日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2024年1月20,22,24日 【旅行】久しぶりのJALフライト修行

2025-01-31 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 九州~関西旅行に出発する直前に、贔屓のJALが関西地区空港利用キャンペーンを実施することを発表。ちょうど帰りに伊丹便を利用する予定だったのだが、キャンペーンの内容が太っ腹(貰えるボーナスマイルが多い!)なため、予定を変更、便を追加した。過去にもやったことがあるが、低料金かつ短時間で伊丹から往復できる但馬(たじま)空港へのトンボ帰り、通称「但馬タッチ」である。

【1/20(月)】(写真上段)
 兵庫県加西市北条町より、予定通り16時前に伊丹空港着。ラウンジでコーヒーブレイクののち但馬を往復、戻って来てからの羽田便は最短の接続でなく、空港内で夕食する時間を取った。今日はデリでチキンカツサンドを買って、ラウンジでビール2杯と共に頂いて搭乗。但馬空港は雨あがり、おかげでドラマティックな機体写真が撮れた。
 (1)伊丹→但馬 JL2325(JA01JC:ATR42) 24分
 (2)但馬→伊丹 JL2326(JA01JC:ATR42) 24分
 (3)伊丹→羽田 JL138(JA601J:767-300) 46分

【1/22(水)】(写真中段)
 伊丹からずっと雲と言うより靄。今日は左窓側で夕陽を長いこと眺められた。但馬空港の撮影用日付ボードが、一昨日と違う位置にあった(笑)。帰りの便はギッシリ満席、良いことだ。伊丹ラウンジ、シャンパンに赤白ワインと嬉しい品揃え。次回は酒に合ったつまみを買って持ち込む。
 (4)羽田→伊丹 JL125 (JA846J:787-8) 47分
 (5)伊丹→但馬 JL2325(JA09JC:ATR42) 24分
 (6)但馬→伊丹 JL2326(JA09JC:ATR42) 23分
 (7)伊丹→羽田 JL138(JA603J:767-300) 42分

【1/22(金)】(写真下段)
 このあと月末まで予定ギッシリで修行できず、今日が最後。ナッツ、チーズ、サラダチキンを少しずつ買い込んで出発。夕陽が綺麗だったが、そこから雲海へ潜ってゆくと揺れた。但馬へ行きはほぼ満席で「グループ1」優先搭乗客が17名!帰りも9割くらいの乗り。絶対にキャンペーン効果だな。伊丹のラウンジで、シャンパン→白ワイン→赤ワイン→日本酒と飲み、つまみを美味しくいただく。おかげで羽田へはほぼ寝ているうちに着いた。
 (8)羽田→伊丹 JL125 (JA848J:787-8) 52分
 (9)伊丹→但馬 JL2325(JA07JC:ATR42) 23分
(10)但馬→伊丹 JL2326(JA07JC:ATR42) 26分
(11)伊丹→羽田 JL138(JA615J:767-300) 44分

 3回で11フライト、これで11,000ボーナスマイルは破格。もともとは旅行帰りの1フライトの予定だったので、10フライト分10,000マイルが追加。もちろん費用は掛かっているが、費用対効果は抜群。おまけに但馬便の航空機(ATR42)、3往復すべてに未搭乗機が来たのでJALグループ機材乗りつぶしも進捗して、大満足の結果となった。またキャンペーンやらないかなあ。

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2025年1月23日 【旅行】プライオリティ・パスはデジタル会員証に

2025-01-30 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 前にも書いた通り、上級会員でなくとも(別の)空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」のデジタル会員証化がスタートしたので、忘れる前に切り替えた。あ、これは楽天カード経由で発行した会員むけの話なので、他の場合は知らない。

 元々アプリはインストールしてあったものの事実上使えなかったものに、会員として新規登録し直しで新たに発行された会員番号(ユーザID/パスワード)を入力。10分と掛からず作業完了。バーコードの会員番号が表示されるところまで確認して作業終了。

 今や無料なのは年間5回まで、かつ空港ラウンジのみと言う制約が付いたので、何でもかんでも使うわけにはゆかない。ご利用は計画的に、だ。夏休み旅行で1回、他はどうするかな。たぶん、
・ワンワールド以外の航空会社を利用
・長時間のフライト前、もしくは乗り継ぎが2時間以上
といったケースのみ、使うのだろうと思う。

