東京裁判三部作の第1部『夢の裂け目』を観て来ました。
井上ひさしさんの作品です。
出演は角野卓造さん・藤谷美紀さん・熊谷真実さん・木場勝巳さん・キムラ緑子さん・大鷹明良さん・高橋克実さん・石井一孝さん・土居裕子さんです。
題名だけを見ると、難しそうな舞台に思えるけど、全くそんな事はありませんでした。ミュージカルではないけど、オペレッタと言えばいいのかな?歌がふんだんに出てきます。
もちろん、東京裁判の話なのです。設定は昭和21年、主人公である紙芝居屋さんの元締、角野さんが検察側の証人として、東京裁判で証言をします。
その証言をきっかけに、東京裁判の本当のからくりに気がついてしまうという話。本当のからくりと言っても、主人公の角野さんだけが感じていることです。
戦争責任を誰が取るか・・・・・ある人だけがそれを背負って、責任をとるための裁判ではなかったのか・・・・・・・こうやって書くと、やはりちょっと難しいと思われるかもね。
レポがとても難しい・・・・・とにかく、三部作なのであと2回あります。もちろん、チケットは取っています。二部、三部とどういう話なのか楽しみです。
今回はサイド席だったのですが・・・・・・、私の隣のおばさまったら、ずっと前かがみになる。前かがみになられると、舞台がまったく見えずおばさまのシルエットだけになるんだよ~~~~。全く、観劇ど素人だなぁ~~~と思いつつ、休憩中に「前かがみはさけてもらえないか・・」と、もうすぐそこまで出かかった・・・・。結局、言わなかったけど、二幕目はちょっと回数が減ったのでよかったです。
前かがみはダメだ!!って、劇場側でも徹底していただきたいわ。
久しぶりの石井さんだったのだけど、セリフが・・・・・・・・はっきりしないような~~~~何度も感じてしまいました。歌になると、すっごくはっきり分かるんだけどね。