勘三郎さんと森光子さんの舞台です。先日、勘三郎さんの歌舞伎を観て、面白くて迷う事なく、夜公演を追加しました。
でも、予算の関係で3等席の3階。それも下手側のサイド・・・。予想以上に観づらかった。舞台下手側3分の1が観えないんだもん。ちょっと悲しいよね。
とても楽しい舞台でした。波野久里子さんとは実生活と同じ姉・弟役と言う設定。新聞配達人で息子の勘太郎さんもちょっとだけ登場。この親族のやりとりが、親族ならではで楽しかった。勘太郎さんに向かって、『親の顔がみたい』とか言ったり、逆に『最近、親に似てきたと言われ、とってもやだ』って言ったりが、笑いを誘っていました。
森光子さんの舞台は、実は初めてです。やはりすごい人なんだな~~と実感!何がすごいかと言うと・・・・演じている感じがしないのです。気負わないと言うか、自然な演技をひしひしと感じました。『放浪記』に行ってみたいと思いました。
物語は人情物って言うのかな?幼い頃に、家をでた母(森さん)が36年ぶりに戻ってくる。家業を継いで豆腐屋になった独身の息子(勘三郎さん)は、それをどう受け入れるか・・・・友達、兄弟、町の人々を巻き込んで話がすすみます。最後には母の思いがわかり、ハッピーエンドです。
ん~~~。予算が許せば、1F席で観たかった!
客席に、少年隊の東山さん・大和田獏さん(娘さんが出演されています)・雪村いずみさんがいらっしゃいました。
終演後、劇場外で、中村扇雀さん・佐藤B作さんに会いました。このお二人は、出演者です。帰るのが早っ!