 

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2025年1月17~20日 【旅行】九州の観光列車と大阪のメトロ延伸と(4)

2025-01-28 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 1月20日、4日目。最終日はJRの18きっぷを利用していると寄り道をためらう、ローカル私鉄に乗車して帰宅する。

 神戸の地下鉄は法的にややこしいことになっており、そのため運賃が割高に感じられる区間がある。本日最初に乗る神戸電鉄もその一つで、始発の新開地から乗らず次の湊川から乗ると130円も安くなる。ちょうど湊川には早朝から営業している立ち食いうどん屋があり、好都合。宿も新開地と湊川の中間にあったのだ。

 向かったのは終点の粟生(あお)、途中区間では国内鉄道最急レベルの勾配(50‰=5%)を頂点とする急勾配が山ほどある。朝のラッシュで座れなかったのを幸い、運転台直後で「かぶりつき」をして終点まで。久々に前方視界を愉しんだ。

 粟生は神戸電鉄粟生線だけでなく、JR加古川線そして北条鉄道がX状に交わっている。一昨年末に加古川線に乗車した際、久しぶりに訪れてみたいなと思ってから一年ちょっとでやってきた。接続よく北条町ゆきが発車、ここはかつての国鉄北条線。同時期に国鉄から移管された三木鉄道は早々に廃止されてしまったが、ここは頑張っている。JR東日本からキハ40 535が移籍していた。五能線ですれ違った記憶のある車両に再会するとは。

 北条町では折り返さず、周辺を駅の電動レンタサイクルで見学してゆく。
(1)Soraかさい
 太平洋戦争末期の僅か2年足らず、当地には鶉野(うずらの)飛行場が建設され、隣接して川西航空機の工廠も建設され「紫電改」などが製造された。その歴史を偲ぶミュージアム。展示機(上:九七艦攻、下:紫電改)はレプリカだが実物大であり、迫力がある。また兵の遺品や航空機部品、工具なども展示。歴史解説もあり、見応えあった。

(2)兵庫県立フラワーセンター
 オフシーズンのため屋外に花はなし、僅か数本ロウバイが咲いていた。温室では球根ゼラニウムの展示が見事、色ごとに分けずミックスして壁吊り。池のほとりの散策は楽しく、花の時期に再訪のチャンスがあれば。

(3)古代鏡展示館
 フラワーセンター内、僅かな入場料でこれほどのコレクションが見られるとは。古代鏡と一口で言っても紀元前30世紀近くから起源数世紀までの長い期間に作られてきただけに大きさやデザインが変わることが良く解った。入ってみて良かった。

(4)北条の町並み
 北条(加西市)は西国街道の宿場町であり、今でも古い建物、意匠、寺社などが残っている。短い時間ながらこの一角を通り抜けてみた。


 ここからは、遠来の人間は気付かないルート。レンタサイクルを返却した北条町駅から1㎞ほど北を中国自動車道が走っており、岡山県津山と大阪駅を結ぶ高速バスの停留所がある。4列シート車だが、乗車時間が短いのでさほど気にならない。千里ニュータウンで下車、隣接の桃山台駅から千里中央駅で乗り継いで伊丹空港へ。バスは高速池田で下道に降りるので、ここで空港に寄ってくれれば時間もお金も節約になったのだが。

 出発の直前に発表されたキャンペーンのため、伊丹から真っ直ぐ羽田に向かわず、但馬を往復。JL138便(JA601J:767-300)で46分の短いフライトで旅を終えた。九州の観光列車には未乗が多く、週末しか運転していないものばかりのため乗りつぶしにはあと数回行かなければならないだろうが、今回のように他の地域も組み合わせたりしてユニークな旅を続けたい。(おわり)

湊川 0734
(神戸電鉄)
粟生 0845/0852
(北条鉄道)
北条町 0915着
※レンタサイクル
*** soraかさい(鶉野飛行場資料館) ***
*** 兵庫県立フラワーセンター ***
*** 北条の町並み ***
北条町 1300
(徒歩0.8km)
高速北条 1410発
(高速バス)
千里NT/桃山台 1521/1526
(北大阪急行)
千里中央 1529/1537
(モノレール)
ITM 1550/1655
(JL2325)
TJH 1730/1800
(JL2326)
ITM 1835/2015
(JL138)
HND 2125

