今回もまた見てしまったアイアンマン。というよりトニー・スタークの内面映画化なんだよね。といってそれほど窮屈にならず相変わらずの贅沢ハリウッドアクションぶり。それはそれで楽しいけれど、ね、、。
今回は僕は護衛のハッピー役のジョン・ファブローに注目した。後で調べると彼は何とアイアンマン1・2で監督及び出演をしていたんだって?これは面白い。今回、役柄的にも十分光ってたよ。冒頭だけでなく最後まできっちり . . . 本文を読む
思ったより面白かった。出演者、観客よりうーんと年取った僕だから逆にとても面白かった。教室の、あの黒板、机、椅子がそのまま舞台だ。そして高校生らしき人たちも無理なくヤングであり、そのまま教室してる。
彼らが味わう現代と僕たちが知っている過去の学校とはもう宇宙の空間を超えて遠過ぎるほどだ。だからヤングにとってはまだ素朴で身近な題材だったりするんだろうが、僕にとっては全くのホラーであり、或いはヒューマ . . . 本文を読む
ジャッキー最後のアクション映画という触れ込みを信じ観てきました。まあ、想像以上にアクションがてんこ盛りでファンを喜ばせる精神は健在でした。5つのアクションもあの無人島を除いてはどれも及第点です。さすがです。
冒頭のローラーアクションは目を見張る。これが還暦近い人とは到底思えません。ふむふむ、ようやってくれる。すっげーよ。
お城アクション、屋根伝いの身の捌き、迷路に嵌まってしまい闘犬から逃げるジ . . . 本文を読む
2時間超えている割にはしっかり退屈せず見られたかなと思う。原作は読んでないけど、DNAシステムの映像化はやはり映像としての力がみなぎりぐいぐい引っ張ってくれる。
まあ、この手の映画はいろいろご指摘も多いと思いますが、かなり頑張ったんじゃあないでしょうか。二宮和也もあの大男、大女を向こうに回しきちんと演技で勝負してる。二重人格の神楽とリョウとの性格分けは大したものだとかなり感心した。
だいたいト . . . 本文を読む
最初かなり長い間プラビが出て来なかったから、このやるせなさそうな男と間違えたんだっけ、なんて思ってしまった。完全B級映画だね。こういうのをブラビは撮りたかったんだ。
でもねえ、脚本がイケてないよな。書き込みが足りない。内容がない。セリフがツマラナイ。その他いろいろ書きたいこともある。
それらをブラビとリチャード・ジェンキンズだけで補おうなんて無理だよ。彼らの会話だってほとんど意味ない。そもそも . . . 本文を読む
恐らく男は売れっ子アイドルなんだろうなあ、そんな雰囲気の俳優である。そして女はスティール写真と違い結構オバサン風である。そんな二人と刑事たちが絡み合うおふざけコメディなんですが、いかにも面白くない。ながーく感じました。 . . . 本文を読む
D・ホフマンがこんなに演出的にも手馴れているとは驚いた。さすが映画を知っているなあと思う。敢えて言えば映画の文法なるものを知っていると思う。名優にして名監督あり、というのはやはり生きていた。
1時間40分。よどんでいないんだよね。リズムがゆったりと途切れない。そこは、ゴージャスな老人ホームというより終末別荘といった感じだろうか、音楽芸術家だけが入ることのできる人生の終末場所。それは部屋といい、お . . . 本文を読む
昨日写真日和だとういうことで、西の京から奈良公園に行ってきました。年に2,3度奈良に行くんですが一眼レフを手に最近はいっぱしの写真マニア気取りです。まず、最初ナンバ駅で一日フリーパス券を買ったのは正解でした。奈良で途中下車も出来、しかも拝観割引も付いています。
まず最初は西の京・薬師寺へ。でも大好きな東塔が修理中でいかにも残念です。西塔はありますが、最近建立されたばかりで全然比較になりませんよ . . . 本文を読む
これはすごいわ。書き込みにとてつもなく力があり入魂の文章。無駄が全くない。半端じゃない。一字一字から横山の信念がふつふつと伝わってくる。
警察の、換言すれば官僚同志そして官僚と記者とのエネルギーのぶつけ合い、なすりつけ、消耗合戦に、途中ではもはや読む気にもなれない時もあったほどで、官僚たる彼らは日本を背負っているのに、ただ単に我らの税金をむさぼっているだけではないのか、とも思えたが、そんな批判精 . . . 本文を読む
急に昔の友人を訪ねた設楽だったが、妻、妹、秘書、息子は出てくるも肝心の友人はなかなか出て来ない。一体何があるのだろうか、、。という単純そうでややこしいミステリーなんだが、いかにも石持が考え付きそうな題材ではある。
でも、そのうち、いくらページを繰っても友人が出て来ずそのうちだんだん(僕は)我慢が出来なくなって来る。そんな、我慢比べもこの小説には石持の意図がありそうで、いい加減してくれよなあ、と僕 . . . 本文を読む
ヒッチ夫妻の小さな愛の物語風に取り込んではいるが、やはりこの映画は「サイコ」の裏話に尽きるでしょう。テレビでヒチコック劇場を観ていた人たちならば、気持を当時に戻し、ふんだんに映画そのものを楽しめる作品となっている。
ヒッチが主演する女優に人一倍強い思慕の念を抱いていたというのは何となく分かっていた。やはりグレース・ケリーからティッピー・ヘドレンに至る金髪女性崇拝は当時子供だった僕でも同慶の至りで . . . 本文を読む
若い女性が死期を知りどう生きるかという作品「死ぬまでにしたい10のこと」、「永遠の僕たち」を足して2で割ったような映画だなあというのがまずぼくの感想です。
この2作は人生の最後に立ち、立たされ、泣き、諦め、葛藤し、笑い、そして人を愛し、静かに死を受け止めていくその過程がたまらなく身につまされ、今でも心に残る希有な作品の一つです。
誰でも人生を17歳で終えるなんて残酷なことは想像できないでしょう . . . 本文を読む
こういう映画が製作されるだけでも日本ってまだまだ行けると思います。恐らく動員数は多くはならないだろうけれど、それは見るまでに躊躇してしまう時間がある映画でもあるからなのです。
でもそんな不安はすぐなくなった。出演者が子供たちというのはどんな映画でも心を明るくさせる。広くさせる。勇気をもらう。清浄感がいっぱいになる。元気が出る。つまり素晴らしくいい時間をもらうということなのだ。
先生は初授業の時 . . . 本文を読む
リンカーンの人間性に重点を置いた映画だとも言えそうです。で、それって、どんな人間性なの、と自分に問いかける。
偉大なるアメリカ大統領で、もっとも人気のある大統領ってリンカーンかケネディ辺りだろうなあと思う。そんな有名すぎる大統領を描くにあたりスピルバーグは何を画したか、、。
ただの、誰もが知る伝記になることは避けたかったのに違いない。そしてこの映画が現代アメリカに、ある程度「光」を与える内容で . . . 本文を読む
何を書いていいのか分からない。考えるにこの映画はトリュフォーの「華氏451」とは似ても似つかわない代物だということなんですね。自由とかいう前に人間の本源的掘り下げが多少あってもいいのでは。これじゃあ、
セリフにもあったけれど、本のためになんでそこまでするのと言われちゃう、、。
で、そういうことにはもう触れません。
榮倉奈々の現代風(と言っていいのだろうか)しゃべり方も素敵だった。恐らくそのま . . . 本文を読む