日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2023年3月22日 【鉄道】東武「スカイツリートレイン」乗車

2023-04-14 20:00:00 | 鉄道・飛行機・船舶
 先日は西鉄「水都」に乗ったが、最近ちょっとペースの落ちている観光列車のりつぶし。改めて考えてみると、どういう列車を観光列車と定義して乗車対象とするのか。その内容を考えてみた。
(1)オリジナルカラーとは異なるラッピングトレインであること
(2)車体の内外装に改造を加えてあること
(3)特別料金で料理や茶菓を受けられること

 (1)だけだと、いわゆる「広告電車」も含まれてしまう。さすがにそれは対象外だ。先日の「水都」は(1)と(2)を満たしているため乗車対象。樽見鉄道や養老鉄道で乗った「お食事列車」は、通常車両での運行だが(3)に含まれる。そう考えると、少なくとも「(1)および(2)」もしくは「(3)」であることが自分の考える観光列車なのだ、と改めて認識した。

 観光列車の多くは、既存の車両に手を加えて仕上げたものが多い。そういう生い立ちの車両なので、意外と運行期間が短かったりする。引退前のもう一仕事と言った車両が多いのだ。今日は、東武鉄道の「スカイツリートレイン」に乗車した。東京ツカイツリーの高さに由来する634型電車は、おおもとは1960年代製造の6000型、基本設計は実に50年以上も前。乗るチャンスを逃している間に定期運用から離脱し、団体や短期間のイベント列車となってしまっていた。Covid-19でそうした列車の運転もなくなり、このまま引退かと危惧していたら幸い、桜の開花時期に合わせた列車が運転された。浅草~東京スカイツリー駅(旧業平橋)までの、隅田川を渡る超短区間ではあるが。それでも、通常なら所要3分のところ、徐行運転して5分かけて走る。その度に入出庫、そっちの方が時間かかってる。

 浅草駅のホームで待っていると、平日なのに意外と乗客が多い。皆さんよくご存じで。鉄道ファンより観光気分の乗客の方が多いようだ。さすがに満席にはならなかったが、座席の8割がたが埋まって発車。乗車券だけで利用できる。出発するとすぐに隅田川に架かる鉄橋。ゴトゴトと走り、最後には停まった。天気も良く、川沿いの桜はかなり咲いている。そしてとても人出が多い。4両編成の列車のポイントは、外装もさることながら「スカイツリーが上まで見えるように」改造された「天窓」と、車外に向かって角度を変えられるシート。短い時間ながら、大いに存分に楽しんだ。

 下車はしたがスカイツリータウンを散策する気はなかったので、押上駅まで歩いて都営地下鉄~京急線で帰宅した。羽田空港へのバスは行ったばかりで50分待ち、上野までのシャトルバスは平日運休となっていたのが残念だった。

 東武鉄道は、SL列車「大樹」を走らせ始めたんだよね。(1)(2)(3)どれにも当てはまらないけど、やはり観光列車に定義されるべきだろう。乗りに行かなくちゃ。
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2023年3月20日 【鉄道】相鉄・東急直通運転開始

2023-04-11 20:00:00 | 鉄道・飛行機・船舶
 2019年にJR横須賀線との直通運転を開始した相模鉄道(相鉄)線、工期が長引き3年半ほど遅れてようやく、今度は東急東横線との直通運転が始まった。僅かばかりの連絡線とは言え新線開業、初日に乗りに行くつもりだったが雨天と体調不良で断念、開業3日目に訪問した。土地勘のあるエリアであるため、開業した2駅それぞれで下車してみる。

 日吉からスタート、やってきたのは東急5000系4000番台の10連。すぐにトンネルに入り、シン・いや新綱島で下車、出口隣接の東急ビルは建設中でまだ時間が掛かりそう。線路の開通が遅れたのにそれでもビルが間に合わないなんてね。すぐに大綱橋たもとの交差点、ここは渋滞ポイントでクルマでは近付きたくない。綱島駅とは綱島街道を挟んだ位置にあり、大連絡橋でも作って同一駅にすれば良いのにと思った。同一駅で2,300m歩かされるの、東京メトロだとサラにあるでしょう。

