日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2015年3月25日 良きマナー、善き人々

2015-03-31 06:13:43 | ノンジャンル
 昨夜遅く、近々副幹事を務めさせて頂くイベントの開催案内をメール発信したとです。宛先数20以上って多いよね。

 企画時点で出欠は打診しており、今回は詳細案内かつ念押しのメールだったんだけど、素晴らしく返信が早くて24時間以内に9割方の返信があった!業務都合で来られなくなった方を除き出欠の変更も皆無!なんと素晴らしい人たち…他にも色々な会の幹事をやっているが、やはりキチンと返事をしてくる人たちのイベントは本番でもスムースに物事が運ぶ。結局は参加者意識の高さが返信にも当日の行動にも反映されるってことなんだろうな。

 今年は過去最大、30人ほどの会になりそうなので当日は頑張ります♪ってこういう人たちなんで何もしなくても自律的に動いて下さるでしょう…あとはお天気、皆で好天(荒天じゃないよ)を祈りましょう!あー、誰かに会計係を頼まなくちゃ。
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2015年3月15日 【タブレット】カバーをジャケットに替えてみた

2015-03-29 18:29:00 | PC&デジ物、ホームページ
 格安SIMに切り替え、使用頻度が増した我がMeMO PAD8。こまめに4G通信⇔WiFi接続を切り替えているので、月額980円の制限値・2GBまでには楽勝で抑えられそうです。

 頻繁に持ち歩くようになると、しっかりと保護してくれるカバーが逆に鬱陶しくなってきました。購入当初は殆ど見つからなかったカバー/ケースも、いま検索してみると結構出てくるんだなぁ。と言う訳で、割り切ってシンプルなシリコンジャケットに変えてみました。980円。

 しっかり保護してくれるけど厚ぼったいケースを外すと重量が半分になった気がします(笑)。amazonから届いたジャケットはペラペラ、まぁ無いよりは背面が擦り傷だらけにならなくて済むか、落としたら無いのも一緒だなと思いつつタブレットに着せます。おぉ、これなら普通に片手で持てるぞ。カバーはちょっと幅が増えて微妙に持ちづらかったので、ほんの数ミリの差が大きい。

 が、しかし。この商品評にあった通り「このモデル向けの商品はない!」このタブレットはMeMO PAD8と謳っているけど厳密にはauオリジナルのAST21。ややこしいのは国内外でASUSから同じくMeMO PAD8(ME181)と言う名前の商品が売られている。外寸は同じだけど微妙にボタン配置が異なる。要するにこのジャケットは、「AST21」用ではなく「ME181用」なのです。中に入ってた紙にもME181って書いてあったもん。

 なので、本来はボタン用に欠き取られているべき部分に穴が開いておらず、カバーの上からボタンを押さねばならない。それなまだ良くて、困るのは充電するMICRO USB端子の部分に穴が開いておらず、なので充電する時には一々ジャケットを外さなければならないこと。

 穴の問題を除けば、使い易くなって良かったと思います。
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【映画】栄光への5000キロ

2015-03-28 19:26:00 | 本・映画・展覧会
 ずっと前に仕込んで観よう観ようと思いつつ、全編で3時間という長さから観るのを延ばし延ばしにしてきた有名作。離島の静かで長い夜を過ごすのにピッタリじゃないですか!飲みながらだと寝てしまいそうなので、酒抜きで観た。

 日産がアフリカで確固たる地位を築くのに多大な貢献をしたサファリラリー優勝、その当時の話で出走車はブルーバード(510型)。石原裕次郎は確かにカッコいいし浅丘ルリ子はチャーミングだし(当時としては型破りな下着シーンもあるし)、日産本社の偉いサンは三船敏郎で分別ある姿がいい。でも何より、登場するメカ群に心奪われてしまうのであった(笑)。

 「主演」の510ブルは前期型のSSS?最初に活躍したのは410だがサファリと言えば510でしょう。赤茶色のボディに真っ黒い●、白文字でドライバー&ナビゲーター名。ああDATSUN。ライバルはフォードコスワース、その他にアルピーヌ・ルノーやらアルファかな、走行シーンも楽しい。FR車全盛の時代だけどそれにしても後年と違い、コーナー入口から横向いて入ってくようなシーンはなく立ち上がりでテールアウトするのをカウンターで修正してゆく、ドリフトと言うよりテールスライドの時代。トラクションかけるの辛そうなのが観ていて分かる。冒頭の氷雪モンテカルロラリーのシーンは早回しだろうがインパクトある。とにかく今よりターンインが遅いのでハラハラ。

