日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2023年11月3日 大人の社会科見学・JAXA相模原キャンパス 特別公開

2023-11-30 20:00:00 | ノンジャンル

 いわゆる一般公開の中でも、たぶん全国でトップ5くらいには挙げられるんじゃないかと思うイベントに、例によって元会社の仲間と行くことにした。この日、岐阜の「スーパーカミオカンデ」の公開にも申し込んだのだけど落選しちゃったんだよねぇ…。

 「はやぶさ2」の熱狂から3年近くが経ったが、その開発拠点である相模原地区の人気は絶大なまま。用心して開場1時間前に現地入りして正解、10分早めて会場のころにはズラリと行列。

 JAXAでは「はやぶさ2」以外にもざまざまな人口衛星の運用・計画を行っており、またそれらを支える技術開発も当然ながら行っている。打ち上げから18年を経過し、現在は宇宙空間におけるリチウムイオン電池の実験機と化している「かがやき」や、今後の本格的開発が期待される宇宙マイクロ波背景放射偏光観測衛星「LiteBIRD」が主たる興味の対象。もちろん会場ごとに全ての部屋を回り、説明員にあれこれ尋ねながら観てゆく。中にはセンター長やリーダー自らが説明して下さる展示もあり、貴重な機会を得た。ぼんやり観て回るのでは勿体ない。

 先日の理化研より構内がコンパクトで展示室が少なかったため、公開終了時刻までにほぼ観終えることができた。やはり、一般公開は面白い。

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【映画】大雪海のカイナ ほしのけんじゃ【東亜重工開拓局 重力リミックス LIVE ZOUND】

2023-11-30 13:00:00 | 本・映画・展覧会

 タイトルは「だいせっかい」ではなく「おおゆきうみ」と読むファンタジー物。。TVアニメがあり、コミックがあり、そして今回の劇場版。初見のため話に入ってゆけるか?

 環境変化により雪のような表面と、限りなく透明な「大雪海」に囲まれてしまい、皮肉にも水不足となりつつある島から、水を求めて王女を隊長とする水資源探索船が出航する。目当ての超巨樹に近づくと、そこには異変が生じており、別の勢力に囚われてしまう一行。その勢力の狙いは?一行は無事に敵の手から逃れ、水を得られるのか?というストーリー。

 冒険ファンタジーの体だが、環境問題を描きたかったのか?と気付いたのであれば、まだ足りない。「敵」のリーダーの考えは優生思想そのものだと気付く。80年前のナチス、7年前の神奈川やまゆり園事件。きわめて重いテーマだが、物語ではそれほど深刻には描かれておらず、もし監督がこのテーマについて伝えたいことがあったのであれば、描き方が足りなかったかもしれない。

 一方、背景は実に美しい。CGなのだろうが、だからこその描き込みか。空や海の微妙なグラデーションは、先週観た「アリスとテレスのまぼろし工場」が工場の人工物を精細していたのと対照的な、大自然の風景描写だ。

 終映前に観ることができて良かった。館内では本作のパネル展をやっており(写真)、人物その他の設定や表現指示などを見ることができちょっとしたボーナスだった。

 2023年11月2日 川崎・チネチッタにて

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2023年11月2日 【旅行】プライオリティ・パスのメリット減少

2023-11-30 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 昨日、楽天プレミアムカードのサービス内容変更がアナウンスされた。(こちら

 買い物ポイントサービス「改悪」の方がインパクトある方が多いと思うが、自分はさほど買い物をしないため、あまり影響はないかもしれない。それより、プライオリティ・パスのラウンジ利用回数上限値が設定されたことが気になる。

 退職して金銭的に余裕がなくなってきたことから、今後の東アジア旅行はLCCで飛ぼうと思っている。今は地方空港の出入国スタンプ集めをしているため、必然的に就航しているLCC利用となっているのだが、それが一段落した後もLCC利用にシフトしようと考えていた。また、海外など(ラウンジ入室資格を持っている)JAL関連航空会社に搭乗しない際も、楽天プレミアムカード会員には無料で発行されるプライオリティ・パスを持っていれば無料でラウンジを利用でき、時間帯によっては一食分を節約することもできる。それが年間5回まで、行き帰りに使うとすれば年2.5往復だ。タダ飯タダ酒も無尽蔵ではなくなる。ちなみにラウンジは普通に利用すると、1回3~4,000円くらい。

