日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2025年2月12~16日 【旅行】香港の離島めぐり(4)香港→徳島→横浜

2025-02-28 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 2月15日、4日目最終日。早く目覚めてしまったので、とっとと空港へ。A21系統のバスは、到着時は便利な所に停まるが空港向けの停留所は遠い。なのでMTRと空港鉄道を乗り継いで向かった。さすがに速く、2度乗り換えたのに1時間で到着。

 プライオリティ・パスで使えるラウンジのうち、到着時と同じミッドフィールド・コンコースへのシャトルを中間駅で降り、ゲート40近くの階上にある「チェース・サファイヤラウンジ」に入り朝食。到着時にゲート番号は出ていなかったが、やはりLCCらしく読み通りのエリアだった。

 帰りは徳島経由で、新興のグレーターベイ航空(GBA)で飛ぶ(写真上左)。HB352便(B-KJG:737-800)も座席の事前予約はせず、空港アサインで通路側を確保。自動チェックインを使用したため機内持込手荷物の重量測定やタグ付けはなし。乗ったところ3人掛を独占!ただし窓なし席で残念だった。機内への飲食物持込は禁止されており、ちょうど昼食時のフライトであることから何かオーダーするつもりでいたが、ラウンジでガッツリ食べたせいか大して空腹を感じず、出された水をチビリと飲んでお終い。飛行時間2時間50分。GBAは旅行直前に社内の手続き不備が発覚し日本線など大幅にキャンセルと報じられ運航を危ぶんだのだが、たぶん振替が容易な東京や大阪線を欠航させたのではないか。その影響か、最近乗ってるLCCの中では最も空いていた。徳島空港のスタンプゲットは良かったが、税関がVisit Japan Webの税関QRコードに未対応!到着後に昔ながらのカードを書く羽目になった。

 徳島では、土曜日で仕事がなかったいすゞ仲間と会ってから帰る段取りをつけていた。空港に出迎えて貰った車は小型バス(写真上中)!それで夕食の店(写真下左)に乗り付け、食後はさらに大型バス(写真下右)に乗り換えでしばしドライブを楽しんだ。

 鳴門まで送って頂き、夜行の高速バス(KOTOBUS EXPRESS 702便)で帰途に。ここで問題が、後ろの席の客が「荷物があるのであまりリクライニングさせないで下さい」と言う。何をバカなと乗務員に申告、しかし乗務員も「そちらのお客さんにも言っては起きましたが、常識の範囲内で倒してください」との対応。夜行便でフルリクライニングさせるのは常識外とでも言うんだろうか?だがその客が抱えている箱、お骨(骨壺)のようにも見え、騒ぎ立てるのを止めた。

 走り出して少し経って気付いたが、自分は最前列、前からシートが倒れてくることはない。後ろの客と交代すれば良かったのだが、その時点でもう目を閉じておられたので、そのまま少しのリクライニングで夜を明かした。最初に言われた瞬間に気付いていれば、こんな寝苦しい思いをせずに済んだかもしれないのに…。しかし乗務員も、その客が乗車した時点でなぜ気付いて対応してくれなかったのか。運転ぶりや車内温度は良かったが、対応が残念なバスだった。

 最後が今一つだったものの、現地の人とランチと言う貴重な経験、マイナーな離島訪問体験もでき、短いながら充実した日々だった。それにしても、やはり香港はいい。馴染みがあるので不安がないし、何かしら過ごすネタがある。ひょっとしたら年内にもう一度、今度はハイキングに行こうかなと考え始めた。(おわり)

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2025年2月12~16日 【旅行】香港の離島めぐり(3)橋咀洲(Sharp Island)

2025-02-27 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 2月14日、3日目。今日こそ離島へと思ったが、雨が少し降っている。さてどうしたものか。朝食していたら止みそうな雰囲気、初志貫徹しようと、気合を入れて出発した。

 その気になって調べてみると、香港にはけっこうな数の離島がある、これまで幾つか有名どころを訪ねたが、今回はワンランク上と言うかマイナーな島へ渡りたい。土曜日しか船のない島も多く、比較的行き易く、今日渡れる橋咀洲(Sharp Island)を目的地とした。海鮮料理を食べに何度も行っている西貢から渡るので、アクセスに不安はない。往復30HKD、乗る前にコンビニでおにぎりを買っておいた。9時30分に出港、所要10分。辛うじて雨は上がったが雲は低く、行楽日和とは言えない。

 島には2km弱の遊歩道(トレイル)があり、終点は海水浴場となっている半月湾。この道、距離は大したことないのだが意外とアップダウンがあり、軽く汗を掻く。ほぼ中間点が絶景ポイントのはずだが、海のすぐ向こうだけしか見えず。まあ良い、数少ない客な上にトレイルを歩く人は皆無。島めぐりを堪能。半月湾で休憩後、同じ道を引き返す。海岸にはパイナップル岩と名付けられた奇岩や、トンボロで繋がっている小島。ここはジオパークなのだ。11時45分に、上陸地点に戻ってきた。西貢への戻り便は最初が13時とされていたが12時にやってきた。そして雨が降ってきた。実に良いタイミングで島めぐりを終えたものだ。

