日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

(Live)いわし

2017-09-29 20:33:51 | 音楽、ギター、カラオケ
い:井上尚彦(Dr) わ:和佐田達彦(B) し:進藤陽悟(Pf)

 本年5月以来のいわし@横浜、例によってバイク仲間と参戦です。少々遅れて登場の3人、あれ、和佐田さん久々に帽子なし。今日の客席は静か目、さてどれだけ盛り上がるか?例によってMC(と言うよりトーク)で始まったステージ、以下セットリスト。

(1st)
・Oriental Flight
・Funky Coffee
・Dark Spirits
・いのやんのMorning Kiss(笑)
・After the Festival
・Groovin' Sardine
(2nd)
・月・雨・風・子供の頃
・COOL
・Tomorrow will be Clear~明日すっきりする
・Tres Sardinas
・ロココのように
・Eikan no Uta
(Encore)
・Sakusaku

 いやー何だかんだで盛り上がってしまいました♪今日は「いわし第4のメンバー」凄腕調律師・井手"ブラザー"雄一さんが日中しっかりピアノを調律してくれたそうで、特に高音の粒立ちが綺麗だったような?でも言われなければ判らなかっただろうな自分。" Oriental Flight"が一発目と言うのは意外感、毎回そう書いてる気がするけど(笑)。"Dark Spirits"のドラミング、良かったねー。そして「三拍子ファンク」の"Tres Sardinas"!

 終演後のお喋りで10月のライブのお誘いも受け、行く気マンマンで店を後にした。

 2017年9月12日 横浜・Hey-Joeにて
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2017年9月11日 【旅行】ハイグレード列車「和(なごみ)」で行く長野ツアー(2)

2017-09-29 06:23:25 | 旅行・ハイク&ウォーク
 朝はゆっくりの出発。朝食後に善光寺まで散歩しても良かったが、部屋で読書して過ごす。10時32分発の長野電鉄「ゆけむり号」で湯田中へ。元小田急10000系ロマンスカー、先頭車を貸切。なかなか豪勢なツアーですね。湯田中ではすぐに折り返し、今度は貸切ではないが上手いこと前面展望を楽しめる席にありついた。

 小布施で下車、著名な「竹風堂」栗おこわの昼食。その後の自由時間、小布施ワイナリーまで歩いてゆく(写真)。3杯試飲(有料)し、2本購入。良く言えば想いが一杯、悪く言えば口上がしつこい。こういう「ストーリー」や「想い」を1本1本に語れるのが小規模ワイナリーの利点だろうから、是非つづけて欲しい。スタッフの感じは良く、もっと色々買って飲み比べてみたいと思った。ワインを持って歩くのが面倒になり、タクシーを呼んで貰い駅に戻った。かつて小布施駅には長野電鉄の車両がいろいろ留置されていたが、いまや「りんご電車」2000系1編成のみ。解体でなく移設されたのは幸いだが、一ヶ所に集約してミニ博物館風に展示しておいて欲しかった。

 長野に戻り出発地単位に解散。帰りは団体乗車票でなく個別にチケットが配られたため、さっさと乗車変更して帰京。待ち時間に飲んだ「善光寺浪漫ビール」のおかげで乗車した瞬間に爆睡、高崎駅乗降のざわつきで一瞬目覚めたもののまた寝てしまい、起きたら大宮だった。長野から東京は僅か1時間半、近い近い。(おわり)

追伸
 今日は「9・11」、あの衝撃的な映像を見た晩から16年ですか。あの事件で変わった世界は、どんどん良くない方向に向かっている気がしますね。
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(Live)井上 鑑

2017-09-28 19:54:49 | 音楽、ギター、カラオケ
井上 鑑(Pf/Key/Vo)
今剛(G)
山木秀夫(Dr)
金子飛鳥(Vln)
David Rhodes(G)
John Giblin(B)
☆(Vo)やまがたすみこ
☆(Per)三沢またろう