 東アジア便なら搭乗時間も短いし、飲み食いったって鯨飲馬食するほどではない。ラウンジに入れなくても居心地が悪くなるだけのこと、飲み食いに関しては節約意識から抑えられて健康に良いかもしれない。そう考えるしかないのだが、旅の愉しみの一つにブレーキがかかるようで、残念だ。

 とは言え、年間5回まででもプライオリティ・パスを保有する価値はまだある。「改悪」は2025年からのようだし、もう暫くは楽天プレミアムカードは保有しつづけようかな。何より、(年会費無料の)一般会員に切り替えるに当り、与信審査に通らないリスクがあるから。

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【本】 磯部 涼著 「ルポ 川崎」(新潮文庫)

2023-11-29 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 本の返却に行った図書館で偶然見つけ、舞台が川崎だというので読んでみたところ、これまた貧困家庭に生まれ育った若者たちのルポ作品だったのは何の因果か。

 タイトルに異議あり、本書は川崎市の中でも川崎区、それも概ね京急大師線・産業道路・JR南武線浜川崎支線・京急本線で囲まれた狭いエリアの話。本書を読んで川崎全部がこのような街と思われたくはない。そういう断り書きは本書中にもあるのだが、やはり指摘しておきたい。

 著者がインタビューし物語を綴った若者は、この狭いエリアに住み行動範囲もほとんどこの範囲と言う、いわゆるストリート系文化のヒーローたち。ほぼ全員が裕福でなく、かつ複雑な家庭環境を持ち、素行不良な少年時代を送り、その中でラップだったりスケボーだったりと楽しみを見つけ、ひとかどの評価を得るまでになった。

 著者はあからさまな称賛は送っていないが、本書自体は「ヒーロー伝」と読まれるだろう。細かに各人の生い立ちを紹介しており、そういうバックグラウンドの紹介こそが本書のテーマであるはず。そういう他民族異文化で混沌とした世界が、川崎区の一角にあるという紹介をしたかったのだろうが、何となく不快感が残る。それは、不良少年たちがヒーローと紹介されることへの反発なのか。複雑な経歴を持つ人でも生きられる街・川崎(区)と紹介したかったのか。どうも気に入らない。

 2023年11月1日 「駅からハイキング」より戻る電車にて読了

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2023年11月1日 【ハイク】駅からハイキング#0223008 歴史探訪 東海道戸塚宿を歩く

2023-11-29 13:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 参加を再開した「駅からハイキング」今日は11月末が期限の戸塚へ。と言うのも、11月は旅行で不在期間が長く、歩きそびれる可能性があるため前倒しで歩いておこうと。

 スタートは戸塚駅。コースはJRと斜めに交わるような、ざっと細長い長方形。先ず東口側を歩き、JRを歩道橋で越え(昔は戸塚の大踏切だったところ)西口側を歩く。距離配分としては、4:6くらいで西側の方が長い。

 歩き出してすぐ柏尾川に出、沿って歩くが歩道が離れておりあまり川面は見えない。住宅街に入り妙秀寺、そして江戸見附跡。ぐるり回って駅に戻る辺りから本格的に国道1号(旧東海道)を歩く。が、川崎宿と違って戸塚宿はさほど風情も標識もない。

 西口側を歩き始めてすぐにラーメン屋で昼食休憩、今日は規定の開始時刻が10:30と遅かったのが幸いし、ちょうど昼食時となった。再び歩き始め、1号線から少し入った高松寺は大き目の境内(写真上)、次の海蔵院の方が古いらしいのだが。八坂神社を過ぎた次の冨塚八幡宮は中々の風情、11世紀の創建だそう(写真下)。

 国道1号線を戸塚土木事務所前の信号で折り返し、本コースのテーマ部分は終了。3たび柏尾川に出、整備された歩道を歩く。この区間は歩行者と自転車とが完全に分けられており、安心して歩け日々の散歩にも良さそうだった。柏尾川は戸塚駅ホームの下を流れており、沿ってゆくと駅に突き当たる分り易い道。昼食休憩を含め、ちょうど2時間でゴールした。

 あまり宿場の風情は感じられなかったが、沿道の寺社の多さそれ自体が宿場町を表していると思った。ちなみに今日も超快晴で、歩き始めたらジャケットは脱ぎ、長袖シャツを袖まくりしても汗ばむ陽気。サングラスを持参して大正解だった。