 

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2025年1月17~20日 【旅行】九州の観光列車と大阪のメトロ延伸と(3)

2025-01-27 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 1月19日、3日目。今日は大阪メトロの延伸区間に乗車した後、シェアサイクルで大阪市の渡船めぐりをする。防寒のため手袋と帽子を持ってきた。

 7時半ころ定刻に到着。乗船日は通常より1時間遅い出入港ダイヤのため、船内で朝食を摂る時間があり助かった。コスモスクエアまで歩くこと1㎞ほど。

 この春の大阪万博をにらみ、会場の夢洲(ゆめしま)まで大阪メトロ中央線が延伸され、本日はその開業日。フェリーターミナル最寄りのコスモスクエア駅が延伸の起点となるのは何たる僥倖。と言うか、そういう理由もあってフェリーを利用したのだが。開業初日だし土曜日だし、大混雑は仕方ないと思っていたがスッカラカン、首都圏なら大混雑のはずだが。地下鉄それも海底トンネルなので、乗っても何も見えない。夢洲で改札を出て駅舎を撮り、建設中の万博会場を眺めて本日のファーストミッション終了。これでまた、日本の全鉄道路線乗りつぶしの防衛ができた。

 来た道を引き返し、今度は大阪港で下車、シェアサイクルで市営渡船めぐりを始める。一々書くとキリがないので、コースは図を参照。赤丸数字が渡船、緑線が移動ルートである。さらに安治川の底をくぐる人道トンネルも通過、関門海底トンネルと同様にエレベータで昇降する。8つの渡船とトンネルをすべてを回り切るのに、休憩含め4時間かかった。西九条駅でシェアサイクル返却。USJに通勤する外国人キャストが大勢乗っていた航路、木津川に架かる巨大な橋の下を往き来する航路、乗客ひとりだけだったのは一回だけ、他は数人から10人以上、殆どが自転車の客。ちなみに全て乗船無料、実にユニークな体験ができた。

 これで帰宅しても良いのだが、久しぶりにローカル私鉄に乗りたく、もう一泊してゆく。阪神電車で神戸へ移動し、新開地に泊る。明日の行程に便利なだけでなく、中心部の三宮より安い宿があるので一石二鳥。かけ流し温泉もある銭湯に寄って自転車漕ぎの汗を流してからチェックイン、ホステルではあるがドミトリーではなく、個室を選択したのでゆっくり休める。

 [Hostelユメノマド 泊]

さんふらわあターミナル大阪 0725着
(徒歩1.0km)
コスモスクエア 0758発
★(メトロ中央線)
夢洲 0829着
(メトロ中央線)
大阪港駅
(徒歩1.1㎞)
天保山渡船場(築港側) 0900発
★(1.天保山)
天保山渡船場(桜島側) 09/09
(1.天保山)
天保山渡船場(築港側)
※ドコモシェアサイクル借りる
↓(3.7km)
甚兵衛渡船場(港区福崎側) 0945発
★(2.甚兵衛)
甚兵衛渡船場(大正区泉尾側)
↓(1.4km)
千歳渡船場(大正区北恩加島側) 1020発
★(3.千歳)
千歳渡船場(大正区鶴町側)
↓(1.6km)
船町渡船場(大正区鶴町側) 1040発
★(7.船町)
船町渡船場(大正区船町側)
↓(1.2km)
木津川渡船場(大正区船町側) 1115発
★(8.木津川)
木津川渡船場(住之江区平林北側)
↓(3.3km) 昼食求めて彷徨うも空振り
千本松渡船場(西成区南津守側) 1215
★(6.千本松)
千本松渡船場(大正区南恩加島側)
↓(1.4km) 昼食
落合下渡船場(大正区平尾側) 1330
★(5.落合下)
落合下渡船場(西成区津守側)
↓(0.8km)
落合上渡船場(西成区北津守側) 1345
★(4.落合上)
↓(0.8km)
落合上渡船場(大正区千島側)
↓★(安治川トンネル経由4.8km)
西九条 1430/1434
(阪神なんば線)
神戸三宮 1508/1512
(神戸高速)
新開地 1519

