文庫だと思って買ったら単行本だった…1円だったから良かったけど。
社会にあるさまざまなシステム(コンピュータとは限らない)、それらがどう動いているか、とても興味がある。ハード面しかり、ソフト面しかり。そんな関心を幾分満たしてくれる一冊、出版された当時に読まなかった(高くて買わなかった)本を20年経って読もうとは。
テーマは6つ、「新幹線」「国際線旅客機」「糞尿」「犬猫」「浮浪者」「競馬場」。それらがどのように片付け・清掃され、そこで出た廃棄物がどのように処理されていくかを、それらの処理に携わる人間を絡めながらレポートしている。どうです?面白そうでしょう!
何しろ20年前である、新幹線はきっと0系で「のぞみ」は走っていない。空港編は羽田に着発する中華航空だ、いまや糞尿の海洋投棄はなくなった…等々、思い出話的な点もあるが仕方ない。だが、今でも多少の形は変われど社会システムを維持してゆく上で機能している「しくみ」はあるに違いなく、世代は変われど綿々脈脈と従事している人々がいる(はずだ)。
次は「大空港25時」でも探して読んでみようかな。
2007年8月29日 自宅にて読了
社会にあるさまざまなシステム(コンピュータとは限らない)、それらがどう動いているか、とても興味がある。ハード面しかり、ソフト面しかり。そんな関心を幾分満たしてくれる一冊、出版された当時に読まなかった(高くて買わなかった)本を20年経って読もうとは。
テーマは6つ、「新幹線」「国際線旅客機」「糞尿」「犬猫」「浮浪者」「競馬場」。それらがどのように片付け・清掃され、そこで出た廃棄物がどのように処理されていくかを、それらの処理に携わる人間を絡めながらレポートしている。どうです?面白そうでしょう!
何しろ20年前である、新幹線はきっと0系で「のぞみ」は走っていない。空港編は羽田に着発する中華航空だ、いまや糞尿の海洋投棄はなくなった…等々、思い出話的な点もあるが仕方ない。だが、今でも多少の形は変われど社会システムを維持してゆく上で機能している「しくみ」はあるに違いなく、世代は変われど綿々脈脈と従事している人々がいる(はずだ)。
次は「大空港25時」でも探して読んでみようかな。
2007年8月29日 自宅にて読了