アダム・ラーション『Second City』(Inner Circle Music、2017年)を聴く。
(bandcampのジャケット画像では『Tale of Two Cities』となっているがいいのかな)
Adam Larson (sax)
Rob Clearfield (p)
Clark Somers (b)
Jimmy Macbride (ds)
2015年にNYのsmallsで知らずにこの人を聴いたところ、自信満々の堂々としすぎるくらいのプレイに驚いてしまった。ファビアン・アルマザン、ルディ・ロイストンという実力者を控えてアルトを鳴らし切っていた。日本では無名に近いが、たぶんまだ20代後半である。
ここでもほとんどオリジナル曲を吹き鳴らしている。テクは完璧で見るからにプライドが高そうなのも無理はない(邪推だけど)。こんなどジャズを聴くと嬉しくなる。わたしもまた若いときからアルトを真面目にやりなおせるなら、こんな風に吹いてみたい(あるいはアーニー・ヘンリーのように)。
●アダム・ラーション
アダム・ラーション@Smalls(2015年)