☆:Special Guest

 いわゆるスターではないが、その筋のファンにとっては著名なアーティストって居ますよね。音楽に限らず。今夜のプレイヤーはそんな人たち。メインの井上鑑(あきら)さんは一度聴いてみたいと思っていたヒト。ドラムの山木さん、ギターの「仙人」今さんは井上陽水のコンサートで何度も聴いたっけな。そんな大御所と言うかレジェンドと言うかによるステージ、豪華列車ツアーで行った長野から戻ったその足で会場入り。数年ぶりに会う、パン職人の友人を誘って参戦です。土日の前売りが好評で、本日は後から設定された追加公演。

 いかにこの人を識らないかをさらけ出して恥ずかしいのだけど、井上さんって「鍵盤のヒト」ってイメージが強くて、歌うシーンは想像できません。だけど2セットのステージはほぼ全曲が歌モノ、そこに渋い演奏が加って。スタジオミュージシャンのセッションバンドの想像は全く間違いでした。歌声は温かみがあってシブ過ぎずって感じ。今日は先日のLUCAより更にポジションが良く、最前列しかも今さんのド真ん前、僅か2m先でレジェンドがマンドリンを、お馴染みミントグリーンのギターを弾いてます。PA通さなくても弦の音、地声が聞こえるほど♪金子さんのバイオリンとはツインギターのように絡むけど、今日は超人的ソロはありませんでした。さりげなく良い音なんですよね、ううん。

 これがSONARの音なのか、いや、山木さんだからでしょうか。登場1曲目から深みのあるドーンと言う音、特にバスやフロアの音がイイです。あ、ちょっとこの叩き方は「氷の世界」のアレンジで聴いた雰囲気に似てるとか思ったり。遠かったのでスティックワークなどは見えず、ひたすらPAからの音を追いかけていました。速く細かくと、ゆったり深くとのコントラストが素晴らしい。SONARは反応が鈍めで細かな音出しには向かないなんて読んだことがありますが、そんな気配は微塵も感じさせないのは当たり前か。

 井上さんは日本を英国とを往復する「二重生活」らしいのだけど、向こうでの頼れるミュージシャン2名が参加、シンプルだけどイイ感じで音を出し、これ見よがしでないところが良いなぁと思って聴いてたんですが、終演後に友人は「やっぱイギリス人は感性が違うな、合わないワ」と。どうしてそう感じられるの!?やっぱお前スゲーわ。

 せっかくのメンバーなんでインストナンバーを聴いてみたかったんですが、そこは会場で彼等のセッションアルバム「井山大今」を買って帰宅して聴き直すことにして(井上さんと山木さんに盤面サイン貰った♪今さんは楽屋から出てこず貰い損ねた)、ひとしきり友人と近況報告などして解散しました。

 2017年9月11日 目黒・Blues Alley Japanにて
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2017年9月10日 【旅行】ハイグレード列車「和(なごみ)」で行く長野ツアー(1)

2017-09-28 06:21:11 | 旅行・ハイク&ウォーク
 うーん、きのう勝沼へ行ったのに今日も中央本線に乗るとは。だが仕方ない、滅多に走らない車両に乗れるツアーを見つけてしまったのだ。今日のお目当ては「和(なごみ)」と名付けられたE655系グレードアップ列車。時には中間にお召し専用車両を挟み込んで運転される「お召し用電車」でもある。故に運転頻度は極めて低く年に数回。今回は「信州デスティネーションキャンペーン」の一環でツアー列車が仕立てられた次第。ツアーは好きじゃないが、なかなか乗る機会がないため仕方ない。

 新宿駅に集合、さっそく乗り込む。床はカーペット敷きのため静か。座席は1+2配列の全車グリーン車、1両だけ革張り車両があり、そちらにも座る幸運を得た。各シートには10インチモニタが装備され、NHKテレビのほか前方後方のカメラで車窓も見られる。10時4分発車、運転頻度の低い列車のため沿線のカメラマンの数がすごい。ツアーは大阪・名古屋・東京発で、関西からの年配の参加者が大声でひっきりなしにまくしたて、静かなグリーン車の空気を乱す。添乗員に文句を言ったら車両を替えてくれた。他の参加者とのコミュニケーションはツアーの楽しみかもしれないが、場所と頻度をわきまえて頂きたい。添乗員氏も車内の様子に目配りして頂きたいものだ。

