI@下北沢Apollo(2018年)
『SONONI, Laetitia Benat』(2016年)
西島芳 trio SONONI@下北沢Apollo(2018年)
The Quiet Sound Graphy@KAKULULU(2017年)
rabbitoo@フクモリ(2016年)
rabbitoo『the torch』(2015年)
渋谷毅+市野元彦+外山明『Childhood』(2015年)
かみむら泰一『A Girl From Mexico』(2004年)
●津上研太
melodies@新宿ピットイン(2023年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2021年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2021年)
渋大祭@川崎市東扇島東公園(2019年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2017年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2016年その3)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2016年その2)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2016年その1)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2014年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2011年)
渋谷毅+津上研太@ディスクユニオン(2011年)
原みどりとワンダー5『恋☆さざなみ慕情』(2006年)
カーラ・ブレイ+スティーヴ・スワロウ『DUETS』、渋谷毅オーケストラ
●外山明
BEYOND@新宿ピットイン(2024年)
おひるね(細井徳太郎+梅井美咲+外山明)@公園通りクラシックス(2024年)
鏡の声@神保町試聴室(2023年)
鏡の声@神保町試聴室(2023年)
melodies@新宿ピットイン(2023年)
zekatsumaカルテット@新宿ピットイン(2023年)
渋谷毅+外山明+甲斐正樹@なってるハウス(2023年)
東京国際バリトンサックス・フェスティバル2023@吉祥寺Star Pine's Cafe(2023年)
北田学+外山明+阿部真武@渋谷Bar Subterraneans(2023年)
インプロヴァイザーの立脚地 vol.3 外山明(JazzTokyo)(2023年)
永田利樹+石田幹雄+外山明@なってるハウス(2022年)
北田学+外山明+阿部真武@渋谷Bar Subterraneans(2022年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2022年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2021年)
間(ま)と楔(くさび)と浮遊する次元@新宿ピットイン(2021年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2021年)
「飴玉☆爆弾」@座・高円寺(2020年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2020年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2019年)
渋大祭@川崎市東扇島東公園(2019年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2019年)
ヨアヒム・バーデンホルスト+シセル・ヴェラ・ペテルセン+細井徳太郎@下北沢Apollo、+外山明+大上流一@不動前Permian(2019年)
藤原大輔『Comala』(2018年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2018年)
西島芳 trio SONONI@下北沢Apollo(2018年)
松風鉱一カルテット@西荻窪Clop Clop(2018年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2018年)
西島芳 trio SONONI@下北沢Apollo(2018年)
齋藤徹+喜多直毅+外山明@cooljojo(2018年)
Shield Reflection@Ftarri(2017年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2017年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2016年その3)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2016年その2)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2016年その1)
『SONONI, Laetitia Benat』(2016年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2016年)