 本日の歩行距離:約8.0km
 駅ハイ通算距離:約57.0km

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2023年11月1日 【食べ物】戸塚・支那そばや

2023-11-29 06:00:00 | 食べ物・飲み物

 「ラーメンの鬼」こと佐野実氏(故人)の店であり、現在は弟子が店長らしい。そういうブランド性もあってか、価格は4桁とすこぶる高い。ネットで検索すると麺はxx、スープの鶏はxx…とこだわりを知ることができるが、出された丼にそのような能書きはなく、目の前の味が全てである。

 味は醤油と塩の2つのみ。オプションで大盛や多少のトッピングはあるが、サイドメニューや利益率が高いとされるビール等はなく、ラーメン一本勝負というプライドが感じられる。真っ白な丼に盛られたラーメン、スープは脂がキラキラ、これは唇にまとわりつくタイプかと身構えたが杞憂に終わった。拍子抜けするほどスッキリあっさり、後に引かないのが物足りないほどキレが良い。麺は「支那そば」と言うだけあってやや黄色っぽくツルリとした細ストレート、個人的にはもう少しザラつき、もう少し硬めの方が好み。メンマは先割れ?で長い。チャーシューは2枚、厚みがありながら柔らかい。海苔は小判が1枚、口に含むと溶けて磯の香りが広がる。細い輪切りにされているのは青々とした九条ネギか。

 スタッフの接客は丁寧かつ上品、厨房も勇ましく掛け声が飛び交うわけでなく、粛々と丁寧に作っている。それでいて居住まいを正されるような圧迫感はないのは有難い。

 一般的な店より高い価格も納得の一杯でした。この日歩いた「駅からハイキング」のコース上にあり、立ち寄れて良かった。

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2023年10月31日 【物欲】メガネ新調

2023-11-28 20:00:00 | 各種物欲

 メガネを新調した。

 昨年12月にメガネ屋が補償してくれたヤツを掛けて見たところ、確かに遠くはすこぶる見易くなったのだが反動で近くが見づらく、運転専用としたため普段使い用のメガネの予備がなくなってしまったのだ。さすがにマズいと、長期の海外旅行を前にようやく作った次第。

 検眼してみると、自分は右目で近くを、左目で遠くを見ていることが判った。結構な「ガチャ目」なのだ。そして乱視も少し。これまでと同じようなバランスで、これまでより一段度を強くしたくらいで作って貰った。マルチコートとブルーライトカットも入れて。フレームは一番安いのでと思ったが、少し追加してチタン製でツルの部分にバネ構造の入ったデザインを踏襲。クリップ式やオーバーグラスタイプのサングラスを使うため、スタイルはこれまでとほぼ同じものを選んだ。

 今までメインに使ってきたメガネの購入履歴が残っており、何と9年前に作ったものだった。もう1つのと併用していたとは言え、良く使ったものだ。死ぬまでにあと何回、メガネを作るだろうか?

 嬉しかったのは、検眼結果に表示される「あなたの眼の年齢」が10歳近く若かったこと。慢心せず、眼を労ってゆこうと思った。

 

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2023年10月30日 【クルマ】ジャパンモビリティショー2023

2023-11-28 13:00:00 | クルマ

 「東京モーターショー(TMS)」が「ジャパンモビリティショー(JMS)」と名前を変え、心機一転したかは知らないが招待券を頂いたので友人と観に行った。会場は東京ビッグサイト、えっ晴海じゃないの?(爆)。誘導された臨時駐車場は「ゆりかもめ」の旧船の科学館駅前、パーク&ライドなら電車のチケット付けて欲しい、1,600円も取るのだから。

 会場・東京ビッグサイトでの展示は東西南と3つの館に分かれるが、空いてそうな方から南→西→東と回った。これは正解だった気がする。限定トミカを買おうか迷ったが、50mほどにも及ぶ列に断念。みんなよく並ぶねえ。

 今回から「モビリティ」と改名した通り、会場内には自動車だけでなくオートバイを始め電車やドローン、ビジネスジェットのモックアップまで!むしろそっち系に興味ある出品あり、電動三輪バイク(原付二種登録)のディーラーさんからは別途ゆっくり話を聞かせて欲しいとオファー頂く始末。何やってんだか(^^;