 車内で配られた弁当はちょっと豪華な幕の内、乗車証明書と共に日付まで入った特製のものでよい記念になる(写真)。こんなの「サロンカー紀伊」以来かな。何と車内販売まで乗って営業している。E655系グッズに期待したが、絵葉書セットしか欲しい物はなかった。快晴の山々を眺めたり弁当をパクついたり車販の生ビール(!)を飲んだりしているうちに時間は過ぎ、13時ちょうどに松本着。良い経験をした。

 松本での自由時間はアルピコ交通の萌えキャラ電車で新島々まで行き、さらにバスに乗って少しの竜島温泉に入った。昨日に続いて温泉、気持ち良し。折り返しての帰り電車を新村で下車、元東急5000系を眺める。色褪せているが実車を残してくれているだけで有難いと思わなければならないか。

 松本から普通電車で長野へ向かうが姨捨で下車、夜景見物とスイッチバック体験。丁度しなの鉄道の観光列車「ろくもん」が来ており、夜に浮かび上がるウッディな車内が羨ましかった。遅い夕食は宿泊先の宴会場で。

 ホテルJALシティ長野 泊
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2017年9月9日 【食べ物】立川・一撃

2017-09-27 19:59:50 | 食べ物・飲み物
 勝沼でワインを飲んで各駅停車で戻ってきて、立川駅で下車してさあ解散と思ったらメンバーの一人が「せっかくの18きっぷ、下車しよう(改札を出よう)」と言い始めた。アンタまだ酔ってるのか…とは言え夕飯の刻限、ここで食事してゆくかと同行した。まさか居酒屋とか行かないですよね?商店街をふらふら歩いて見つけたラーメン屋、よしここで締めのラーメンにしよう。

 メニューを眺め少し迷ったすえ味噌ラーメンをオーダー。このチョイスは正解だったみたい。やがてカウンターの中でジャッジャーッと野菜を炒める音が聞こえてきた。イイネ!出てきたのは濃い目の味がする味噌味スープ、酸味は少ないのがポイント高い。炒めていたのが玉葱でなくモヤシその他だったのはちょっと残念だが、たっぷり盛られた野菜を掻き分け辿り着いた麺は割と好みのタイプ。うん、旨い。

 家から遠くなければ定期的に立ち寄る店になったろう。奥多摩あたりハイキングの帰りに寄ると交通費が上がってしまうのがネック。心おきなく再訪できるのは次の18きっぷシーズンかなぁ。
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2017年9月9日 【旅行】青春18きっぷで山梨プチトリップ

2017-09-27 06:16:46 | 旅行・ハイク&ウォーク
 会社の鉄道愛好会のメンバーで、ここのところ毎年9月に山梨・勝沼へワインを飲みに行ってる人がおり、その人の仕切りで「山梨プチトリップ」が行われ参加してきました。

 メンバーは6人。各自で18きっぷを用意し高尾駅に集合、当駅始発列車に乗りますが一気に目的地の勝沼を目指さず乗ったり降りたり、自分では組まない行程なので新鮮です。まず四方津(しおつ)で下車、山の上にある分譲地「コモアしおつ」の住民用に設置された超長い斜坑式エレベータとエスカレーターを往復。次いで笹子で下車、少し歩いた場所にある「笹一酒造」へ行き試飲と購入。そしてようやく目的地・勝沼へ。しかしここでも直ぐにお目当ての場所へは行かず、旧線が通っていた「大日影トンネル」を見学。今は湧水や崩落の問題でトンネル内には入れず、流れ出る冷気を楽しんだだけなのは残念でした。