 次に乗ったのは埼玉高速鉄道2000系6連、目黒線経由で東横線に入って来たんだね。運よくと言うか、次の新横浜ゆき。ほー、シンヨコ行きなんてあるのか。新横浜の到着ホームは2面3線の中線で、JR蒲田駅みたい。基本的に東京方面向きの折返し運用オンリーなので、2面4線にしなかったのかな。地下の改札を出たら横浜市営地下鉄ブルーラインとの乗り換えは直ぐで便利。そのあと更に上に向かうと、JR新横浜駅前の大歩道橋に出た。クルマとの交錯を避けられるのは安心だが、新幹線そして横浜線までは結構な距離がある。すぐ脇を走る環状二号線の道路工事もようやく終わったと思ったが、まだ何かしらやっていた。

 最後は相鉄21000系8連、西谷ゆき。前面には直通運転のシールが貼られ、記念撮影にはもってこいだが、ヨコハマネイビーブルーの車体はすごく撮り辛い。トンネルを出て羽沢横浜国大に上ってゆく途中で、JR貨物線からの連絡線と合流した。「ハザコク」は前の開通時に降りたので改札は出ず、今度はJR直通列車で武蔵小杉に向かってショートトリップを終えた。

 これで全国の鉄道完乗記録を防衛したが、今月末には福岡市営地下鉄の延伸開業がある。くそぅ、離島訪問の旅のタイミングを間違えたか…いやいや、あれは777-200ERの空席で日を決めたので止むを得なかったのですよ。何れにしろ、防衛戦は続く。
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2022年5月23日 【船舶】小型船舶免許更新講習

2022-06-02 06:00:00 | 鉄道・飛行機・船舶
 ペーパーライセンスではあるが、こう見えても1級小型船舶免許を持っている。ちょっと知ってる人からは「1級!?スゴイですね」と褒められるが、それ以前に自家用機の操縦免許を取っており、計算問題などはそっくり理論が応用できたため、取得は全く難しいことはなかった。実践だって、船って迷ったら停まって考えられるじゃないですか。飛行機だと、考え込んでいると墜落しちゃうんで。とは言え、実際の揺れは船の方が相当ひどくなる可能性はあるので、決して操船がラクと言うワケではありませんので念のため。

 免許は5年ごとに更新となるが、1年前から講習を受講することで手続きを終えられる。来年あたり生活がどうなっているか判らないため、余裕あるうちに受講することにした。平日の晩の回の講習に申し込み、終業してから出かけた。前回は出社生活だったため都内の会場を申し込んだが、今回は自宅から行ける会場を。終業して夕飯を掻き込み、バイクで会場へ。

 小さなスペースに受講者は4名。特に知床観光船の事故があっただけに、ここのところ受講者は皆さん真面目だとのこと。簡単な身体検査があって、講義があって、安全ビデオ(今回は救命胴衣)を観て、全部で2時間弱。試験はない。自動車の運転免許もそうだが、更新講習はチョロ過ぎる。

 免許取得して既に2度目の更新、その間の操船経験はゼロ。操船付き釣りツアーなんてイベントをやっていることも判ったので、来年あたりから少し乗ってみようかと言う気になった。
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2021年11月14日 【飛行機】久しぶりの空中散歩

2021-11-30 20:00:00 | 鉄道・飛行機・船舶
 休みとなるとバイクでご朱印巡りか、千葉へ歩きに行くか。今日はそんなパターンから抜け出し、久々に軽飛行機で空のお散歩。旧知のセスナ乗りさんに連絡を取ったら飛ばれる予定だと言うことで、自家用パイロット仲間のクルマに乗せていただき茨城の大利根飛行場へ。

 オーナーさんおよびご家族とお会いするのは4年ぶりくらいか。あまり久しぶりと言う感じでもなく、いきなり濃い話に入る(笑)。

 待つことしばし、訓練生が操縦するセスナ172Rの後席に乗り込んで出発。プリフライトチェック、エンジンスタートと、ブランクがありながらも覚えている自分に驚く。RWY25で離陸、取手、守谷と利根川に沿うルートを2,500ftで西北に進み、JR古河駅あたりでUターン。ほぼ同じコースを戻る、約1時間の空中散歩。筑波山は、もやの上に少しだけ頭を出していた(写真)。