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2025年1月17~20日 【旅行】九州の観光列車と大阪のメトロ延伸と(2)

2025-01-24 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 1月18日、2日目。今日はJR九州の観光列車で九州を縦断、そのまま大阪へ向かう。

 大牟田から普通列車で熊本に移動するが、ローカル私鉄応援のため手前の上熊本でいったん下車、熊本電鉄で北熊本まで往復する。乗車したのは元銀座線車両、他に元日比谷線、都営三田線、静岡鉄道と興味の尽きない路線なんとか頑張って欲しい。

 熊本から観光列車(JR九州ではD&S列車と呼ぶ)「あそぼーい!」に乗る。車両はディーゼルのキハ183系1000番台4両編成、1988年に製造された車両なので、もう少しで40年選手となる古豪。何度か改装されており過去の仕様時に乗車した記憶はあるが、「あそぼーい!」では初めて。

 列車は豊肥本線をゆく。昨年5月にも短区間を乗車したが、通しでの乗車は久々な気がする。今日の乗客は8割がた中国本土からの客か、子供が走り回って落ち着かない。眺めが良いのは右だがキャンセルが出て辛うじて取れた席は左側、だがおかげで強烈に眩しい陽光に曝されずに済む。阿蘇駅で過半数が下車、以降は静かになった一方でこの列車の存在意義が気になった。

 別府に着いたのは昼過ぎ、フェリー乗船まで時間があるのでサルで有名な高崎山のふもと海沿いにある水族館「うみたまご」へ。春か昔に来て、その頃の名称にうみたまごなんて愛称はなく、「大分マリーンパレス」だけだった気がする。昔の記憶はないので新鮮な気持ちで観られた。海上保安庁のイベントタイムあり、そうか、今日は「1・18」=海の緊急電話「118」の日なのだった。

 別府には泊まらず、フェリーで関西へ向かう。船旅は好きだし、宿泊費の節約にもなる。以前なら大分空港から伊丹空港へ飛んで、ビジホに泊っていただろうな。本日乗るのは昨年就航したばかりの「さんふらわあ むらさき」。この船とは就航直前の昨年3月に、下関沖で遭遇している縁がある。今回は少しだけ贅沢をして、カプセルタイプの寝台ではなく個室タイプの「プライベートシングル」を予約した。

 乗船したエントランスホールで豪華さに驚く。わずか12時間の船旅でここまでやるか。部屋は通路から施錠できるドアで入った中の、アコーディオンカーテンで仕切られた区画。最近ある個室タイプカプセルホテルのよう。まず大浴場でリラックス。食事も節約せず、船内レストランを愉しむことにした。夕食はバイキング。ローストビーフに刺身、郷土料理でフルーツもデザートもたっぷり、安くはないが納得。朝食もバイキング、町で食べるより遥かに割安。この日、一般乗客は100名程度と少なく、風呂もロビーも空いておりゆったり過ごせた。もう一晩乗っても良いくらいだった。

 [船中泊]

大牟田 0629
上熊本 0717/0720
(熊本電鉄)
北熊本 0729/0802
(熊本電鉄)
上熊本 0811/08
熊本 08/0911
★(あそぼーい!)
別府 1237
別府北浜 1410
(バスAS71)
高崎山 14
うみたまご
高崎山 1621
(バスAS71)
流川ゆめタウン前 1627/1720
(バス26A)
さんふらわあターミナル別府 1739/1920
(フェリーさんふらわあむらさき)

 

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2025年1月17~20日 【旅行】九州の観光列車と大阪のメトロ延伸と(1)

2025-01-23 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 1月17日、阪神淡路大震災の日。今日から九州へ。

 羽田からJL303便(JA03XJ:A350-900)で福岡へ。離陸の瞬間に朝日、今年の航空機初搭乗でもあり、初日の出フライトの気分。1時間29分で着陸、地下鉄で天神へ。

 西鉄天神駅に到着すると肉声アナウンスが流れ、何やら慌ただしい雰囲気。なに、人身事故で区間不通!?乗車予定である本日のメイン、西鉄の観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」(レールキッチン筑後)の運転はどうなる。しばし構内で待機ののち、一般列車で大宰府まで行き、そこで自由時間の後に太宰府発で運転されることになった。

