エリック・プラクス『Sun and Shadow』(2016年)を聴く。
Eric Plaks (p)
John Murchison (b)
Leonid Galaganov (ds)
昨年、ブルックリンのBushwicksで観て印象に残っていたピアニストだ。
そのときに面白く思った点は、鍵盤の左右を随分広く使うことだった。その都度、サウンドの構造を創り出すようでもあり、一方では工夫先走りな感もあった。しかし本盤を聴くと、よりハード・ダイナミックに、コード内を左右に広く拡張しまくっており、かなり個性的な人に思える。硬質な翼を拡げて力強く飛翔するようなピアノである。
Bushwickの常連のようでもあり、今後目立ってくるといいなあ。
●エリック・プラクス
Bushwick improvised Music series @ Bushwick Public House(2017年)