 西貢では海鮮料理を食べて仕上げとしたかったが、一人では大して食べられそうになく、何となく気後れして断念。普通に麺を食べ、来た道をホテルに戻った。汗を掻いたのでシャワーを浴び、歩き疲れたので昼寝。昨日も今日も2万歩ほどしか歩いていないので、ちょっと疲れ易くなっているようだ。夕食ついでに入ったスーパーで多種の出前一丁に出会う。ずいぶん新しい味が増えたように感じた(写真下右)。

 [Hotel 1936 泊]

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2025年2月12~16日 【旅行】香港の離島めぐり(2)上海街踏破、西九龍駅見学、香港人とランチ

2025-02-26 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 2月13日、2日目。今日は当初の予定を変更、現地の人とランチがメインイベント。そのため遠出する時間はなくなった。朝食を求めホテル周辺を歩くと、花屋や園芸用品店が多いことに気付いた(写真上左)。

 昼まで何をしようか、ちょっと考えて、ホテル近くから始まり昼食場所近くまで延々と延びる上海街を歩き通してみることにした。この通りに飲食店は少なく、エリアごとに専門店が並んでいる。番地で見ると逆行する形、最初は建材屋、ついで水回り用品店、そして仏具店、厨房機器店、調理器具店。立派な天后廟や、インド系ショップが数点固まってあるエリアがアクセント。むかし少しだけ歩いたことがあったが、改めて歩き通してみるとやはり面白かった(写真上中、右)。

 約束の時間まで間があったので、もう少し足を伸ばして中国へ伸びる高速鉄道の西九龍駅を偵察してみた。めちゃくちゃ大きな建物にドーンと吹き抜け。自動券売機をいじってみたが、北京(西)や上海(虹橋)までの列車を確認できた。Covid-19の運行が再開されたのなら、乗ってみたいなあ。発車案内板を見ると、昆明(北)の表示が。香港から昆明、そしてビエンチャン(ラオス)へ高速列車を乗り継ぐ旅も面白いかもしれない。夢が広がるひとときだった(写真中左、中)。

 昼を、先日の「レールキッチン筑後」乗車の際に知り合った香港人夫婦と、その職場同僚と點心(dim sum)を食べる。お土産には日本の絶景1000カ所以上を集めた分厚い本と、喜ばれそうなお菓子を幾種類も持ってきた。地元民メインな行列ができたが無事に入店、定番の海老餃子やシュウマイ、腸粉などご馳走になった(写真中右)。そのあと彼らのオフィスを見学させて貰ってから解散。楽しい体験だった。

 一人に戻り、今度はネイザンロードをチムシャアツイへ。途中、裏道に入ったり、両替店のレート比べをしてみたり。今は1万円で500HKDならマシな方、悲しい。目的もなく天星小輪(スターフェリー)に乗り中環へ渡り、MTRで一気に太子まで戻った(写真下段)。気が付けば夕方、部屋でうたた寝して起きたら暗くなっていた。のんびりしつつも濃い一日だった。

 [Hotel 1936 泊]

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2025年2月12~16日 【旅行】香港の離島めぐり(1)東京→鹿児島→香港

2025-02-25 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 今年最初の海外旅行は、行先に香港を選んだ。比較的暖かく、地方発着フライトで出入国スタンプも収集できる。旧正月を過ぎると航空運賃が一気に下がる。

 2月12日、1日目。鹿児島経由で香港へ向かう。一度他社便を予約したことがあったが、鹿児島の受入態勢が整わず就航が延期となり払い戻しを受けた因縁の空港だ。羽田からJL643便(JA612J:767-300)で1時間46分、次の便でも出発の2時間前には到着予定だが、念のため1本前にしておいたのだ。富士山が綺麗だった(写真上左)。持参した本が頭に入らず読むのを断念、暇を持て余す。

 東京から香港へのフライトは鹿児島上空を通過してゆくので、ルート的に遠回りと言うことはない。鹿児島からはHX671便(B-LPM:A320)。座席は事前指定していなかったが、当日空港で割と前の方の通路側を確保できた。荷物の重量測定と機内持込手荷物タグ取付があったのはLCCっぽい。香港航空は2019年に香港→沖縄便に搭乗して以来。あんパンと水の小ボトルが出たし、青島ビールも貰えたのでLCCではないが、FSCと言うほどでもないのだな。3時間20分で到着、シャトルに乗らないと入国審査やホールに出られないミッドフィールド・コンコースに到着するあたり、やはりLCCと同列なのだと思った(写真上右)。

 香港の宿はすこぶる高いが、ゲストハウス的に安い所も探せばある。ただし早目の予約が吉。今回、予約時点では過ごし方を決めていなかったため、比較的足場の良い太子(Prince Edward)エリアを選んだ。市街地へは、例によって機場巴士A21系統で出た。維景酒店(METROPARK HOTEL)で下車し5分ほど。MTRなら太子駅B2から1分。目立たないホテルだが中は綺麗で水回りも良く、非常にコスパ良いと感じた。宿のすぐ横は屋台の出る花園街(写真下左)、また一本違いで金魚屋(写真下右)の並ぶ通菜街。周囲に茶餐廳は多いが、粥麺専家が見当たらないのが残念。

