「ニートの俺が皇帝やってみた」と名高い万暦帝様のおな~り~(・∀・)
母親や教育係による教育虐待がこの男の尊厳を粉々にぶっ壊した結果(ここは加藤智大なども連想させる)、長じてはそのダメージコントロールとばかりに、プライドは高いくせ何もなそうとしない「俺はまだ本気出してないだけ(やるとは言ってない)」皇帝が爆誕してしまったわけだ( ̄▽ ̄;)
ここまでゲロカス状態となったのに誰も何もできなかったことを、洪武帝朱元璋が作り上げた皇帝独裁システム(まあ永楽帝によって多少は改変されたが)の弊害とみるか、あるいはそこまでしても滅ばなかった明をスゲー(白目)とみるか、まあ色々な評価の仕方があるだろう。
ちなみに後継者育成に関しては、以下のような動画もあるので参照の由。
まあ後継者争いを避けるため皇帝の一族から力を削ったら有力氏族に乗っ取られ(魏)、それを反省して一族に力を与えたら内乱が勃発し(晋)・・・それらを見てきた唐の偉い人は息子たちに「お前ら仲良くせーよ」としか言えなかった(なお玄武門の変ry)ことなんかを思うと、げに安定した継承とは難しきものよ!と思わずにはいられませんなあ(・∀・)
というわけで、これも漫画「チ。」とフラットアーサーの記事で述べた、「己の経験則に基づいた合理的思考」(万暦帝と張居正で言えば、最高の「善意」が最大の「悪」を生んだと言えるしね)なんてただの一基準にしかならない=実感信仰は愚かであることの傍証としつつ、この稿を終えることとしたい。
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