渋谷毅+市野元彦+外山明『Childhood』(2015年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2015年)
纐纈雅代『Band of Eden』(2015年)
渋谷毅エッセンシャル・エリントン@新宿ピットイン(2015年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2014年)
纐纈雅代 Band of Eden @新宿ピットイン(2013年)
松風鉱一カルテット@新宿ピットイン(2012年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2011年)
松風鉱一カルテット、ズミクロン50mm/f2(2007年)
原みどりとワンダー5『恋☆さざなみ慕情』(2006年)
●謝明諺
謝明諺・2024年6月の日本ツアー(JazzTokyo)(2024年)
謝明諺+武田理沙+T. 美川@渋谷Bar Subterraneans(JazzTokyo)(2023年)
謝明諺+熊坂路得子@上尾Barber Fuji(2023年)
内橋和久+謝明諺@千駄木Bar Isshee(2023年)
謝明諺&スガダイロー a new little one『Our Waning Love』(JazzTokyo)(2023年)
詩與歌的靈魂夜 A Soulful Night of Poetry and Songs(JazzTokyo)(2023年)
melodies@新宿ピットイン(2023年)
謝明諺+永武幹子+高橋陸+大村亘@壱岐坂ボンクラージュ(2023年)
高橋佑成+謝明諺+荒悠平@荻窪ベルベットサン(2023年)
謝明諺へのインタビュー(Taiwan Beats)(2022年)
『爵士詩靈魂夜 A Soulful Night of Jazz Poetry』(JazzTokyo)(2021年)
陳穎達『離峰時刻 Off Peak Hours』(JazzTokyo)(2019年)
謝明諺+レオナ+松本ちはや@Bar subterraneans(JazzTokyo)(2019年)
豊住芳三郎+謝明諺@Candy(2019年)
謝明諺+秋山徹次+池田陽子+矢部優子@Ftarri(2019年)
謝明諺+高橋佑成+細井徳太郎+瀬尾高志@下北沢Apollo(2019年)
陳穎達カルテットの録音@台北(2019年)
東京中央線 feat. 謝明諺@新宿ピットイン(2018年)
謝明諺+大上流一+岡川怜央@Ftarri(2018年)
謝明諺『上善若水 As Good As Water』(JazzTokyo)(2017年)
マイケル・サイモン『Asian Connection』(2017年)
人が瓶や木の実になったようなフォルムに惚れ惚れする。メキシコ帰りというイメージばかりが強かったのだけれど、意外にもスタイルが変遷していったのは発見だった。やはりというべきかフェルナン・レジェからの影響もあった。戦時中に当局に依頼されての絵も謎めいていて、まったく戦意高揚につながらないのが北川民次らしい。本駒込のギャラリー・ときの忘れものでも北川作品を展示していて、これもうれしい。
新宿のサムライ(2024/11/9、マチネ)。
Naoaki Kamo 加茂直明 (舞踏)
Yusei Kaneko 金子雄生 (tp)
昼でもサムライは異界。その中にさらに別の界が作られる。舞踏による外からの介入があり、楽器の音も介入するとともに、動く身体の介入に自らを開いているよう。外から聞こえる救急車のサイレンもこの界でつくられたものかもしれない。ぎりぎりの精神でもちこたえるところに境と界の価値があった。
Fuji X-E2, 7Artisans 12mmF2.8, Leica Elmarit 90mmF2.8 (M)
●金子雄生
5 Trumpets@なってるハウス(2023年)
神奈川県近代文学展の安部公房展。展示内容がとても豊富で驚いた。
8インチフロッピーのワープロやKORGのシンセも、2台のコンタックスRTSやミノルタCLEも実際に目にすることができてうれしかった。
もうひとつの目当ては苅部直さん(政治学者)と鳥羽耕史さん(文学研究者)との対談。
若いころ共産党に入った安部が展開したのはシュールレアリスム的な表現であり、これがソ連式リアリズムとどう折り合いを見出したのかという指摘がおもしろい。もとよりシュールレアリスムが大衆に向けられた手段であったこと、一方で安部が活動した下丸子文化集団では相手が市民であろうと容赦なくカフカの話などをしていたことについても言及があり、そのアンバランスさは今後も安部への視線のひとつであるにちがいない。
そして、『箱男』では匿名性をもとにしたデモクラシーとユートピアを見出そうとしたのではないかという指摘。それから、『闖入者』~『友達』では共産党の上意下達のエリート組織に違和感を覚え、それが自分たちのみへの忠誠心を尊重する者を描いた『榎本武揚』に結実したのではないかという指摘。筒井康隆『脱走と追跡のサンバ』が『壁』のパロディなんて知らなかった。
鳥羽さんに「いやご著書の運動体というタームを自分の本に拝借してうんぬん」と押しつけがましい挨拶をして中華街に下山。友人の南谷さんと北京飯店で食事したところ、ベイスターズ日本一記念で「エビチリとエビマヨの紅白盛り」が26%オフだった。つまり26年ぶりの日本一。天才鈴木尚典の記憶だけが残っている。