 「あれ、サーキットの映画だっけ?」と混乱した日本グランプリのシーンではプリンスR380、R381やポルシェ・カレラ6(906)、あれれベレット?とっておきは富士スピードウェイ(FISCO)の30度バンクの映像だ!大事故が続き閉鎖されちゃったんだよなぁ。F-1が開催されセナとプロストが1コーナーで接触リタイヤしたのは改修後のコース。

 ところで、飛行機も負けてはいない。主人公たちの渡航シーン、着陸してきたのはコンベア880!?あれ、地上滑走はDC-8に変わっちゃった(苦笑)。機首の文字も見えるのでタイプも判る。-62やフレイターも出てきた。地上作業車にいすゞエルフらしき姿も発見。もちろん羽田空港、沖合移転なんて遠い先の話。ちょっと変わったところではケニアの鉄道。旧知のケニア人ドライバーが呼び寄せられて到着するほんのちょっとのシーンだが、車内も外観も、駅の模様も映っており楽しい。

 考えてみれば、子供心にアフリカと言うものを意識した最初の作品が「ちびくろサンボ」で、その次がたぶんこの作品(の原作)だったのだと思う。当時はアフリカ=黒人だと思ってたし、最初に覚えたアフリカの国はケニア、次がタンザニア。山はキリマンジャロだったのは間違いない。行こう行こうと思っているうちに近年とくにナイロビは治安が悪化し、ナイロビ⇔モンバサの幹線鉄道に乗る夢も叶うか分からなくなってしまった。

 ストーリーより、登場するさまざまなヒトやモノそれに環境について思いのつのる作品だった。ちなみにサファリで活躍した日本車の中で好きな順だと(1)510ブル(2)63セリカ(3)240Z、かな。調べたら大好きな240RS(二代目シルビア)はサファリにエントリーしてないみたいなんだね。キリがないのでこの辺で~。
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2015年3月23日 【旅行】修行じゃないよ旅行だよ!沖縄島旅3日間(3)

2015-03-28 06:26:35 | 旅行・ハイク&ウォーク
 今回の最終日。昨日と同じくレンタルバイクで島を巡ることにする。今日も借りられたのはSUZUKI Let'sだが「4」だ。ちょっと多めに吹かさないとクラッチが繋がらず、ブレーキの効きが甘い。だが外装は綺麗、メーターもちゃんと動く(笑)。まずは港でフェリー朝便を見送って(写真)からスタート。

 伊平屋島は伊是名島より大きい。さらに、南に隣接する野甫(のほ)島と橋で繋がっており、そちらまで走ると一回り2時間半ほどかかると言われた。昨日より速いペースで走る。快晴だが昨晩から風が強い。海上もうねり2.5mの予報が出ており、波頭が白く飛び始めている。

 こちらの島の方が綺麗な浜が多い。ハイライトはやはり野甫大橋ではないかと思うが、橋の上から見下ろした海は濃淡さまざまなエメラルドグリーンで格好の被写体となりそう。高台があればカフェを開きたいところ。野甫島を一回りして伊平屋島に戻り、今度は北側の海岸を進む。この区間が強烈な向かい風で難渋。借りたヘルメットはいわゆる半キャップでシールドがないため、走っていると顔が吹きさらされ涙が出てくる。たまにある史跡や景観ポイントでこれ幸いと停車、一息つくありさま。

 2時間半ちょっとかかって何とか回り終えて港に戻り、周辺をもう一走り。最後にA-coopによってレトルト食品や島名産のあおさなど購入。フェリーで運天港、やんばる急行バスで那覇空港と引き返す。ウトウトしていて急に車内が賑やかになったと思ったら美ら海水族館から大量の乗車、大半が中国系観光客だった。最終的には補助席まで出す人気ぶりだがほぼ全ての乗客は那覇市内で降りてしまい、空港まで乗車したのは片手ほどの人数。

 空港で少しお土産を追加購入しJL922便(JA752J:777-300)に搭乗したが管制指示で出発が遅れ、さらに滑走路手前で戦闘機4機がスクランブル発進!久々にアフターバーナーの轟音を聞いた。先島の防衛ご苦労様です。けっきょく羽田には20分遅れで到着した。お疲れ様でした。ちょっと陽に焼けちゃったね。


伊平屋島 1300
(フェリー)
運天港 1420/1435
(やんばる急行バス)
那覇 1732/1840
(JL922/J)
羽田 2050
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2015年3月22日 【旅行】修行じゃないよ旅行だよ!沖縄島旅3日間(2)

2015-03-27 20:24:36 | 旅行・ハイク&ウォーク
 起きたら雨は上がっていた。良かった、これで島巡りができる!