 [Hotel 1936 泊]

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【写真展】黒崎宇伸 「αだから撮れた、世界が認めた夜の富山」

2025-02-21 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 銀座のソニーでは、ギャラリーのほかショウルームの一角でも小規模な写真展を開催することがある。今日は富山エリアの夜に限定した写真展、「α」は以前ミノルタで製造していたカメラシリーズがソニーに移って販売されている。

 こういう撮り方だと、さすがデジタル一眼と悔しく思う。発色、隅々までの描写力。もちろん、撮影場所にも感心する。スマホで少しでも、こういう写真に近づけたらと志は高く持つのだ。今のところ、「デジイチ」を買うつもりはない。

 2025年2月10日 ソニーストア銀座にて

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【映像展】金子直道/シノブ・キイ/升谷絵里香 映像作品展 「この揺りかごを -If I could-」

2025-02-21 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 写真ギャラリー巡り、品川から銀座へ。お馴染みソニーのギャラリー展示は、スチルじゃなくてムービーだ。4~6分程度の動画を一人2作ずつかな。

 映像はある意味で写真以上に、作者の意図が伝わりにくい。情報量が増えるのだから分り易いと思えそうだが、逆にこの動きが一体なんだろうと思ってしまうこともある。

 環境ビデオ的に捉えれば、要はBGV的に流して良いのであればそれで済むが、作者にはきっと何らかの意図を持って撮ったり編集しているはず。本展ではなるほどそういうことかと思える作品はなかった。ただし何となく(と言っては失礼だが)観ている分には良い作品ばかりだった。

 2025年2月10日 ソニーイメージングギャラリー銀座にて

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【写真展】中藤毅彦 「DOWN ON THE STREET TOKYO 1995-2025」

2025-02-20 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 モノクロームでザラついた写真が大半、東京を万遍なく写すのではなく、ダークサイド、アナーキーな立場で撮ったように感じた。たまにモデルを使った作品もあるが、それとてテイストは同じ。

 30年撮り続けた集大成のようだが、時代の違いはパッと見てあまり感じなかった。こういうジャンルに強い人が見れば、ファッションや髪形、メイクの違いで判るのかもしれない。作品にクルマが写り込んでいれば、自分にも判るのだが。

 会場入口に掛けられた大型のれんには様々なキーワード。ちょうど作者在廊で伺ったところ、東京と聞いて作者が連想した何十(いや、もっとか)と言うキーワードを組み合わせて特注したものだそうで、こののれんを隅から隅まで見るだけでも面白そうだった(が、時間の都合で止めておいた)。

 2025年2月10日 品川・キヤノンギャラリーSにて

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【写真展】日本写真企画 「2024年度フォトコン月例コンテスト 推薦・金賞受賞作品展」

2025-02-20 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 その名もずばり「フォトコン」誌の入選作品展。不特定多数の作品からは、構図や露出、それどころか被写体の選択から参考になり考えさせられることが多い。本展では選評も付いており、審査員がどういう点をどう評価しているのか知ることができ興味深かった。

 2025年2月10日 品川・キヤノンオープンギャラリー2にて

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【写真展】岩合光昭 「Kawaii~オーストラリアの動物たち~」

2025-02-19 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 夜の食事会の前に、久しぶりの写真ギャラリーはしご。

 キヤノン/WWFカレンダー2025の作品展。わずか15点ばかりで個展できるのだから、さすが岩合先生。撮影された動物はコアラ、ウォンバット、クォッカ、ハシブトカモメ、カンガルー各種、カモノハシ。撮影メモがあるのが嬉しい。800mm望遠でこんなシャープに撮れるのかー。

 タイトルの通り「可愛い」シーンばかり、これはこれで大変な苦労と撮影枚数の中からセレクトしたんだろうな。

 2025年2月10日 品川・キヤノンオープンギャラリー1にて

 

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【本】若月澪子著 「副業おじさん-傷だらけの俺たちに明日はあるか-」(朝日新聞出版)

2025-02-19 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 正業の傍らで、賃金の安い副業もする中年以上の男性が増えているらしい---インタビューと自らも働いてみたことによる、著者のルポ。

 ただ低賃金を糾弾するだけの書ではなく、それでもそうした仕事に従事するオジサンたちの理由に迫る。単なるカネ欲しさだけの場合もあるが、給料以外に何かを見出しているオジサンも多い。そういう部分をレポートしていることが、本書の価値。

 自分も「日雇いバイト」をしている身、そこに至る背景も内容も待遇も全く違うけれど、オジサン達の気持ちはちょっぴり解る気がした。春になると、仕事が増えてくる。今年も同じ仕事をするか、ちょっと迷っている状態。

 2025年2月10日 自宅にて読了

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