●安部公房
鳥羽耕史『安部公房 消しゴムで書く』
『「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄』@松濤美術館
鳥羽耕史『運動体・安部公房』
2014年2月15日、安部公房邸
安部公房『(霊媒の話より)題未定』
安部公房『方舟さくら丸』再読
安部公房『密会』再読
安部公房の写真集
友田義行『戦後前衛映画と文学 安部公房×勅使河原宏』
山口果林『安部公房とわたし』
安部ヨリミ『スフィンクスは笑う』
勅使河原宏『燃えつきた地図』
勅使河原宏『おとし穴』
六本木ミッドタウンのビルボードライブ東京(2024/11/3)。
esperanza spalding (contrabass, el-b, vo, dance, p, g)
Matthew Stevens (g, el-b)
Eric Doob (ds)
Kaylin Horgan (dance)
Tashae Udo (dance)
今回はエスペランサの闊達さに圧倒されたのはコントラバスよりもエレキベース。そして幅広く伸びる声、ダンス、ピアノ、ギター。中心にあるのは愛。また完璧を超えるステージをみせてくれた。
●エスペランサ・スポルディング
クリス・デイヴィス『Diatom Ribbons』(2018年)
エスペランサ・スポルディング@ブルーノート東京(2017年)
テリ・リン・キャリントン(Social Science)『Waiting Game』(2017年)
エスペランサ・スポルディング@Zepp Diversity(2016年)
エスペランサ・スポルディング『Emily's D+Evolution』(2016年)
ドン・チードル『MILES AHEAD マイルス・デイヴィス空白の5年間』(2015年)
トム・ハレル『Colors of a Dream』(2013年)
エスペランサ・スポルディングの映像『2009 Live Compilation』(2009年)
関内の横濱エアジン(2024/11/2)。
Fumio Yasuda 安田芙充央 (p)
Hiroaki Mizutani 水谷浩章 (b)
ピアノの音と音との間に、残響に、過去と未来の音の記憶が侵入する。またとない体験だった。個人体験を大事にすることにして、挨拶もせずに帰った。
Fuji X-E2, Leica Elmarit 90mmF2.8 (M), 7Artisans 12mmF2.8
●安田芙充央
ヨアヒム・バーデンホルスト+井野信義+安田芙充央@稲毛Candy(2023年)
TRY ANGLE/安田芙充央+井野信義+山崎比呂志@なってるハウス(2022年)
ヨアヒム・バーデンホルスト+安田芙充央+井野信義@稲毛Candy(2020年)
Poem of a Cell Sound / Film Installation & Concert in Tokyo@ドイツ文化センター(2018年)
安田芙充央『Erik Satie / Musique D'Entracte』(2016年)
安田芙充央『Forest』(2015-16年)
●水谷浩章
水月+@荻窪Velvet Sun(2024年)
ONJQ@新宿ピットイン(2024年)
zekatsumaカルテット@新宿ピットイン(2023年)
松風鉱一インタビュー(JazzTokyo)(2022年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2022年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2020年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2019年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2019年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2018年その2)
松風鉱一カルテット@西荻窪Clop Clop(2018年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2018年その1)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2016年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2015年)
松風鉱一カルテット@新宿ピットイン(2012年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2011年)
松風鉱一カルテット、ズミクロン50mm/f2(2007年)
#2354 『山猫トリオ / 闇を駆け抜ける猫たち Running through the darkness』 – JazzTokyo
●庄子勝治
豊住芳三郎+照内央晴+庄子勝治@稲毛Candy(2022年)
庄子勝治+照内央晴@稲毛Candy(2020年)
豊住芳三郎インタビュー(JazzTokyo)(2019年)
豊住芳三郎+庄子勝治+照内央晴@山猫軒(2019年)
●植川縁
庄子勝治+照内央晴@稲毛Candy(2020年)
照内央晴+方波見智子@なってるハウス(2019年)
