日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【写真展】日本野鳥の会カレンダー作品展~野鳥と四季折々の風景~

2022-02-28 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 予想より3時間ほど早く東京に戻ってきたため、そのまま新宿へ向かい写真ギャラリー巡りをすることにした。もともと11日に千葉、12日は写真ギャラリー巡りと思っていたのが11日が雪の影響で千葉行きを取り止めたため、2日分を1日に圧縮した形となった。

 昨年12月に観た写真展の流れを汲む本展、構図とか露出とかタイミングとか、批評することはお呼びでない野鳥の写真。うーん、知っている鳥が少ない…見て判るのはカワセミ、イソヒヨドリ、メジロ、エナガ…あとは「シギの仲間だな」とか「カモ類だな」くらい。

 観察は大変だが、まずは鳴き声から種類を判別する練習でもしてみようかと思いながら会場を出た。

 2022年2月12日 OM SYSTEM GALLERY(旧:オリンパスギャラリー)にて
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2022年2月12日 【ハイク】関東ふれあいの道(千葉ー13)

2022-02-28 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 2週続けて関東ふれあいの道ウォーク、今日は番外編。正式なコース設定にはない、コースとコースの繋ぎ区間を歩く。記録として空白区間があるのは気持ち悪いのだ。

千葉県コースマップ

(番外)コース間を歩く・No.4~5つなぎ(約20.4km)
 「(4)水鳥のみち」終点の甚兵衛渡しから「(5)埴輪と遊ぶみち」起点の 芝山文化センターまで。コースはGoogle Mapに起点と終点を入力し、徒歩モードで表示されたルートを歩いた。さて、どんな道と出会いますやら。

 京成線の公津の杜からコミュニティバス(乗客1名)でスタート地点へ。9時にスタート、乗ってきたバスの道(R464)ではなく、東寄りの田んぼの中の道をゆく。車は殆ど通らず、江川沿いには歩行者専用の道もあり実に気持ち良く歩けた。周辺住民の散歩コースになっているようで、20人以上は姿を見た。江井須住宅街の外周を回って公津の杜駅に至る道に出たが、ここまでの区間であればコース設定しても問題ないように思えた。ここまでで約5㎞。

 公津の杜から住宅街などを抜けてR409に至り、東関道富里ICを通過し、県道102でショートカットしてR296へ。御料交差点の先で歩道が無くなり、芝山町岩山交差点で逸れるまで緊張の歩行。大型車も頻繁に通る交通量の多い道であり、先週の歩道なしトンネルと同じくらい緊張を強いられた。

 R296から逸れてからは交通量極めて少なく、県道62の西よりの道で時には畑の中となりリラックスした歩き。ここまで来ると成田空港34L滑走路への着陸機が見えてきた。便数は少なかったが1時間ほどでFedEx、ベトナム、中国東方、EVA、大韓…久しぶりに外航機を見て懐かしく感じる。せめて夏休みには、普通に海外旅行できないだろうか。「道の駅 風和里しばやま」に出ればゴールは目前、13時直前に芝山文化センター前バス停に到着、ほぼ4時間で歩き切った。

 1年前に来た時に乗ったバスで成田空港へ出ようとしたが、2時間以上待たなければならない。少し歩いた芝山町役場前にバス停があるためそちらへ行ってみると、5分後にコミュニティバスが来たので乗った。が、行き先は空港とは逆方面のJR松尾駅。でも寒い戸外で待つのはイヤだし。松尾駅では15分ほどで列車が来て、1駅乗った成東駅でいったん下車、売店で遅い昼食の弁当とビールを買い、後続の特急「しおさい」に乗車。弁当食べてビール飲み終わったら千葉、うとうとしたと思ったらもう錦糸町だった。やはり特急は速い。

 途中の国道区間は良くなかったが、他は結構のんびり、風景の変化を楽しみながら歩くことができた。これで、千葉県スタート地点の佐原近くから安房鴨川近くの山中まで、足跡が繋がり気分的にもスッキリした。写真は、道の駅に吊るされていた懐かしいモデル。会社も機体も消滅したいま、撤去した方が良い気がするのだが…。

 本日の歩行距離:約20.4km
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【写真集】岩波映画製作所(写)/岩波書店編集部(編)  「忘れられた島」(岩波写真文庫復刻ワイド版)

2022-02-25 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 先日読んだ「私は忘れない」(有吉佐和子)の執筆の原点とも言える写真集を借りてみた。原点と書いたのは、写真集のタイトルが「忘れられた」であり、見事に対を為しているためである。

 表紙には「1955」とある。戦後10年、まだ日本にはかくも貧しい土地があった。家は竹で編まれ、板戸は高級な家にしかない。険しい斜面に僅かばかりの畑を作り、痩せた土地で甘藷を作っても鼠に荒らされてしまうと書かれている。当時の鹿児島との通い船の写真が出ているが、わずか30トン!ちょっとそこらへ出漁する漁船程度しかない。ちなみに2021年に就航したばかりの、同じ航路のフェリーは1,800トン超、60倍。便数は月2回が週4回。