 勝沼駅から20分ほど歩いた「ぶどうの丘」が本日の目的地。敷地内のほうとう屋「思蓮(おもれ)」に並んで一番に入店し味わっていると、超豪華寝台列車「四季島」が金色の車体を輝かせて通過。遠目ながら初めて実車を見て、やはりツアー参加権を放棄したのは勿体無いことをしたか、イヤイヤ高くて今は身分不相応だろうと思ったり。ほうとうの次は温泉、同じく敷地内の温泉「天空の湯」に入り、さっぱりしたところで地下のワインカーヴでの試飲へ(写真)。1,100円でタートヴァン(試飲器)を買って後は180種類とも言われるワインを好きなだけ飲めるのですが、立ち飲みでチマチマと飲むのは疲れます。白赤あわせ10種類ほどすすった所で面倒くさくなってギブアップ、あとは地上の休憩テーブルでプチ宴会。地下は座れずつまみも食べられない。テーブルならOKです。但しワインは買ってこなければなりません。結局6人で3本+大月で買った四合瓶1本。今日は同じ同好会のメンバーが横浜で鉄道関連DVD上映会を開催しており、スマホのアプリ(Facetime)を使って勝沼と横浜の二元中継もしました。

 さんざんワインを飲んだ後の移動はつらい。ヘロヘロしながら勝沼駅に戻り「ホリデー快速」で立川へ、メンバーでぞろぞろ改札を出てラーメン屋へ行ってしめくくり、帰宅しました。大勢で行く旅は楽し、飲みも楽し。来年夏の18きっぷシーズンにも行きたいです。
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【本】福岡 脩著 「世界の鉄道5万キロ一人旅」(文芸社・文庫)

2017-09-26 20:15:16 | 本・映画・展覧会
 まとまった分量の海外鉄道旅行記は多くないように思う。本書は、少し乗車時期が古いが(約10年以上前)海外の超長距離列車乗車+αの旅行記で、随分厚く500ページほどもある。本書に収録された著者の乗車ルートは以下の通り。
・ソ連(ハバロフスク→モスクワ→レニングラード)
・中国(上海→烏魯木齊ウルムチ)
・米国(ロスアンゼルス→ニューオーリンズ→ニューヨーク→ボストン→シカゴ→ニューヨーク)
・オーストラリア(パース→ソドニー→アデレード→アリススプリングス→タウンズビル→ブリスベン→シドニー)

 「批評家」呼ばわりされることを承知の上で書くと、著者のスタイルには異議がある。まず夜行(多)連泊が多いこと。ケチなのだろうか?本書の乗車記は全て50歳中盤以降のものだが、良いトシして無理しなさんなと言いたい。そして体調管理が下手なこと。毎回のように出発前に体調を崩したのが治り切らぬまま出かける。もっと普段から健康に暮らしましょう。書いていないのか乗っていないのか不明だが、本書にヨーロッパの列車は登場しない。超長距離列車が存在しない分を割り引いても、やはり多様な列車に乗り雰囲気を比較するためには欠かせないだろう。
 また(著者は旅慣れていると自負しているが)あまり旅慣れてるとは思えぬ行動ぶり。もう少しスマートに行動できないもんかね。そうでなくても忙しい日程なのに現地の時間の使い方がヘタだ。事前調査が十分でないのも気になる。著者の旅行時期にはまだインターネット上の情報は充実していなかったのかもしれないが、もう少し調べようがあったのではと思う…真剣に調べる気があれば。私?真剣に調べる気がないんです。(苦笑)

 もちろん凄い、素晴らしいと思えたこともある。有名な観光地とは言え、主に美術館をよく訪ねていること。寝不足だ、時差ぼけだ、疲れたといってビール飲んでひっくり返ってる自分とは大違い。そして、端から本を出すつもりがあったかは知らないが、色々と記録を取っていること。途中駅の停車時分まで記録していると気が休まらないんじゃないかと思うが、これまた絶対に真似できそうにない。あれ?それくらい?

 著者が本書記載分以外にどれだけ海外の列車に乗っているか判らないが、乗車距離だけ見ると自分は著者を遥かに上回っているような気がする。そんな「遠吠え」をしたところで、結局はきちんと記録を取り文章を纏めた人間が立派で「勝ち」なのだ。もっと鉄道に詳しく、旅慣れた人が書いたらどうなったんだろうなあ。

 2017年9月5日 自宅にて読了
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【映画】トリガール!