 移動の際、ガイドの通訳が拙くて内容が十分に伝わっていなそうな香港人グループに通訳してあげ、そのままずっと話し続けることになる。大宰府でも天満宮まで案内し、参拝方法、飛梅の由来、おみくじの内容や結ぶことなどずっとガイド。せっかくなので梅が枝餅をご馳走してあげたが、片言の広東語を挟んだのがウケたらしい。大いに感謝されたようで、良かった。列車に戻ったらガイドさんから報告が行ってたようで、支配人からお礼にと列車グッズを一品いただいちゃった♪

 ようやく出発した「レールキッチン筑後」は、やや旧い通勤用電車を改造、短編成化し誕生した観光列車。しかし内装は綺麗でゆったり、車窓風景はあまり良くないが、その食事内容は素晴らしかった。車内に厨房を持つこともあり、出された温かく本格的な料理は、これまで何十本と乗ってきた観光列車の中でもベスト5に入る。一方、手作り感のあるアナウンスやパフォーマンス(長時間停車中に運転士がギター弾き語りしたり!)はユニーク、正直これほどとは思っていなかった。もっと評価され人気の出て良い列車だ。もっと車窓が良ければなあ。

 大牟田では長い付き合いのいすゞオーナー仲間と久々の再会。彼のクルマ(珍しいスバルR1)で炭鉱の跡を巡って貰う。訪れたのは宮浦坑跡(宮浦石炭記念公園)→宮原坑→(外観のみ)万田坑。何でこれまで訪問しなかったのか不思議なほど様々な施設が遺され、ボランティアガイドの方もいたりする。例によって見学に時間がかかり、あっという間に夜になった。

 明日の行程を考えれば今日中に熊本まで行っておくのがベターだが、宿泊料の安い大牟田に留まる。従来以上に旅行コストを抑える意識が働くのはちょっと侘しい気もするが、旅を続けるためにはやむを得ない。こんなチョイスもサスティナブルと言うのだろうか。街に人影はなく、たまに開いてる店の灯りが虚しく見えた。

 [炭都大牟田ホステル 泊]

HND 0625
(JL303)
FUK 0815着
(地下鉄)
天神 0952発(予定)
→人身事故によるダイヤ乱れで太宰府まで普通列車で移動
太宰府 1155発
★(THE RAIL KITCHEN CHIKUGO)
~福岡発 太宰府経由 大牟田行~ 地域を味わう旅ランチ
大牟田1430
*** 友人と炭坑跡めぐり ***
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2025年1月16日 【ハイク】シリーズ川崎市を歩く・高津区(その1)

2025-01-22 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 川崎市各区のウォーキングコースを歩くシリーズも、高津区に入った。マンネリ化を避けるため、残る多摩区と交互に歩いてみようと思う。高津区は全部で10コース、全コースを印刷して、コースの距離と繋がり具合を確認し、歩く順番を決めた。その結果、3回で歩けるだろうと見当した。今日はその1回目。

【大山街道コース(地図)】3.7km
 二子(ふたこ、濁らない)新地駅近くで食事してからスタートしたため、当駅起点のコースから。まずは多摩川に出て(写真上左)、すぐに二子神社へ寄る。さびれた社に隣接して岡本かの子の碑があるのだが、台座が丹下健三でモニュメントが岡本太郎と言う豪華制作陣なのである(写真上中)。
 すぐに大山街道に出て、以降はほぼずっと歩いてゆく。歩道はなく交通量は多い。歩くにはおよそ不適当な道、沿線には小洒落たカフェやレストランもあるのに残念。久々に「大山ふるさと館」に寄って見学。途中の溝口神社だけは、今日このあとで回った全ての神社をふくめ唯一華やかな飾り付けがされ、お守りやお札なども積極的に販売されていた(写真上右)。
 県道14号を越えてから傾斜が強まり、旧道らしい「ねもじり坂」を登ると何となく緑が増えるが、先ほどではないにしろしょっちゅう車が行き交いゆったり歩ける雰囲気にはならない。最後に左折して少し下ると、ゴールの梶が谷駅。長い距離ではないが、3駅先まで来たことになる。

