Sightsong

自縄自縛日記

河崎純 feat. ジー・ミナ『HOMELANDS – Eurasian Poetic Drama –』(JazzTokyo)

2022-03-05 23:46:10 | アヴァンギャルド・ジャズ

河崎純 feat. ジー・ミナ『HOMELANDS – Eurasian Poetic Drama –』(Bishop Records、2018年-)のレビューを『JazzTokyo』に寄稿した。

>> #2163 『河崎純 feat. ジー・ミナ/HOMELANDS – Eurasian Poetic Drama –』 – JazzTokyo

ジー・ミナ(歌)、河崎純(作曲・編曲)
青木菜穂子(ピアノ)、河崎純(コントラバスほか)、熊坂路得子(アコーディオン)、近藤秀秋(ギター、薩摩琵琶ほか)、崔在哲(韓国打楽器、歌)、高岸卓人(ヴァイオリン)、髙橋奈緒(ヴァイオリン)、松本ちはや(打楽器)、森口恭子(ヴィオラ)、山本徹(チェロ)、渡部寿珠(フルート、ピッコロ)、セルゲイ・レートフ(サックス)、ヌルヒャン・ラフムジャン(ドンブラ・コブス)
マリーヤ・コールニヴァ、三浦宏予、吉松章、サインホ・ナムチラク、サーデット・テュルキョズ、三木聖香(声・コーラス)

●河崎純
ユーラシアンオペラ東京2018(Incredible sound vision of Eurasia in Tokyo)@スーパーデラックス(2018年)


山㟁直人+石川高+アンドレ・ヴァン・レンズバーグ『翠靄(Suiai)』(JazzTokyo)

2022-03-05 23:42:26 | アヴァンギャルド・ジャズ

山㟁直人+石川高+アンドレ・ヴァン・レンズバーグ『翠靄(Suiai)』(-2022年)のレビューを『JazzTokyo』に寄稿した。

>> #2162 『山㟁直人+石川高+アンドレ・ヴァン・レンズバーグ/翠靄(Suiai)』 – JazzTokyo

Naoto Yamagishi 山㟁直人 (percussion)
Ko Ishikawa 石川高 (笙)
André van Rensburg (尺八)

●山㟁直人
落穂の雨@稲毛Candy(JazzTokyo)(2022年)
新年邪気祓いセッション@山猫軒(2021年)
アンドレ・ヴァン・レンズバーグ+石川高+山㟁直人@喫茶茶会記(2020年)
ピーター・コロヴォス+川島誠+内田静男+山㟁直人+橋本孝之@千駄木Bar Isshee(2019年)
アレクサンダー・ホルム、クリス・シールズ、クラウス・ハクスホルムとのセッション@Permian(2019年)
池田陽子+山㟁直人+ダレン・ムーア、安藤暁彦@Ftarri
(2018年)

●石川高
「ジョン・ラッセルを追悼する」@下北沢アレイホール(2022年)
間(ま)と楔(くさび)と浮遊する次元@新宿ピットイン(2021年)
アンドレ・ヴァン・レンズバーグ+石川高+山㟁直人@喫茶茶会記(2020年)
フローリアン・ヴァルター+石川高+山崎阿弥@Bar subterraneans(JazzTokyo)(2019年)
ジョン・ラッセル、ストーレ・リアヴィーク・ソルベルグ、すずえり、大上流一、石川高、山崎阿弥@Ftarri(2018年)
ピーター・エヴァンス@Jazz Art せんがわ2018(JazzTokyo)(2018年)
齋藤徹ワークショップ「寄港」第ゼロ回@いずるば(2017年)
エヴァン・パーカー@スーパーデラックス(2016年)
一噌幸弘『幽玄実行』『物狂 モノグルイ』(JazzTokyo)(2011年)

●アンドレ・ヴァン・レンズバーグ
アンドレ・ヴァン・レンズバーグ+石川高+山㟁直人@喫茶茶会記(2020年)


初見かおり『ハレルヤ村の漁師たち』

2022-03-05 18:00:17 | 南アジア

初見かおり『ハレルヤ村の漁師たち』(左右社、2021年)を読む。

著者は内戦後期にスリランカ北部の村に滞在して文化人類学の調査を行っていて、その際にさまざまな人たちと接したときのことを書いたエッセイ。

スリランカはシンハラ人が7割を占めており、2割ほどのタミル人はさまざまな面で冷遇されていた。やはりというべきか、政府軍にもテロ組織の虎(LTTE)にも非人道的な行いがあったことが、住民たちの声からよくわかる。このような本の存在価値は、正史の情報では難しい実感を得ること、偏りを避けること。

僕がスリランカを旅したのは20世紀の終わりころで、内戦のために北部や東部には立ち入ることができなかった。1回目に列車の中で英語教師と知り合い、2回目には居候させてもらったのだけど、その家に帰省していた政府軍の友人が訪ねてきて、3人で一緒に酒を飲んだらもう戦争に戻りたくないと言って泣き始めたことがあった。元気に生きているかどうか。

Fuji X-E2、AR Topcor 55mmF1.7