轟はじめの魅力と可能性

 

 

 

 

ホロライブから新しくデビューしたグループReGLOSSの一人、「番長」こと轟はじめは、その二つ名からは考えられないほどふわふわふにゃふにゃな滑舌をしている。

 

これは訛り・・・なんだろうか？？？発声の仕方や語尾のはっきり発音せずもごもご喋っている感は東北系を思わせるけど、だとすると方言特有の語彙が全く出てこないのが不思議なんだよなあ。

 

例えばこんな具合に。

 

 

 

 

 

まあコミュニティの文章を見ると、訛ってもなければラフでもなく、非常に丁寧な文体なので、つまりは本当にしゃべり方が独特、てことなんだろう。

 

なお、歌になるとよわよわ滑舌はなりを潜め、クリアボイスで聞きやすくなる。

 

 

まあ今の歌って基本的には共通語の語彙とイントネーションで作られているから(もちろん島唄とか「ばってんlingo」みたいなのもある)、それをはっきり歌えば自然とこうなるわな(ただ、「丸の内サディスティック」に独特なあどけなさが付加されるのは特徴的だなと感じた)。

 

ただ、早口言葉が得意なのは意外だった。

 

 

そこからすると、本人も言うように、リラックスした時の話し方は独特な「はじめ語」だけど、ちゃんと意識すればはっきり口調や大きい声もいけるってのは事実なんだろうな(そういや自分も熊本弁を喋る時は、イントネーションだけでなく思考のスイッチ全体を切り替えてる感じなので、番長の言うのはスイッチのオンーオフみたいな感じなのかもね)。

 

本人いわくK-POPやダンスが得意ジャンルらしいので、まだまだ本領は発揮していない状態だが、それでもこれだけ色々なおもしろさや可能性を感じさせるのだから、今後に期待したいライバーである。