Sightsong

自縄自縛日記

臼井康浩+小宮勝昭+佐藤研二@なってるハウス

2024-07-16 09:23:18 | アヴァンギャルド・ジャズ

入谷のなってるハウス(2024/7/15)。

Yasuhiro Usui 臼井康浩 (g)
Katsuaki Komiya 小宮勝昭 (ds)
Guest:
Kenji Sato 佐藤研二 (b)

なにしろ臼井・小宮デュオのヴァイナル『undulation』が印象的だったのでレコ発も観なければならなかった。そして臼井さんはやはりギターをマテリアルとして扱っていたし、小宮さんはいちプレイヤーというよりステージの不動の核だった。ここにゲストの佐藤研二さんが入ると外在的なグルーヴと時間を持ち込んだようなあんばいになって、またデュオとは別の性格の盛り上がりをみせた。

ドラマーの野々山玲子さんは今回はプロデューサーに徹するようなかたちで同行なさっていた。あれこれ名古屋事情などおしゃべり。

Fuji X-E2, 7Artisans 12mmF2.8, Leica Elmarit 90mmF2.8 (M)

●臼井康浩
臼井康浩+小宮勝昭『undulation』(JazzTokyo)(2023年)
塚本真一+小宮勝昭、ROW(柳川芳命+臼井康浩+野々山玲子)@入谷なってるハウス(2023年)
『Impro × Groove』(JazzTokyo)(2023年)
ROW project@阿佐ヶ谷Yellow Vision(2022年)

●小宮勝昭
臼井康浩+小宮勝昭『undulation』(JazzTokyo)(2023年)
塚本真一+小宮勝昭、ROW(柳川芳命+臼井康浩+野々山玲子)@入谷なってるハウス(2023年)
『Impro × Groove』(JazzTokyo)(2023年)


翠川敬基+早川岳晴@大泉学園 in F

2024-07-16 08:30:27 | アヴァンギャルド・ジャズ

大泉学園のin F(2024/7/15)。

Keiki Midorikawa 翠川敬基 (cello)
Takeharu Hayakawa 早川岳晴 (b)

体調が心配な翠川さんが出演するというので駆けつけた。ポルタメントでありながら微細に震えて音が見え隠れする、そしてなにかを含み持っている。そのあたりが翠川さんのセクシーさのひとつだろう。早川さんのアタックが予想以上に柔らかいのも印象的。富樫雅彦の<Valencia>なんてすごく良かった。

iphone

●翠川敬基
ロシアのうた@音や金時(2023年)
喜多直毅+翠川敬基+久田舜一郎@下北沢Lady Jane(2022年)
ロシアのうた@音や金時(2021年)
Fado-mo-two@in F(2020年)
ロシアのうた@音や金時(2020年)
喜多直毅+翠川敬基+角正之@アトリエ第Q藝術(2019年)
ファドも計画@in F(2018年)
夢Duo『蝉時雨 Chorus of cicadas』(2017-18年)
翠川敬基+齋藤徹+喜多直毅@in F(2017年)
早川岳晴『kowloon』(2002年)
1999年、井上敬三(1999年)
翠川敬基『犬の細道』(1992年)
高柳昌行+ペーター・コヴァルト+翠川敬基『Encounter and Improvisation』(1983年)
ペーター・コヴァルトのソロ、デュオ(1981、91、98年)
富樫雅彦『かなたからの声』(1978年)
翠川敬基『完全版・緑色革命』(1976年)
沖至『Live at Jazz Spot Combo 1975』(1975年)
富樫雅彦『風の遺した物語』(1975年) 

●早川岳晴
渡辺隆雄+早川岳晴『Hums For Midnight Amble』(2018年)
早川岳晴『kowloon』(2002年)
生活向上委員会大管弦楽団『This Is Music Is This?』(1979年)


大友良英+類家心平@水道橋Ftarri

2024-07-16 08:06:50 | アヴァンギャルド・ジャズ

水道橋のFtarri(2024/7/13)。

Otomo Yoshihide 大友良英 (turntables, g)
Shinpei Ruike 類家心平 (tp, cor)

このふたりでデュオを演るのははじめてだというけれど、それが奏功したのか、それとも意外なのか、緊張感と爆発力とが共存する素晴らしい演奏だった。前半は短いものをいくつか、後半はひとつながりのもの。互いの出す音に寄るときは鋭角的でもありユーモアもある。大友さんの2種のターンテーブルは時間を否応なく駆動し、硬質な音を響かせるギターはそれまで流れてきた時間のことを意識させる事件として立ち現れた。

Fuji X-E2, XF35mmF1.4

●大友良英
ONJQ@新宿ピットイン(2024年)
大友良英+イヌイジュン+西村雄介@大久保ひかりのうま(2024年)
大友良英@水道橋Ftarri(2024年)
大友良英 X 田中鮎美 "session"@公園通りクラシックス(2024年)
TRY ANGLE/大友良英+川島誠+山崎比呂志@なってるハウス(2022年)
大友良英+川島誠『DUO』(Jazz Right Now)(2021年)
大友良英+川島誠@山猫軒(2021年)
リューダス・モツクーナス+大友良英+梅津和時@白楽Bitches Brew(JazzTokyo)(2018年)
大友良英+マッツ・グスタフソン@GOK Sound(2018年)
阿部芙蓉美『EP』(2014年)
ペーター・ブロッツマンの映像『Concert for Fukushima / Wels 2011』(2011年)
ジョン・ブッチャー+大友良英、2010年2月、マドリッド(2010年)
井上剛『その街のこども 劇場版』(2010年)
『その街のこども』(2010年)
大友良英+尾関幹人+マッツ・グスタフソン 『ENSEMBLES 09 休符だらけの音楽装置展 「with records」』(2009年)
サインホ・ナムチラックの映像(2008年)
大友良英の映像『Multiple Otomo』(2007年)
『鬼太郎が見た玉砕』(2007年)
原みどりとワンダー5『恋☆さざなみ慕情』(2006年)
テレビドラマ版『クライマーズ・ハイ』(2003年)

●類家心平
ONJQ@新宿ピットイン(2024年)
類家心平+山田貴子@下北沢No Room for Squares(2022年)
有本羅人+類家心平+細井徳太郎+池澤龍作+レオナ@神保町試聴室(2021年)
The Music of Anthony Braxton ~ アンソニー・ブラクストン勉強会&ライヴ@KAKULULU、公園通りクラシックス(JazzTokyo)(2019年)
森山威男 NEW YEAR SPECIAL 2019 その1@新宿ピットイン(2019年)
類家心平『Lady's Blues』(2018年)
永武幹子+類家心平+池澤龍作@本八幡cooljojo(2018年)
東京ザヴィヌルバッハ・スペシャル@渋谷The Room(2018年)
TAMAXILLE『Live at Shinjuku Pit Inn』(2017年)
森山威男3Days@新宿ピットイン(2017年)
ナチュラル・ボーン・キラー・バンド『Catastrophe of Love Psychedelic』(2015-16年)
RS5pb@新宿ピットイン(2016年)
白石雪妃×類家心平DUO(JazzTokyo)(2016年)
白石雪妃+類家心平@KAKULULU(2016年)
齋藤徹+類家心平@sound cafe dzumi(2015年)
板橋文夫『みるくゆ』(2015年)
森山・板橋クインテット『STRAIGHTEDGE』(2014年)