新型コロナウイルス騒ぎで週末の北海道・東北旅行をキャンセルしたため、厚めの文庫本を一気に読むことができた。
ライブドア事件の経緯を追った本だが、「ホリエモン」堀江貴文氏や「村上「ファンド」世彰氏については過剰にスキャンダラスに描くことなく、淡々と生い立ちや「事件」までの略歴を追う程度、主題はあくまでライブドアグループの成り上がりスキーム。そして最後に登場するのは東京地検特捜部。
読み終えてスッキリしない。当時も良く解らなかったが、ライブドアや村上ファンドのどこがいけなかったのか。勿論いくつかの法律違反は犯しているかもしれないが、昨今の「もり・かけ事件」や某政治家夫妻の疑惑の方がよっぽど酷いんじゃないと、著者が追った結果辿り着いたのか、最初から物語の落し所として想定していたのかは別として、生意気な若者vs守旧派(検察含む)の争いで、無理やり大げさに作り上げられた犯罪と言う印象が強く残った。だからと言ってホリエモンや(作家じゃない)ムラカミが好きなわけじゃないけど。
2020年3月15日 伊豆急全線ウォーク帰りの電車車中にて読了
ライブドア事件の経緯を追った本だが、「ホリエモン」堀江貴文氏や「村上「ファンド」世彰氏については過剰にスキャンダラスに描くことなく、淡々と生い立ちや「事件」までの略歴を追う程度、主題はあくまでライブドアグループの成り上がりスキーム。そして最後に登場するのは東京地検特捜部。
読み終えてスッキリしない。当時も良く解らなかったが、ライブドアや村上ファンドのどこがいけなかったのか。勿論いくつかの法律違反は犯しているかもしれないが、昨今の「もり・かけ事件」や某政治家夫妻の疑惑の方がよっぽど酷いんじゃないと、著者が追った結果辿り着いたのか、最初から物語の落し所として想定していたのかは別として、生意気な若者vs守旧派(検察含む)の争いで、無理やり大げさに作り上げられた犯罪と言う印象が強く残った。だからと言ってホリエモンや(作家じゃない)ムラカミが好きなわけじゃないけど。
2020年3月15日 伊豆急全線ウォーク帰りの電車車中にて読了