 さらに少し待てば操縦させて貰えるとのオファーだったが、今日は辞退して飛行場を後に。来年はクロスカントリーで松本か名古屋(小牧)まで飛ばせて貰おう。ひょっとして軽飛行機で飛んだのは2016年7月以来だった?そこまでブランク空いてないと思うが、でもそうだったのかもしれない。何にしても楽しい時間だった。
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2021年1月25日 【旅行】ノリヒコさんの旅程検討手順

2021-02-09 06:00:00 | 鉄道・飛行機・船舶
 鉄道に乗るのが好きな人を「乗り鉄」と呼ぶ。それじゃ飛行機は?「乗りひこ(うき)」、ノリヒコさんなのだ。何だか冬彦さんみたいで不気味だ(笑)。

 貯めているJALマイレージで乗れる航空会社の一つに、香港のキャセイパシフィック(CX)がある。そのビジネスクラスしかもそこそこ距離のある区間で旅をしたいと思った。キャセイって機内食は中華系のくせに大したことはないと思う。だが、マイレージ上級会員に対するホスピタリティは目を見張るものがある。「平民」とあからさまな対応の違い。小市民の虚栄心をくすぐる術に長けているのだ。それを、2019年2月のバーレーン弾丸旅行で味わった。あの優越感を、もう一度。

 日本にも多数運航しているキャセイだから乗るのは容易いが、マイレージが加算されるチケットは結構高い。ネットで検索して買えるお手頃チケットは、すべてマイレージ非加算運賃で何だか悔しい。どうせ加算されないなら特典航空券だ!そこで調べた。まず正攻法で、例えば東京→香港→ロンドンなどと調べると、同じビジネスクラスでJALなら50,000マイルで行けるところ85,000マイルも必要、幾ら乗りたいと言ってもそこまで余分に出す気にはなれない。

 改めて特典航空券のルールを調べると、キャセイの場合は飛行距離に応じた段階制の所要マイレージとなっている。距離は乗り継ぎ合計で算出する。と言うことは、区分ギリギリのところへ行くのが高効率なわけだ。この時点でもはや、「どこへ行きたい」が欠落している、ノリヒコさんとはそんなものだ。4,000/6,000/8,000/10,000マイルの区切りごとに考えてみた。手順は以下の通り。
 ①こちらのページで、候補の都市(キャセイ就航地)を確認する
 ②どの都市がどの辺りに位置するか検討をつけるためこういうサイトを使う
 ③こういうサイトを使い、区切りの数字ギリギリになるようシミュレーションを繰り返す
 ④シミュレートした結果をJALの特典航空券交換のページで予約を入れてみて、所要マイル数が計算通りか確かめる

 ここで一捻り。例えば③でTYO(東京)-HKG(香港)-DEL(デリー)と入れると、4,130マイルと出る。惜しくも4,000を超えてしまう(ビジネスクラスは60,000マイル必要)。そこで一捻り、出発地をOSA(大阪)にしよう。関空から香港へも、毎日複数のフライトがあるからね。すると結果は3,880(同42,000マイル)、よしワンランクダウン!関空までは朝一のフライトで飛んでギリギリ間に合うし、節約志向なら夜行バスもアリだ。キャセイの本邦就航地は東から札幌、東京、名古屋、大阪、福岡、沖縄。実用的なのは東京か大阪だろうが、他の就航地も念頭に置くと好結果が得られるかもしれない。まあそんなコトを繰り返した結果が以下。いずれもビジネスクラス、片道。④の検証も済ませてある。

 4,000マイル圏(JAL42,000マイル):東京~香港~デンパサール(3,940)、大阪~香港~デリー(3,880)
  この距離だとビジネスクラスでもフルフラットシートではない可能性が高い。せっかくの特典航空券でそれ、しかもインド人いっぱいとかイヤだ。そしてデンパサールなら、自分はガルーダ(GA)の特典を取れるデルタ(DL)のマイルを30万も不良在庫させている。