【円筒分水と久地不動尊コース(地図)】約4.5km
 梶ケ谷から一駅だけ電車に乗って溝の口下車。駅を出て先ほど歩いた大山街道を横切り、住宅街の中の暗渠上をしばらく歩くと二か領用水に出た。ここからは川沿いの歩道、川面も近くゆったり気分で歩ける。カルガモって鯉と共存できるんだな。やがて到着したのが二か領用水のシンボルとも言える久地(くじ)の円筒分水。昔の人は見事なものを考え拵えたものだ(写真下左)。そこから多摩川に向かって歩くのも二か領用水の分水された区間、多摩川に向かってかすみ堤(てい)という堤が築かれ、通水していた往時を偲ばせる(写真下中)。多摩川に出たら下流に戻り少し歩くと、最初に来た二子神社のところ。そこから二子新地駅まで歩いてゴール。

【二子・諏訪・北見方コース(地図)】約4.0km
 今日歩く3コースすべてが二子新地駅を発着ポイントとしており、どう歩くか悩んだ。その結果、本コースは地図上のルートを逆回り、即ちゴールとされている二子新地駅からスタートとされている高津駅に向かって歩くことにした。
 本コースは、先の2コースに比べ住宅街の中を歩く区間が長くて地味に感じる。とは言えあちこちに寺社や祠、道標や馬頭観音などが残り、江戸時代からの繁栄を感じられる。途中にあった小黒恵子童謡記念館、彼女が活躍した時代と自分が童謡を聞いた時代が合わず知っている作品は少なかったが、展示資料の中にはその名に覚えのある歌、歌手などあった。また本館の開館当時に彼女が収蔵した100年以上前のオルゴールは実際に演奏して貰え、ひと時を楽しめた(写真下右)。
 最後は二か領用水、先ほどとは異なる分水に沿って歩き、R409(府中街道)を歩いて高津駅でゴール。ここから溝の口駅までは歩ける距離で、過去に出張で何度も来て道が判っていたため、さらに溝の口駅まで歩いて本日のウォークを終了した。

 手を出していると冷たく困ったが、気温の上がった昼過ぎのウォークは寒さに震えることもなく、手足の筋肉や関節にも過度の負担を掛けずに済んだ気がする。できれば次回も同じパターンで、次は多摩区を歩いてみよう。

本日の歩行距離:約12.2km
通算の歩行距離:約188.1km

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2025年1月6~9日 【旅行】'24冬青春18きっぷ旅(2回目) (3)石巻→仙台→(常磐線)→上野

2025-01-17 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 1月9日、3日目。今日は石巻から帰るのみ。ただし東北本線でなく、原発被害の著しかった常磐線を経由してゆく。沿線の復興具合を見たかったのと、東北本線は運転区間が細切れで何度も乗り換えるのが面倒なことがある。


【第1列車:石巻→仙台(HB-E210系x4、ボックスシート)】
 石巻から仙台までは仙石東北ライン、速いこれに乗り慣れると、各駅停車の仙石線は使う気がしなくなる。野蒜の辺り、東日本大震災で線路を付け替えたエリアは今でも何となく荒涼とした感じ。大都市圏らしくボックス席にどんどん人が座ってきて、最後にはそこそこ立ち客もいるくらいに。

【第2列車:仙台→原ノ町(701系x4、ロングシート)】
 この区間はセミクロスシートの721系も投入されているので、そちらに乗りたかった…それにしても常磐線沿線には人の気配がない。既に立入禁止は解除され、ナンバー付きの車など生活感はあるのに、全く人や車が走っていない。自分以外の人類が消失してしまった世界、そんな映画を見ているようで少し気味が悪い。

【第3列車:原ノ町→いわき(E531系x5、ボックスシート)】
 立入禁止が解除になるのが最も遅かったエリアでも、かつて見た放置された民家は見受けられなかった。人が戻って綺麗になったのか、逆に作業できるようになって取り壊されてしまったのか。季節的なものもあるだろうが、相変わらず家や車はあっても人の姿がない。原発事故の被害著しかった地域がどうなっているか見たくてこの行程をとったが、やはり見た甲斐はあった。