●照内央晴
アンドレア・チェンタッツォ in moving nights w/ 森順治@なってるハウス(2024年)
豊住芳三郎80歳記念ライヴ@中目黒楽屋(2023年)
SABU Unit@新宿ピットイン(2023年)
“創生自在”@京都みとき屋(2022年)
SABU UNIT@新宿ピットイン(2022年)
照内央晴+深川智美+助川久美子@なってるハウス(2022年)
豊住芳三郎+照内央晴+庄子勝治@稲毛Candy(2022年)
喜多直毅+照内央晴+西嶋徹@成城Cafe Beulmans(2022年)
吉田達也+照内央晴@公園通りクラシックス(JazzTokyo) (2021年)
豊住芳三郎インタビュー(続編)(JazzTokyo)(2021年)
柳川芳命+照内央晴+神田綾子@なってるハウス(2021年)
照内央晴+喜多直毅@本八幡cooljojo(2021年)
豊住芳三郎+照内央晴+吉田つぶら@山猫軒(2021年)
照内央晴+柳沢耕吉+あきおジェイムス+本藤美咲@なってるハウス(2021年)
照内央晴+喜多直毅@本八幡cooljojo(2020年)
豊住芳三郎+照内央晴@渋谷公園通りクラシックス(2020年)
藤山裕子+照内央晴+吉田隆一+吉田つぶら@なってるハウス(2020年)
吉田達也+照内央晴@荻窪Velvet Sun(2020年)
豊住芳三郎+照内央晴@山猫軒(2020年)
庄子勝治+照内央晴@稲毛Candy(2020年)
松本一哉+照内央晴+吉本裕美子@水道橋Ftarri(2020年)
照内央晴+加藤綾子@本八幡cooljojo(2020年)
神保町サウンドサーカス(直江実樹+照内央晴、sawada)@神保町試聴室(2020年)
豊住芳三郎+照内央晴@渋谷公園通りクラシックス(2020年)
千野秀一+照内央晴@渋谷公園通りクラシックス(2019年)
奥田梨恵子+照内央晴@荻窪クレモニア(2019年)
豊住芳三郎+コク・シーワイ+照内央晴@横濱エアジン(2019年)
照内央晴+加藤綾子@神保町試聴室(2019年)
特殊音樂祭@和光大学(JazzTokyo)(2019年)
フローリアン・ヴァルター+照内央晴@なってるハウス(2019年)
豊住芳三郎インタビュー(JazzTokyo)(2019年)
豊住芳三郎+庄子勝治+照内央晴@山猫軒(2019年)
豊住芳三郎+老丹+照内央晴@アケタの店(2019年)
豊住芳三郎+謝明諺@Candy(2019年)
沼田順+照内央晴+吉田隆一@なってるハウス(2019年)
吉久昌樹+照内央晴@阿佐ヶ谷ヴィオロン(2019年)
照内央晴、荻野やすよし、吉久昌樹、小沢あき@なってるハウス(2019年)
照内央晴+方波見智子@なってるハウス(2019年)
クレイグ・ペデルセン+エリザベス・ミラー+吉本裕美子+照内央晴@高円寺グッドマン(2018年)
照内央晴+川島誠@山猫軒(2018年)
沼田順+照内央晴+吉田隆一@なってるハウス(2018年)
『終わりなき歌 石内矢巳 花詩集III』@阿佐ヶ谷ヴィオロン(2018年)
Cool Meeting vol.1@cooljojo(2018年)
Wavebender、照内央晴+松本ちはや@なってるハウス(2018年)
フローリアン・ヴァルター+照内央晴+方波見智子+加藤綾子+田中奈美@なってるハウス(2017年)
ネッド・マックガウエン即興セッション@神保町試聴室(2017年)
照内央晴・松本ちはや《哀しみさえも星となりて》 CD発売記念コンサートツアー Final(JazzTokyo)(2017年)
照内央晴+松本ちはや、VOBトリオ@なってるハウス(2017年)
照内央晴・松本ちはや『哀しみさえも星となりて』@船橋きららホール(2017年)
照内央晴・松本ちはや『哀しみさえも星となりて』(JazzTokyo)(2016年)
照内央晴「九月に~即興演奏とダンスの夜 茶会記篇」@喫茶茶会記(JazzTokyo)(2016年)
田村夏樹+3人のピアニスト@なってるハウス(2016年)
インプロヴァイザーの立脚地 vol.25 北田学 – JazzTokyo
Fuji X-E2, XF35mmF1.4
●北田学
戸上優子+北田学+山田光@渋谷Bar Subterraneans(2024年)
「じゃフリージャズやろう」@神保町試聴室(2024年)
北神田@渋谷Bar Subterraneans(2024年)
北田学+外山明+阿部真武@渋谷Bar Subterraneans(2023年)
北田学+外山明+阿部真武@渋谷Bar Subterraneans(2022年)
藤山裕子+北田学+藤井信雄@なってるハウス(2022年)
北田学+西嶋徹+神田綾子@渋谷Bar subterraneans(2021年)
神田綾子+北田学@渋谷Bar Subterraneans(動画配信)(2020年)
鈴木ちほ+北田学@バーバー富士(2019年)
宅Shoomy朱美+北田学+鈴木ちほ+喜多直毅+西嶋徹@なってるハウス(2019年)
audace@渋谷Bar Subterraneans(2019年)
宅Shoomy朱美+北田学+鈴木ちほ@なってるハウス(JazzTokyo)(2019年)
ヨアヒム・バーデンホルスト+シセル・ヴェラ・ペテルセン+北田学@渋谷Bar subterraneans(2019年)
晩夏のマタンゴクインテット@渋谷公園通りクラシックス(2017年)
北田学+鈴木ちほ@なってるハウス(2017年)