 これだけ変われば、いま島に渡っても強烈な違和感を覚えることはないだろう。仮にこの写真集を持参し島を歩いたとて、同じ景色をどれだけ見られるものか。当時のことを憶えている方はそろそろ亡くなってしまっているだろう。

 写真集には、小説の舞台となった黒島だけでなく残りの「上三島」竹島、硫黄島も記録されている。それぞれ今がどうなっているか、やはり確かめたくなった。早く来島自粛要請が取り下げられないかなあ。

 2022年2月11日 自宅にて
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【映画】ゴーストバスターズ・アフターライフ

2022-02-25 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 オリジナル(1984)。2作目(1989)そして女性版(2016)と制作されたシリーズの、正当後継作と言えそうな位置付けが本作。それはそれで物議を醸しているが(特に女性版からさほど時間を経ていないので)。

 オリジナルのメンバーだった男を祖父に持つ、シングルマザーと兄妹の3人家族は、生活に困窮し、止むを得ず先日亡くなった祖父が遺したボロ屋敷に移り住んだ。が、そこでは不気味な振動が起きたり、勝手にチェスの駒が動いたり…屋敷内を探索していた兄妹は、それぞれ祖父が遺した品々を見つけ、変人と見做されていた祖父が実は偉大な「ゴーストバスターズ」のメンバーだったことを知り、自らもこの地に潜むゴースト達の退治に乗り出してゆく。

 本作は新生ゴーストバスターズの戦いぶりもさることながら、それらを通じ家族や友人との絆を深めてゆくことがテーマと受け取めた。「幽霊退治」はそのための、極めて高いハードルに過ぎないと。

 残念ながらオリジナルをしっかり覚えていないので、観る人が観れば判るオマージュとかがピンと来ないのだけど、特殊装備車「ECTO-1」だけはインパクトあったので思い出した。調べると'59年式キャデラックの特装車(救急/霊柩仕様)だそうだが、デカい。全長は5.5mを超えてるらしい。日本車だと大きさは比べるべくもないが、時代がかった顔つきやフィンテールなど、プリンス・スカイウェイ(初代)がピッタリだ。後部の重厚さでは、フィンテールこそないものの、いすゞベレルエキスプレスはどうでしょう?そう、CGやVFXの発達したいま、本作のギミックや表現効果は実に見応えがあった。やはり本作は、正当後継作と呼ぶに相応しい仕上がりになっている気がした。それは良いが、わずか12歳でゴーストバスターになっちゃった主人公の少女、今後の人生はどうなるんでしょうね。

 2022年2月10日 川崎・チネチッタにて
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【本】下川裕治著 「僕はLCCでこんなふうに旅をする」(朝日文庫)

2022-02-24 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 還暦を過ぎた著者だが、相変わらずハードな旅を続けている模様。さすがにドミトリーには泊まらなくなったようだが、LCCは活用しているらしい。「こんなふうに」とタイトルにあるが、さほど「実践記」は書かれていない。実践記については著者でも他書の方が詳しいような気がした。

 本書は、旅のエキスパートが知識習得に読む本ではない。知識習得になるのは、これからLCCに乗ってみようかと考えている人たちで、それはそれで問題がない。ただし10年前の書であり、原理原則は今で大方あっているが、巻末資料は使うべきでなく、そこは著者の責任ではない。

 新型コロナ渦を経て、LCC特に国際線の旅は大きく変わるのではないか。自分は、台湾や香港へはもうLCCで良いかと思い始めていたが、密を避ける、客層が良くない(可能性が高い)エアラインは避けると言うリスク管理面で見れば、LCCは避けるべき選択肢なのかもしれない。

 2022年2月10日 自宅にて読了
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【映画】ミラクルシティ・コザ

2022-02-24 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 昔はコザ市、今は沖縄市コザ。米軍統治下の一大騒擾事件があった(1970)ことで有名な街だが、気になってはいるが行ったことはない。実は先週末、行く予定だったのを「まん防」のためキャンセルしたのだった。

 ベトナム戦争時代の活気はすっかり失われた今、無気力に生きる若者に亡くなったばかりの祖父が乗り移った!その祖父は、'70年代のコザで大人気だったロックバンドのボーカルだったのだ。50年前に連れて行かれた若者は、混乱と活気に溢れた'70年のコザで生きてゆけるのか?