【第4列車:いわき→勝田(E531系x5、ボックスシート)】
 この区間は全列車ワンマン化されたことに伴い車両がアップグレードされ、おかげでボックスシートにありついた。日立あたりからはぼちぼち人が乗ってきて、勝田ではかなりの客が後発の特急に乗り換えるために下車した。

【第5列車:勝田→上野(E531系x10、リクライニングシート)】
 前回のダイヤ改正でも残った、数少ないグリーン車つきの東京方面直通列車。当然グリーン車でゆく。常磐線に入ってからはずっと快晴、美しい夕焼けと宵闇を眺めながら都会に戻ってきた。竜ヶ崎市あたりから富士山のシルエットが見えたのは、ちょっと感動的だった。

【第6列車:上野→川崎(E233系x15、リクライニングシート)】
 乗り慣れた上野東京ライン、グリーン車。ちょうど帰宅ラッシュで満席、デッキにも立ち客。到着は夕飯前の時間であり、その気になれば熱海どころか静岡辺りまで行けてしまうがさすがに止め、おとなしく帰宅した。

 今回は「冬の東北ローカル線」「今の常磐線」と言うテーマで行程を組んだが、いずれも期待通り車窓風景を見ることができた。平日なのと18きっぷルール改訂(改悪)の影響だろう、列車は概ね空いており、特に山間部ローカル線は2両に10人足らずの列車ばかりだった。

 今回の行程は1日当りの乗車列車数も多くなく、早朝から深夜までと言うほどには乗らず、この程度の行動時間を限界とした方が良いのだろうと思った。とは言え3日連続で乗るのはちょっとしんどいかなと思ったのも事実。春以降も18きっぷの旅を続けるか、今は自信を持ってイエスとは言えない。(おわり)


石巻 0904
(仙石東北ライン快速)
仙台 1000/1036
原ノ町 1156/1159
いわき 1317/1348
勝田 1510/1524
上野 1731/1733
川崎 1758

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2025年1月6~9日 【旅行】'24冬青春18きっぷ旅(2回目) (2)大館→盛岡→小牛田→石巻

2025-01-16 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 1月8日、2日目。弘前では先日、3年先の廃止が発表された弘南鉄道大鰐線に乗ろうと思っていたのだが果たせず要リベンジ。大館まで戻ってくる予定だったので、その時刻から動き出せば良くなり朝はノンビリ。今日は花輪線で盛岡へ出、東北本線を小牛田まで南下したのち石巻へ至る。


【第1列車:大館→盛岡(キハ111+112、ボックスシート)】(写真上左)
 花輪線は東北で最も乗っていない路線かもしれない。最初に乗りつぶしで乗車して以来、乗ったことがあったか。車内は閑散、十和田南こんなに寂れていたっけ。花輪鹿角、昔は陸中花輪だった。かつてSL三重連が有名だった龍ヶ森の勾配は確かに急、その龍ヶ森いまは安比高原と改名したのをすっかり忘れていた。けっこうな長旅、たっぷり車窓を楽しめた。

【第2列車:盛岡→一ノ関(701系4連、ロングシート)】(写真上右)
 盛岡では1時間余りのインターバル。大館と言い、なかなか乗り継ぎが悪い。ただし東海道線を乗り継いでゆく時のように、接続が良すぎて全く休憩時間がないのも考え物なので、難しいところ。

【第3列車:一ノ関→小牛田(701系2連、ロングシート)】(写真下左)
 仙台周辺を除き、東北の普通電車は701系オンリーと言って良い。色など多少の差はあれど、ロングシート地獄。

【第4列車:小牛田→石巻(キハ110x1、ボックスシート)】(写真下右)
 暗くなった中を石巻へ。下校の高校生が乗ってきたがやかましく、アタマ悪そうな連中。後で調べたら県内の公立校で偏差値最低ランク、残念ながら乗車マナーに比例してたようだ。


 石巻で、東日本大震災の復興の頃に少し縁のできたレストラン「美食酒房SANGI」を数年ぶりにお邪魔した。ここは料理も良いが、ワインの種類が豊富でかつ安い。20種類以上もあるワインの中から飲みたい銘柄を選び、それに合わせて食べ物を決めた。空いていたのでスタッフとワインや旅の話などでき、楽しい夜を過ごした。宿は駅前、こちらも過去に来たことがあり、安いのに綺麗で気に入っている。石巻は、自分にとって数少ない、国内でリピート回数の多い町だと思う。
 [旅館いしのまき 泊]


