Sightsong

自縄自縛日記

春の気たつを以て也@成城学園前アトリエ第Q藝術

2024-02-10 14:11:54 | アヴァンギャルド・ジャズ

成城学園前のアトリエ第Q藝術(2024/2/4)。

Kiyoshi Shimizu 清水きよし (pantomime)
Kazutoki Umezu 梅津和時 (as, cl, bcl)
Yuko Yabe 矢部優子 (p)
Kiyomi Sakuma 佐久間雪 (photos)

ピアノの横にはマチエールの写真が表面に貼られた梅の木、その影。あたかも何かがその場にあるように動くパントマイムもそれに通じるものがあるようで、虚と実のあわいがさまざまなありようで提示された。清水さんの動きには、決して過剰にならず、また抽象的な虚の表現にも身体運動自体の実の表現にも極端に振れることがない、微妙なおもむきがあった。音風景は梅津さんの手にする楽器によって大きくさまがわりする。クラにはクラの、バスクラにはバスクラの呼び出す世界がある。そして矢部さんは気配の霧のなかでひらりひらり。

Fuji X-E2, 7Artisans 12mmF2.8, Leica Elmarit 90mmF2.8 (Leica M)

●矢部優子
矢部優子+山㟁直人+広瀬淳二@アトリエ第Q藝術(2023年)
りら~雲を吐き、星を喰う homages to Tetsu~@山猫軒(JazzTokyo)(2023年)
古池寿浩+矢部優子+増渕顕史@水道橋Ftarri(2022年)
神田綾子+矢部優子+遠藤ふみ@大泉学園インエフ(2021年)
Dance x Music Session Vol. 01(2021年)
穢れ(JazzTokyo)(2020年)
ヒゴヒロシ+矢部優子、プチマノカリス/山我静+鈴木ちほ+池田陽子@なってるハウス(2019年)
815展でのパフォーマンス(矢部優子、広瀬淳二、池田陽子、渡辺隆雄、遠藤昭)@好文画廊(2019年)
謝明諺+秋山徹次+池田陽子+矢部優子@Ftarri(2019年)
大墻敦『春画と日本人』(2018年)

●梅津和時
GUZ サックスワークショップ@新宿ピットイン(2022年)
梅津和時+香村かをり@白楽Bitches Brew(2020年)
リューダス・モツクーナス+大友良英+梅津和時@白楽Bitches Brew(JazzTokyo)(2019年)
リューダス・モツクーナス『In Residency at Bitches Brew』(JazzTokyo)(2018年)
ニュージャズホールって何だ?@新宿ピットイン(2018年)
マイケル・ヘラー『Loft Jazz: Improvising New York in the 1970s』(2017年)
生活向上委員会2016+ドン・モイエ@座・高円寺2(2016年)
くにおんジャズ(2008年)
『鬼太郎が見た玉砕』(2007年)
金石出『East Wind』、『Final Say』(1993、1997年)
向島ゆり子『Right Here!!』(1995-96年)
梅津和時+トム・コラ『Abandon』(1987年)
梅津和時『竹の村』(1980年)