実にくだらなくJALマイレージ亡者な話でクドクド長いです(笑)。
東京から国際線で出発する場合、当然のことながら成田や羽田発の航空券を買います。あ、個人手配の話ですので!この航空券、実は名古屋や大阪からだと追加料金なし、福岡や札幌あたりでも+5,000円程度で区間追加できるってご存知でしょうか?
同じ料金で余分に飛行機に乗れる=マイレージ(およびFOP)を稼げるわけですから、使わない手はありません。ただし、その航空券の出発地までの交通手段は別途支出となります。そこら辺は費用対効果を考えてね(^^;
では、あくまで当日中の時間延長と言う範囲内で付加できるプランをご紹介しましょう。昼前には成田を出発する国際線に搭乗するという前提です。時刻は2013年6月のものです。
【出発日のモデルケース:大阪往復を追加】
羽田06:30発(JL101便)伊丹07:35着
伊丹08:15発(JL3002便)成田着09:30着
成田空港のJAL国内線→国際線接続時間は60分ですので、10:30以降の出発便であれば接続可能。10:30ヘルシンキ、10:45モスクワ、11:10パリ、11:45ロンドン、12:15フランクフルト、11:00シカゴ、11:10ニューヨーク、11:20ボストン…欧米は総じてカバーです。冬ダイヤでは接続NGな都市があるかもです。
当日朝にトンボ帰りで成田に着けるパターンは大阪(伊丹)のみです。他の空港ですと、前夜のうち或いは夜行バスか何かで現地入りする必要があります。もっともこのプランにしても、羽田6時半の便に乗れる人は限られるかもしれませんが…伊丹便の良い所は、通年で運賃が安いことです。
JL3002便には777-300ERの国際線機材が使用されます。クラスJの前方(1列~2または3列)はファーストクラス席!事前予約はできず当日開放となりますので、羽田で要確認です!
ちなみにバゲージ(預け入れ荷物)がある場合、航空券は別々に購入であっても羽田で「HND-ITM-NRT-BOS」といったチェックインが可能です。BOSから先があっても日本でチェックインする分にはやってくれるんじゃないかな?JALのGHの皆さんのスキルは高い方が多いので…近い将来やってみます。
【到着日のモデルケース】
(1)名古屋往復を追加
成田18:25発(JL3087便)中部19:35
中部20:45発(JL146便)羽田21:45着
2013年3月31日の路線開設(1日1往復!)により可能になったパターンです。
JL3087便には777-300ERの国際線機材が使用されるのは前述の3002便と同じ。東京へ戻るJL146便は737-800ですが、こちらも国際線機材が使用されますのでクラスJがお勧めです。国際線用738(略称)が国内線で定期的に営業運航されるのはこの路線だけですので、機材マニアにはお勧めです。
まぁでも、より遠いのに東京着が早く、費用も殆ど変わらない次の「大阪往復プラン」を選択するべきでしょうね。
(2)大阪往復を追加
成田18:30発(JL3007便)伊丹19:50着
伊丹20:20発(JL138便)羽田21:30着
伊丹も、発着時間制限ギリギリの最終便に間に合います。
JL3007便は777-300ERの国際線機材、クラスJ最前方が狙い目です。伊丹の乗継スポットは少々離れますが、チェックインしていれば大丈夫、ひょっとしたらグラウンドスタッフが待っていて誘導してくれるかもしれません(笑)。
(3)札幌往復を追加
成田18:40発(JL3049便)新千歳20:20着
新千歳21:00発(JL528便)羽田22:35着もしくは
新千歳21:25発(JL530便)羽田23:00着
新千歳へも到着当日に往復できます!往復とも国内線機材、国際線接続分は有料、繁忙期には東京への戻り便が高価とあまり良いことはないように思えますが、その分「稼げる」プランです。札幌からの戻りは2便、遅い方を選択すればターミナル内で夕食(ラーメン屋まだ空いてる店あります)を掻き込んで戻って来られます。
一番の問題は体力かもしれません(笑)。欧米から12時間乗ってきて成田で2,3時間待ち、さらに往復3時間。最後に着くのが羽田とは言え帰宅は0時近くになります。時差ボケしていれば眠くはありませんが、翌日から仕事の場合はキツいです(体験談)。
あと、冬場(年末年始の旅行など)ですと、新千歳が雪でトラブる可能性がないとは言えません。翌朝一番の出社が至上命題な方は、冬場はおとなしく伊丹か中部までにしておく方が無難でしょうネ。私は大して期待されていないので、冬場でも新千歳往復です!
残念ながら福岡&沖縄は、成田からの接続便はあるのですが当日中に帰京できません。私は最近行きに大阪往復、帰りに札幌往復して一生懸命「稼いで」います。両親を特典航空券で海外旅行へ連れてくためと自分に言い聞かせながら…
最後に、成田で乗り継ぎを待つ国内線ラウンジ(利用資格あり)は超ショボく、つまみは柿の種くらいしかなく、おまけに混むので「無料ビール」以外の価値を求めてはいけません。ビール有料でも良いので国際線ターミナル内の店にいた方がマシなんじゃね?ってくらい混んで居心地悪いです。でも例え国際線で疲れてヘロヘロでも、ここに入ってビール飲んでしまうんですよねぇ。
いかがでしたでしょうか?「アイツはヘンなヤツだ」の検証にはなっても参考にはならなかった気がします(爆)。で、こういうの書いてたら「トラベルライターになりませんか?」って誘われたんです以前。「一般ウケする原稿は書けませんので広告主つきませんよ」とお断りしました。ニッチ(=マニア)市場向けのサイトがあったら雇って貰えるかしらん?ここまでお読み頂きありがとうございました。