昨日になりますが、『わが魂は輝く水なり』を観て来ました。
『源平北越流誌』とサブタイトルが付いていますから、源平の話なんです。
平家の武将、『斉藤実盛』の話。もうこれだけで、私はあまり得意ではないのです。着いて行けるだろうか・・・・と思いつつ、観劇しましたが、とっても面白かった。何故、チケットを購入したかは・・・出演者ですよ。
その出演者は、実盛に野村萬斎さん、その息子・五郎に尾上菊之助さん。息子・五郎は、すでに亡くなっていて亡霊となって、父である実盛についているのです。しかも、五郎の姿は、父しか見る事が出来ない。その二人と、見えない人たちのやりとりが、とっても面白かった。
平維盛役だった長谷川博巳さんは、今回はお笑い担当なの?って思うくらい、面白かったです。もう絶対笑いは間が大切って実感しましたよ。
実盛と言う方は60歳ぐらいで、戦に行くのですね。白髪を黒く染めて・・・と言う逸話があるそうです。今回の舞台でも萬斎さんは白髪で登場、後半は黒く染めて出てきます。少しでも若く見せたくて、しわを隠すために、白塗りもします。舞台上で白く塗るんですね。見るに見かねて、五郎がきれいに塗りなおす。菊之助さんは、なれたものですよね。
息子、五郎は父を止めたかったと思いますよ。止めることが出来ないかった息子の思いがせつなかったです。
木曾義仲との戦い・・・・この時代は、さっぱりわかりませんが、ちょっと本を読みたくなりました。
他の出演者は秋山奈津子さん、津嘉山正種さん達です。津嘉山さんしぶいです。
萬斎さん・・・・・目チカラがある方ですよね。目を細めてすっ~~~と客席を見渡したりすると、くらっ~~~ときます。
とっても素敵な舞台だったのに・・・後半から頭痛が・・・・それなのに、食事なんてしてしまったから、一層ひどい事になり・・・・・帰宅後はそのままダウンでした。なんと12時間も眠ってしまい、それでも今日もすっきりせず、薬を服用です。遊びすぎ夜更かししすぎですね。気をつけようっと
←これが、その夕食。マメヒコの『マメレット』・・・・クレープみたいなものに、インゲン豆がたっぷり+半熟卵があって美味しいです。