 宿の隣のレンタカー屋で原付バイクを借りる。すぐに出発せず、ちょうど港を出てゆくフェリー「ニューいぜな」とバイクの組合せで記念撮影♪(写真)。借りたのはスズキLet's II、結構古くてメーターは動かないが、その他は塗装を含めてもコンディションが良い。島のレンタルバイクってかなり酷いのもあるのだ。メーターが動かないなんて珍しくなく、ブレーキの効きが甘かったりタイヤがツルツル坊主だったり、ホイールが歪んでいたのまである。

 大きな島ではないので飛ばさず、たぶん30kmくらいだろうと思われる速度でのんびり走るがそれでも追い越してゆくクルマはいない。今日は日曜日なのでひときわ交通量が少ないのか。外周道路があるので、これを一周しつつ途中の展望台に寄って海を一望…を繰り返す。逆に言えば、あまり史跡や天然記念物的みどころが少ない。Tシャツに薄い長袖シャツ、それにナイロンジャンパーで問題ない気候。ゆっくり走るせいもあるけど。

 1時間半ほどで一周して港に戻ってきてしまった。缶コーヒーを飲んで休憩(喫茶店などない)、今度は内陸部を走る道へ。フェリー発着とは異なる北部の港で、今日移動する伊平屋島への渡船が他のお客さんを運んで来ていたので自分もお願いしようか迷う。フェリーだと3時間かかって3,000円、渡船は15分で5,000円+バイク乗り捨ての手間+向こうの島でフェリー港までヒッチハイク。今日は時間があるので、ネタとして魅力的だったが渡船は止めてフェリーで移動することにした。

 港に戻ってバイクを返し、フェリーでいったん運天港へ。そして隣の船へ。こうやって船を乗り継ぐなんて、石垣港では珍しくないが普通ここではしまい。今日乗り継いだのは自分ひとりのようだった。1時間20分揺られ、伊平屋島へ。宿は昨日のうちに予約しておいた(笑)。名前にケリを入れたくなる超民宿タイプの宿。夜はゆっくりタブレットで映画鑑賞した。

 伊平屋観光ホテル泊
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2015年3月21日 【旅行】修行じゃないよ旅行だよ!沖縄島旅3日間(1)

2015-03-27 07:56:58 | 旅行・ハイク&ウォーク
 ここ数年、毎年春先に沖縄の離島巡りをしている(気がする)。チケットはいつも、ソウル発東京経由の沖縄往復。連休だろうが何だろうがいつでも使えて変更自在、マイルもたっぷり付くのは魅力だがここのところの円安であまり美味しくもなくなってきたので打ち止めようかなぁ…などと思いつつ2泊3日の旅に出かけた。ちなみに昨年は鳩間島へ行こうとしたが海況が悪く欠航、黒島と小浜島へ行ったのだった。今年は石垣島でなく本島近くの島を巡ろうと思う。

 JL905便(JA8945:777-300)で出発、例によって「空港食堂」で早めの昼食を食べ、「やんばる急行バス」(写真)で本部(もとぶ)半島の運天港へ。乗り換えなしで一気に行けるのは良いが那覇市内をウロウロ、そして沖縄道を降りてからも結構チョコチョコと停まり時間がかかる。そのおかげで意外と区間利用客もあり、観光客と地元民の割合は半々いや地元民の方が多いかもしれない。「美ら海水族館」周辺は工事規制もあって大渋滞、やっとこ抜けて港には15分近く遅れて到着、車内でドライバーが船に乗る乗客を確認して連絡してくれていたので乗り遅れの心配はなし。ちなみにこのバスどこかで見た色だなぁと思ったら、四国の事業者の名前の入ったヘッドレストカバーが掛かっていた。

 ここ運天港からは伊是名(いぜな)島、伊平屋(いへや)島と2つの島へのフェリーが出ている。どちらの島へ行こうか、考えていたら伊平屋島ゆきが出航してしまい自動的に伊是名島へ。だけども~問題は~今日の夜~宿がない~♪(爆)。出発前からどちらに行こうか迷っていたが、そのうち宿の予約をするのを忘れていたのでした…

 約1時間の平穏か航海だったが、船室で寝て到着のアナウンスで起きて出ると雨!うげげ、雨の宿無しかよ~。港の真ん前の民宿に飛び込むが満室、他の宿を訊き、雨が降ってるので万が一見つからなかった場合は玄関のソファに寝かせて下さいとお願いすると普段は使わないらしい客室を空けて泊めて頂けることになった!雨降りでなかったら放り出されていただろう。予約なしだったので宿に夕食の用意はなく、裏に居酒屋があるからと聞いて夜になって出かけたら休業日…でも地元の方の寄り合いのため店の人が来ており、有り合わせで良ければとフライ物の定食を作ってくれた。宿と言い飯と言い、ありつけた幸せを噛み締める夜でした。

(本日の行程)
羽田空港 0830
(JL901/J)
那覇空港 1115/1200
(やんばる急行バス)
運天港 1446/1530
(フェリー)
伊是名島 1625