2017-09-26 06:55:56 | 本・映画・展覧会
 TVを持ってる時は毎年見てた気がするなぁ、琵琶湖横断の人力飛行機コンテスト。向こう岸に届いちゃって手前で右折、ひたすら湖上を北東へ向かうようにまでなっちゃって。凄い反面、綿密なシミュレーションと緻密な工作はそれなりのリソースがない一般参加者には無理で、レベル分けをしないとダメかなーと思った記憶がある。

 本作は舞台が人力飛行機部になっただけで、中身は仲間と力を合わせ困難を乗り越え目標に向かってゆく一般的な青春モノ…よりかなりコメディタッチ。人力飛行機やってる人たちが観たら、よくぞ取り上げてくれたと言うよりナメんなフザケんなって感想を持つんじゃないかと心配。話の展開が安直すぎる。たとえ人力飛行機は「舞台」なだけだと思ってもちょっとなぁ…ちょっとおふざけがすぎちゃったね。

 それでも実際に飛行中の人力機の姿は感動的だ。実際に参戦してるチームが撮影協力しており、番組収録の際に合わせて撮ったのだろうが大変だったろうなぁ。テレビじゃなくて現地で観たらもっと感動するんじゃないか、ふと思った。

 2017年9月8日 川崎・チネチッタにて
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【本】ドナルド・キーン、堤 清二(辻井 喬) 「うるわしき戦後日本」 (PHP新書)

2017-09-25 19:54:10 | 本・映画・展覧会
 日本に帰化した元通訳将校のキーン氏と、何年か前に亡くなった堤さんの対談を再構成、それにエッセイを加えた一冊。日本文学に関する対談なのだから、タイトルの堤と辻井の書き順は逆転させるべきだったと思う。本書で経済人・堤氏が登場するのはパルコ創立の頃のエピソードを語るくらい。やはり作家・辻井氏が日本文学を語るシーンの方が圧倒的に多いのだから。

 戦後日本文学の特徴は何か、なぜそういう作風作品が生まれたのか、日本の風土や日本人の意識や思考は作家作品に影響を与えているのか。語り口はそう難しくないが、内容はけっこう難しい。戦後の日本文学におけるさまざまな作家について論じられ、特に三島由紀夫の占める割合が多い所はちょっと「どこまで読んでいるか、三島を識っているか」の語り比べになっているきらいもあるが、それでもお二方とも三島だけでなく多くの作品を読み込み記憶しているものだと感心させられた。

 内容が高度すぎるのと、対談に出てくる作品作家で読んでいないものが多く、十分な理解に至らず残念。

 2017年9月6日 自宅にて読了
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【展示会?】「けもフレ」のハシゴ

2017-09-25 06:51:08 | 本・映画・展覧会
 さて、こういうイベントの見学まで記録しておくべきか…迷ったがまぁ良い。

 すっごーい!たーのしー!リアリティ溢れる描画や感情たっぷりの声優による高品質な作品が日本アニメの特徴だが、意外にもこういう「ユルい」アニメもバカ受けしたりする。ほんと視聴者のツボって解らんね。友人の勧めで観た「けものフレンズ」(通称「けもフレ」)関連の展示会「hmv museum×けものフレンズ」が開催されるというので、いすゞ仲間のアニメ好き4人で出かけた。

 ふつう展示会には書き下ろしイラストとかあるんだけど、ここは一切なし!有料(500円)取って作品の引き伸ばしプリントだけかよ!まぁ来場した声優のサインがキャラクターボードに入っているし(写真)、会場オリジナルグッズも売っているけど…入場者に貰えるトートバッグ代と思えば腹立ちも収まるし、何より仲間とワイガヤしながら見て回るのが面白い。オジサン4名で(笑)。

 そして会場から徒歩5分くらいのところに「けものフレンズカフェ」がオープンしていることも判明、ハシゴすることにした。店内は山ほど「けもフレ」画が貼られ、特にトイレは悪役(?)の「セルリアン」一色で秀逸。こちらもオリジナルコースターや絵葉書が貰え、ファンの心をくすぐるのであった。

 「カフェ」にアルコールはなかったので、最後にビアパブへ。ここで話題はアニメから一転、航空機→エンジン→日本海軍史→調査方法とどんどんディープに、いすゞ仲間の本領発揮。それまでのユルい雰囲気は雲散霧消、めちゃくちゃ真剣な議論で今宵の集会を終えたのだった。

 2017年9月7日
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