 話には聞く、たいそう賑やかだった往時のコザ、その中で生きる人々の苦悩、葛藤が良く描かれ、美しい思い出なんて綺麗な話ではないことを教えてくれる。えんえん今に繋がる、そして今より酷かった米軍統治下の沖縄で生きなければならなかった人々の姿を、説教臭くなく教えてくれたように思えた。劇中随所で、昼であれ夜であれ離発着する米軍機(コザのゲート通りは、嘉手納基地)

 50年前に大人気だったバンドのメンバーが音楽監修をしたり、曲が使われたり。実は劇中の「音」に関心を持って観に行ったところがあり、ロックと言うよりメタルっぽい曲調に驚いたり色々と見ごたえがあった。うーん、やっぱり先週行きたかったな。次の沖縄行きは、コザだけピンポイントで訪ねる2泊3日にしようと思った。色々な点で、観て良かった。

 2022年2月10日 川崎・チネチッタにて
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【本】藤原新也著 「西蔵放浪」(朝日文芸文庫)

2022-02-23 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 460ページ近い、分厚い文庫本に怯んだ。が、読み始めてリズムに乗るとどんどんページを繰ることができた。時おり目に飛び込んでくるカラー写真。そう、著者は自分にとって作家でなく写真家としてその名を知っていた存在だった。

 1970年代から10年以上に渡る海外放浪の中で訪れたチベットの、通り過ぎたのではなく小さな村に滞在していた時の記録。先の「アヘン王国」と似た感じだが、本書は人々の姿を描いてはいるが自身の思念夢想が入った極めて誌的な文章が多く、学術的と言うよりは芸術的に位置する。書き方に独特のリズムがあり、一度踏み外すと暫く時を置き、息を整えて再開しなければならなかった。

 途中の何ページも使った、その村の住人ひとりひとりの顔写真が著者の奮闘の記録と言えよう。中国からチベットに入り、パキスタンへ抜けるルートは一昨年行くはずだったのが2年続けて延期になってしまった。いずれ行ける日が戻って来て欲しい。

 2022年2月9日 自宅にて読了
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【映画】鹿の王

2022-02-23 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 ベストセラー?小説の映画化、制作発表から公開まで、新型コロナ渦のおかげで随分と時間が掛かってしまった。

 むかし対立していた2つの種族は、今や1つに統一され表面上は平穏を保っていた。が、それを覆す、山犬を介した伝染病を蔓延させる陰謀が。不思議とその陰謀の被害者は一方の種族のみ。その理由は?種族対立時代の勇猛な兵士の生き残りが、無邪気な女の子を連れて解明の旅に出る。主人公の元戦士を演じるのは声優初挑戦の堤真一ってのが話題になった。あまり口数の多い役でないのは幸い?もちろん上手いと思いますが。

 主人公の年齢からジュブナイルと呼ぶことはできないが、アニメ版ロードムービーとは呼べるか。とは言えヤマ場は主人公たちが目的地に着いてから起こるので、ロードムービーと呼ぶのも正しくないか。とどのつまりは愛なのだ。家族愛であり、種族愛であり、社会愛。最後はちょっと「シェーン」っぽかったね。

 2022年2月9日 川崎・チネチッタにて
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2022年2月8日 【仕事】ついに出ました感染者

2022-02-22 20:00:00 | 仕事
 これだけ新型コロナウィルスがまん延すれば、身の回りに感染者が出ても何ら不思議はない。会社では至る所で感染者が出ておりフロア閉鎖もしばしばだったが、今日はついに自分の部下から感染報告が来た。幸い症状は殆どなく、その意味での心配はなさそう。

 これだけ感染者が出ると会社側の対応も手慣れたもので、所定のフォーマットに数カ所を記入し担当部署にメールすればハイ終了、感染者の最終出社日から時間が経っていれば職場の消毒もなし。ただし同じフロアから短期間に2人目の感染者が出た場合はフロア閉鎖。今回は1人目だったので、簡単にコトが済んだ。

 自分が感染した場合に備え、もう少し食料を買い込んでおこうかなと思った日だった。イラストは東京都のサイトより。
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【映画】大怪獣のあとしまつ【LIVE ZOUND×RGBレーザー】

2022-02-22 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 観たい映画がけっこう続く。先週アニメ、洋画と見たので今日は邦画。奇想天外ナンセンスを大真面目に?たまには良いんじゃないですか…と思ったのだけれど。

 「ゴジラ」の東映と「ギララ」の松竹で前代未聞の共同制作、日本に出現した大怪獣が突如の大閃光に倒れて死亡、それは良いが残った死体をどう片付ける? 所轄官庁の押し付け合い、利用価値を見出してからの縄張り争い、処理する「軍隊」内でも起こる主導権争い。諸外国からの干渉。そうした権力闘争とは無関係に、真摯に死体処理 に向き合うのが現場の主人公。

 内閣総理大臣役の西田敏行を始め、クセのある役者が政治家を面白おかしく演じているが、下ネタやギャグの掛け合いは少々くどいし面白くなくて笑えない。「釣りバカ浜ちゃん」の濱田岳が演じるのは、野心に溢れる冷徹な首相秘書官。まあ悪役どころですね。他にも、俳優陣はけっこう豪華なんだよ。そうそう、東神奈川の「Star Dust」の隣のパーティーハウス「Polestar」がロケに使われていて懐かしかった。

 エンディングは釈然としない。綺麗にケリがついていない。と思ったらto be continued...?巷では悪評ばかり、B級を通り越してC級映画になってしまったようだ。続けても観る人いるのかな。

 2022年2月7日 川崎・チネチッタにて
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