 6,000マイル圏(JAL60,000マイル):東京~香港~パース(5,540)、福岡~香港~メルボルン(5,860)、沖縄~香港~テルアビブ(5,697)
  行先は魅力的だし、豪州便には最新鋭A350が投入されているのも良い。テルアビブ!大韓航空が運休してしまったので魅力的だわ~。

 8,000マイル圏(JAL80,000マイル):東京~香港~スペインを除く欧州、大阪~香港~マドリードを除く欧州、福岡~香港~ヨハネスブルグ(7,900)、大阪~香港~バンクーバー(7,910)、福岡~香港~シアトル(7,730)
  欧州だとブリティッシュ(BA)やイベリア(IB)に乗る選択もあるので迷うところ。一方ヨハネスブルグの街は危険でも、空港で乗り継いでケープタウンや周辺国に飛んでしまえば問題なし(経験談)。そして北米西海岸北部ならこのゾーンで辿り着ける。

 10,000マイル圏(JAL85,000マイル):東京~香港~ニューヨーク(9,840)
  下のゾーンから僅か5,000マイルの上積みで超長距離便に乗れる。北米東海岸だと機材は777-300ER、一席あたりの広さはA350より上かも。

 JALが直行便を飛ばしている都市に、JALより多い所要マイレージで行くのってどうよ?と思わないでもない。しかも香港から北米なんて、日本の上を飛んでくので(体験談)さらに「何やってんだか」と(笑)。
 …とまあ、こんなシミュレーションと妄想をしていると、あっという間に数時間が経ってしまうのだった。でもこれって片道切符だよね?そう思った方は次回にご期待ください。(をい)

追伸
 裏技的に、東京~香港~大阪って特典航空券も合計マイル数で計算して発券できるよ。ただ日本便は原則として、フルフラットシート装備機材は入らない。頻繁にシップチェンジするので、入ることもあるけど予約時点では判らない。日本発着のCXビジネスクラスに乗りたいなら、「キャセイホリデー」で東南アジアへ行くのが超お得だ。
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2019年11月30日 【鉄道】相鉄・JR直通運転開始

2019-12-25 06:44:01 | 鉄道・飛行機・船舶
 JRの横浜地区貨物線と相鉄線との間に連絡線が敷設され、相鉄⇔JRの相互直通運転がされるようになった。海老名発・新宿経由・川越行だって!もっともほぼ全列車、新宿止だけど。

 奥多摩へハイキングに行くつもりが寝坊して出損ない、その後も家でダラダラしていて午後になって出かけた。開業日とは言えその頃なら空いているだろうと思い武蔵小杉に行くとホームの乗車位置には行列、マジか…とは言え中間車両は空いているようで、両端が極端に混んでいるようだった。

 実はJR区間はこれまでにも「湘南ライナー」や臨時列車が通ってきた区間が殆ど。武蔵小杉駅を出てすぐに貨物線に入り、新川崎駅脇を通過。横須賀線、京浜東北線、東海道線をオーナークロスして鶴見駅で浜川崎方面からの貨物線と合流、生麦で東高島方面と離合し長大なトンネルを抜け出たところが羽沢横浜国大駅。もともとあった貨物駅の脇に作られ、この付近だけが新線区間となる。JRの駅番号はなく、相鉄の「SO51」のみ。駅名やホーム等の案内表示板はすべて相鉄様式。ここでJRと相鉄の乗務員が交代する。

 せっかくなので下車してみた。駅は綺麗だがガランとしており人が去れば寒々とした空間だろう。売店も、周囲にコンビニもない。駅前を環状2号線とその測道が通っているのみ。反対側への長い弧跨橋を渡ると直ぐに住宅街、実はむかし住んでいた場所は割と近く、駅から3kmもない。

 駅に本日開業等の装飾は一切無く寂しい限り、わずかに設置されたスタンプと開業日の自販機切符を求めそれぞれ長蛇の列。記念の何かを入手するのは諦め、写真だけ撮って再びホームへ。僅かの乗車で相鉄線側の分岐駅、西谷へ向い、帰りは横浜経由にした。写真は「ハザヨコ」駅に入線してきたJR車、普段りんかい線や埼京線で見慣れているので違和感ありまくり。

