本八幡のcooljojoに足を運び、かむろ耕平トリオ(2017/2/4)。ずっと観たいプログラムがいろいろあったのだけど、入院したり出張していたりして、半年ぶりの再訪だった。
Kohei Kamuro かむろ耕平 (g)
Ryohei Komaki 小牧良平 (b)
Koichi Inoue 井上功一 (ds)
かむろさんのギタープレイを観るのははじめてだ。佐藤浩一やレイモンド・マクモーリンらとの共演があって気になっていた。
もともと秋山一将さんのギタートリオの予定だったところ、秋山さんがインフルエンザに罹ってしまい、急遽かむろさんに変更された。そんなわけで、リハーサルなしのスタンダード中心だった。「Stella by Starlight」、「Cheryl」、「On A Misty Night」(はじめて聴いた、タッド・ダメロンの曲)、「Invitation」、「If I Were A Bell」、「The Man I Love」、「Evidence」、「Days of Wine and Roses」など。
最初は、ちょっとタメを作るフレーズが多いのかなと思って聴いていたのだが、そうではなかった。規定のビートに乗るのではなく、自らのテンポを創りだし、ビートの間にブリッジを架けている。その合間に即興フレーズを詰め込み、これは独創的。「Evidence」のようなヘンなテンポの曲がさらに換骨奪胎されていた。
帰宅中に寄り道して飲んでいると、上述のマクモーリンさんが現れ、そんな感想を話すと、いやそうなんだよ、井上功一さんも強力で良いんだよ、と。
Fuji X-E2、XF35mmF1.4