 民宿美島 泊
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2015年3月20日 【食べ物】新橋・ほりうち

2015-03-26 20:18:13 | 食べ物・飲み物
 昨夜は終電を逃すほどに飲んで弾いており寝不足で体調イマイチ…午後イチの新橋打合せ前の食事もサッパリ系が良いと、数軒みつけたラーメン屋の中でも濃くなさそうな店を選んだ。新宿に本店があるらしい。

 真っ白な器に入ったスープは透明感ある薄茶色、麺は喜多方ラーメンを思わせるちょっと平たくストレートに近いもので、もう少しかためでも良かったかな?
小さめに切られたのは青梗菜だろうか、少し苦味があって良いアクセント。メンマもたっぷり。全般に懐かしい感じの中身と味わいだがチャーシューだけは今風でトロトロ系、サイズも大きい。

 重くしつこいラーメンはちょっと…と言うときにぴったりのシンプルな一杯でした。それにしても最近、3日に一度はラーメンだなぁ。来週以降ペースダウンします。
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2015年3月19日 【音楽】ガットギターでグッドミュージック

2015-03-26 07:00:26 | 音楽、ギター、カラオケ
 今晩はライブに行こうと思っていたのだけど、仕事で疲れることがあり行く気が失せてしまった。その代わりと言っては失礼だが、先週のイベント参加費の支払いも兼ねてギタ友のイシイさん宅に転がり込んだ。

 例によって夕飯をご馳走になりながら芋焼酎を飲んでいると、奥から自慢げに取り出されましたるガットギター。スペイン製だそうだが中古ながら極上コンディション、最近入手されたそうでン十万らしい…ところで何本ギターお持ちなんでしょ?

 ガットギターは弾きづらく手に取ることもないが、試しに弾かせて貰うとこれが実に気持ちよく弾け、音量音質ともに素晴らしい。苦手な指弾きでもそれなりに音が出る!というわけでスイッチが入ってしまい「私設フォーク酒場」全開に…いつもは自分が鉄弦、イシイさんがナイロン弦なのだが今夜は逆の組合せでとても新鮮♪

 音と酒に酔いフラフラになって終電を逃し、タクシーで帰りました。届けた参加費より高かった(笑)。ありがとうございました。ギターの写真を撮り損ねたのが残念です。また弾きに行きます焼酎1升瓶を持って~
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2015年3月18日 楽天Edyカードが来た

2015-03-25 21:13:35 | ノンジャンル
 もう長いこと課題となっていた「楽天Edyカード」をようやく作り、本日受け取った。

 何でさっさと作らなかったかと言えば理由は色々とあって…まぁ結局は「すぐに作らなければならないほど必要ではなかった」ってことなんでしょうね。

 これでEdyが使えるようになるのが嬉しい…前に使っていたんだけどANAカードに付いてて、カード解約&AMC退会とともに縁遠くなっちゃってたから。飲食店とかで、たまにSuicaやWAONは使えずEdyだけOKって店があるので、今後はそうした店でのポイント取りこぼしがなくなる。あと保有している中で数少ないMasterCardなのも、特に海外での利用に備えられグッドです。

 まずはEdyチャージのしかたを調べなくちゃ。
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【本】ジョン・クラカワー著/佐宗鈴夫 「荒野へ」(集英社文庫)

2015-03-25 07:02:55 | 本・映画・展覧会
 観ようと思って観損ねた映画「Into the Wild」の原著。映画化はずいぶん前のこと(2007)で、何で今ごろ突然読む気になったかと言えばたまたま図書館の書棚で見つけたから。蔵書検索だけでなく館内を歩き回ることも必要ですね。

 裕福な家庭に育ち学業成績も優秀な青年が、大学卒業を機に親元から飛び出すように放浪の旅に出、最後にアラスカの荒野で(おそらくは)餓死したのを発見された事件の経過を描く。

 遭難死に非難がつきまとうのは世界共通。だが主人公の若者の足取りを丁寧に追った本書の焦点は遭難原因の究明や責任追及でなく、何が彼をアラスカに駆り立てたか、内面的な問題に迫っているところがその他の遭難ドキュメントと異なる点。

 「アタマのいい奴の考えることはわかんね~」と切ってしまいたい。亡くなった青年の生前のコメントは哲学的と言うか中二病的と言っても良い極論ばかり。まぁ戦前の日本の書生・学生の日記もそんな感じのが見受けられますがね。良くも悪くも純粋すぎた若者の、運悪き遭難と言うのが結論か。所持品のペーパーバックにソローの「森の生活」が含まれていたと読むと複雑な心境になる。

 2015年3月17日 JAL528便(札幌→東京)機中にて読了
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