 これで日本の鉄道全線完乗防衛!と言いたいところだが、10月に沖縄の「ゆいレール」が延伸開業したのに乗っていない。来年3月には富山で路面電車が僅か100mほど延伸開業する。課題は尽きない。
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2019年8月21日 【鉄道】「電車で行こう!第6回大本山スタンプラリー」応募要件達成

2019-09-05 20:22:46 | 鉄道・飛行機・船舶
 昨年の第5回に続き、今年もスタンプラリーに挑戦し、本日回り終えた。開催案内は[こちら]、今年は「重ね捺し」が追加されている。今回の達成経緯(ってほどのモンじゃないが)は以下の通り。

 8月10日:ハイキングのついでに高尾山薬王院&京王高尾山口駅
 8月17日:二階建てバス乗車のついでに成田山新勝寺
 8月21日:京急川崎大師駅

 本当は3寺3駅の計6ヶ所すべてのスタンプを捺すつもりだったのに、京成成田駅で直ぐに列車が到着することに気をとられ痛恨のスタンプミス…それで気が抜け、結局捺したのは4ヵ所に留まってしまった。満願でないのは残念だが、そのために京成成田まで再訪する気にはならない。B賞(モバイルバッテリー)、当たると良いな。

 そもそも昨年、高尾山にハイキングで行くことがきっかけで参加したイベント。今年で高尾山を通るコースを歩いてしまったので、来年はもういいかなって気がする。2シーズン、愉しませていただきました。
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2019年7月19日 【航空】航空講演会@新橋

2019-08-05 20:42:41 | 鉄道・飛行機・船舶
 新橋にある航空会館では定期的に航空そして宇宙に関する無料講演会をやっている。たまたま話題の旅客機に関するテーマの会があることを知り、飛行機好きのお仲間と聴講した。

第284回「航空と宇宙」定例講演会『「ANAのA380 と JALのA350、新機種導入に秘められた戦略を探る!」』

講演1:全日本空輸株式会社 CEマネジメント室 商品企画部 プロダクト企画チーム マネジャ 牧克亘氏
 JALの牙城であるホノルル線に殴り込みをかけるANAのA380、導入の苦労や
 エピソード、装備の工夫や新しい関連サービスなどの紹介。話があちこち
 脱線し大幅に時間超過、プレゼントしては散漫な印象を受けたが、機体の
 デザイン同様に何となく楽しそうな雰囲気は伝わってきた。

講演2:日本航空株式会社 経営企画本部 経営戦略部  機材グループ長/A350導入準備室長 木村卓爾氏
 さすがJAL、と思わせる几帳面なプレゼン。資料も綺麗に作り込まれ、説明も
 発表原稿をしっかり書き、かつ練習も入念にしてきた様子が伺えた。真面目
 すぎて全体がスーッと終わってしまい、逆に印象に残らなかったきらいも。

 JAL派の自分としてはA350には機会を作ってでも乗りに行くかもしれないが、ANAのA380に自分の意志で乗る機会はなさそう。乗っても「奴隷船」と揶揄されるエコノミーではねぇ…しかし同じ年に新型のエアバス機同士導入が話題になるとは、日本も変わったものだ。ちなみに航空趣味の雑誌「エアライン」でもこの両者の特集をしているので(写真)、興味のある方はご一読を。
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2019年1月20日 【飛行機】ボーイング787シミュレータ体験

2019-02-14 06:08:59 | 鉄道・飛行機・船舶
 せっかくFlight of Dreamsへ行ったので、目玉の「ボーイング787フライトシミュレータ」に申し込んで体験してきました(写真)。結果は惨敗でした。

 ちょっと気合いを入れて濃色のスラックスにYシャツ、黒に近いネクタイを締めて革靴でショウアップ、気分はキャプテン。セスナ免許持ちであることは伝えておいたところ「免許を持ってる方の方が経験が邪魔をして上手く飛ばせないんですよ~」とキツーいジャブから。