大館 1029 キハ111+112
盛岡 1358/1501 701系x2
一ノ関 1632/1639 701系x2
小牛田 1726/1737 キハ110x1
石巻 1811

 

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2025年1月6~9日 【旅行】'24冬青春18きっぷ旅(2回目) (1)東京→宮古→盛岡→北上→横手→秋田→大館

2025-01-15 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 2025年最初の旅行は国内、18きっぷ利用で雪の東北へ3日間。暫く乗っていないローカル線と、数年後の廃止が発表された私鉄に乗るだけの旅。しかし出発時点で行程に含まれる奥羽本線の大館~弘前間が大雪で不通の運転再開未定、代行バスなしとなっており不安な旅立ち。

 1月6日夜、自宅周辺は午後から本降りの大雨。バスターミナル東京駅八重洲からMEX社便で岩手県の宮古へ。このバスターミナルは初利用。殺風景だが東京駅八重洲口から地下道で直結なのは便利。開業したら従来の鍛冶橋発着便が全部シフトするのだと思っていたら全然そうならず、なんだかなあ。バスはリクライニングが深く、良く眠れた。ただしトイレ付車両なのに夜中の休憩アナウンスはいただけなかった。

 1月7日早朝、宮古に10分早着。駅から少し歩いた牛丼屋で朝食し、ハンバーガーショップでコーヒーを飲み、18きっぷ使用開始。昨年末に災害から復旧した山田線で盛岡へ。以下、例によって列車単位で書いてゆく。

【第1列車:宮古→盛岡(キハ110x2、ボックスシート)】(写真上左)
 最初の列車は1日1本(上り)の貴重な快速「リアス」。宮古は無雪だったが山間に入るにつれ周囲が白くなり、区界のピークは真っ白。しかし盛岡へ下ると再び無雪に。途中は崖崩れの警報装置らしいワイヤーつき柵が真新しい区間、この時期でも河川工事など行っている場所があり、ここら辺が不通区間だったのだろうと思いながら車窓を眺めていた。盛岡近くになるまで、2両に10人程度しか乗っていなかった。

【第2列車:盛岡→北上(701系x2、ロングシート)】(写真上中)
 見た瞬間にイヤになる701系に乗車。風情はないが幹線らしい走りっぷり、たぶん100kmくらい出ている。やはり花巻、北上で大勢降りた。

【第3列車:北上→横手(キハ100x2、ボックスシート)】(写真上右)
 この線は冬場に乗ったことあったかな?しかも北上するのは?この列車も閑散。ほっとゆだ辺りは錦秋湖の眺め良いが一気に気温が下がって窓が曇った。この列車も山田線同様に閑散、なのにワンマン運転ではないのは、雪で運行障害があったりした場合を考えているのだろうか。

【第4列車:横手→秋田(701系x2、ロングシート)】(写真下左)
 横手から奥羽本線で秋田、乗り換えて弘前。この辺りも随分ごぶさたの区間だ。冬の雪国、雪で反射音が吸収され、ゴトンゴトンと鈍い響きばかりが車内に響くのは嫌いではない。

【第5列車:秋田→大館(701系x3、ロングシート】(写真下中、右)
 秋田から先は闇の中。この列車で県境を越え弘前まで行く予定だったが、「大雪による多数の倒木や設備障害のため運転とりやめ」(JR東日本)とのことで手前の大館止まり。幸い弘前以北へ進む行程ではないため、明日の行動にはほぼ影響しない。

 弘前の宿は前日一報しておいたので無料でキャンセルでき、大館の宿は運転状況が確実に判明した秋田駅で予約した。多数の倒木や施設障害で復旧は11日朝予定とのこと、相当たいへんな状況のようだった。
 [大館ロイヤルホテル 泊]


【1/6(月)】
BT東京八重洲 2135
(MEX盛岡宮古便)
 [車中泊]

【1/7(火)】
宮古 0645(-10分)/0919
(快速リアス)
盛岡 1141/1154
北上 1249/1342
横手 1455/1504
秋田 1612/1648
大館 1841

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