 クルマで興味深かったのはホンダプレリュード(コンセプト)、ダイハツコペン(コンセプト)、マツダの何とか(コンセプト)と2ドア車ばかり。ただユーザーも良いと思うのと買えるのとは違うため、本当に販売されますかどうか。

興味を引いたその他の出品の写真は以下の通り。
(上左)JR東日本・水素式燃料電池駆動電車「FV-E991系」
(上右)Joby Aviation・eVTOL「JAS4-1」
(下左)カワサキ・電動バイク「Minja e-1」とハイブリッドバイク「Ninja 7 Hybrid」
(下右)スズキ・電動軽バン「eエブリイ コンセプト」 ※車体がダイハツ ハイゼットなのがミソ

 行ってみたら目新しいものばかりなのは当然だったが、平日にもかかわらず大層な混雑ぶりには疲れた。

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2023年10月27~29日 【旅行】長野へ乗り物旅

2023-11-28 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 先週末の北関東に続き、今週末も乗り物ターゲットの旅であります。

 10月27日、池袋から夜行バス「WILLER WT351便」に乗車。わざわざ池袋からにしたのは、最新のシート装備車両が現状この便にしか充当されないため。新型3列シート「DOME」はシェル型のシートにカノピーと称する大型フードがつき、個室感が高まっている。ただし自分はカノピーって息苦しく感じてあまり好きではなく、カーテンで仕切られている方が好きだ。その新型シート、見てくれは良いのだが、リクライニングまでが狭い。いやリクライしても狭いかな?カノピーのおかげで静粛性は高いが、居住性はあまり良くなく、他人にお勧めしたいとは思えなかった(写真上左)。

 10月28日、早朝に名古屋着。朝イチの特急「しなの1号」で長野へ。この車両も誕生から30年近く、ディーゼル特急HC85系の導入&キハ85系置換がひと段落したらこちらも新車投入になるのだろう(と思ったら既に385系の開発が発表されており、2026年に量産先行者投入とこちら(pdf))で発表されていた)。長野電鉄に乗り継いで小布施へ、ここで保存車両2000系を見学し(写真上右)、名物のそばを食べ、「おぶせミュージアム」をしっかり見学していたら夕方になってしまった。

 10月29日、小布施からいったん終点の湯田中まで行き、折返し観光列車「北信濃ワインバレー列車」に乗車。車両は元小田急Hi-SE。箱詰め弁当のほか、沿線産のワイン白3種類、赤4種類が飲み放題(写真中)。もちろん全種類いただいたが、たかやしろファームのカベルネソーヴィニヨン&メルローが一番気に入った。鹿児島出身だというアテンダントさんや周囲の乗客とも話が弾んだのは酔っ払いならではか。飲み過ぎ防止には、この程度の乗車時間が適当なのかもしれない。

 長野で1時間ほどのインターバルののち、しなの鉄道の観光列車「ろくもん」に乗車。こちらの車両は元JR115系。食事つきのコースにせず、座席のみ予約。駅で地ビールを1本だけ買って乗り込んだが、車内でも色々なお酒を売っていた。上田駅では武者による歓迎の殺陣演舞あり、小諸駅では駅脇のイングリッシュガーデンのガイドツアーあり、頻繁に沿線の観光ガイドがアナウンスされ、浅間山もすっきりと姿を現し気持ち良い乗車だった。

 軽井沢に着き、構内の電気機関車(EF63、EC1000)、駅前の草軽L電を一瞥してから新幹線で帰京。本当は土日で観光列車1本ずつと分散させたかったが、列車運転日の都合で日曜に集中となったのは残念だった。それなら日帰り強行も可能だったかもしれないが、余裕を持って移動し秋の信州の風景を堪能できたのは良かった。いつもは重くて買わないリンゴ、今回は購入。重かったが実りいっぱいの週末だった。(おわり)

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【映画】ガールズ&パンツァー 最終章 第4話(3回目) 【LIVE ZOUNDセンシャラウンド7.1ch チネチッタMix】

2023-11-27 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 4DXとかで観たかったのだけど、他所の劇場まで行く余裕がなかったため同じシステムで3度目の鑑賞。うん、やはりこちらの方が重低音が効いてて良いな。

 「最終章」は全6話まで予定とされている。残り2話、どれくらいのインターバルで公開されるのか。せめて年イチくらいにして欲しい。

 2023年10月27日 川崎・チネチッタにて

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