 コースはRJTT(羽田)34RからRJAA(成田)34Lまで。経験者なので色々なスイッチを結構細かく説明されます。指でウエイトとかコスト値とか入力するのには慣れが必要。超短距離のフライトなので40万ポンドも行きません。チェックリストも画面に呼び出し…項目少なっ!セスナの方がよっぽど大変。エンジンスタート、ブーンと言う音が響いてくる…やはりJAL機(GEnXエンジン)とは音が違う気が…スポット60何番なんてあったっけ!?あ、第2ターミナルね(笑)。プッシュバックされパーキングブレーキセット、牽引車が離れブレーキリリース、スラストを意外と多めに出して動き出したらすっと戻す。けっこう動かすのに力が要る。ハンドルを操作して直線走行するのも難しいもんです。

 34Rから離陸、スラストレバー根本のTO/GAスイッチぽん!でオートスロットル、V1は116ktsだったかな?あっという間にVR、V2、ギヤアップ。最初に少し引き上げて、離陸したら少しピッチ下げる。すぐに右旋回、ちょっと操縦棹を引き過ぎて失速警報(スティックシェイカー)作動。面白いので数秒間そのまま。10,000ftでレベルオフ、いやはや素晴らしい加速と上昇力、あっという間にターゲットを超えてしまう。挙動も慣性の大きさにまごつきます。すぐにアプローチ、もうバタバタ。ヘディング定まらず降下率定まらず。オートパイロットを使わずマニュアル操縦に拘ったせいですが、スロットルだけはオート(本当は有り得ないセッティング)のため自分の意図に反したパワーの入り方が原因でした。

 あっという間にアウターマーカー、RWYインサイト、あ~コース定まらない~。インストラクターが「チョイ左」「ハイ戻して」「チョイ左」「もう戻して」修正のイメージが掴めてきたところで何とか着陸、センターラインの右側でした(苦笑)。

 「初めてなら上出来ですよ」とはリップサービスに過ぎないことは自分が一番解っている。悔しくて数日間は寝付きが悪かったです。セスナの訓練の時と同じ感覚、上手く飛ばせていない、ズレているのは解っている、でもそれを上手く修正できないもどかしさ。ずっと考えていて、やはり細かな手順以前に姿勢をよく見て察知してwing levelを片時も忘れないこと、これが大事だと思い出しました。さて、いつ再挑戦してやろうかな。しかし往復交通費だけで2万円+訓練費は痛い…

[2019/2/25追記]
当日のブルーフィング時のメモをようやく発掘。
燃料とかコスト値とか入力前なので大まかな目安としての数字。
Takeoff Flaps 5
Landing Flaps 25
V1 121-2kts
VR 137-8kts
V2 140kts
Pitch 15~17.5
Bank 25 max30
Vref 138+5kts
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2018年9月18日 【鉄道】「電車で行こう!第5回大本山スタンプラリー」満願成就

2018-10-03 06:43:35 | 鉄道・飛行機・船舶
 たまたま駅でリーフレットをみつけ、しかもちょうど行く予定のある方向だったのでついでにお参りし応募することにした電車で行こう!第5回大本山スタンプラリー、3日連続で回って満願成就。四国八十八ヶ所巡礼では結願(けちがん)と言うらしいのだが、今回のは満願で良いんじゃないかな?「コンプ(リート)」だと何だか御利益もなくなっちゃいそう。

 9月8日:ハイキングのついでに高尾山薬王印
 9月9日:ジョフルトレイン乗車のついでに成田山新勝寺
 9月18日:通勤のついで(?)に川崎大師平間寺

 八百万の神がおわする日本、信心あろうがなかろうが、なにものにも畏まり頭を下げる。スタンプラリーと言う不純な?動機でも、寺に足を運びお布施し謙虚に祈れば多少なりとも御利益はあろうかというもの。寺に運ぶ運動をし、境内の緑に目を癒された時点で御利益を頂いていると思えばよろしい。

 鉄道各社のスタンプラリー、興味あるものもあるが何十ヵ所も回るのはさすがに付き合いきれない。せいぜい5ヶ所くらいまでなら、またやってみても良いかなと思える。
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