ほぼ3週間ぶりでラーメンを食べた。え、意外ですか?
丿貫と書いて「へちかん」と読む。読めないって!wikipediaで調べると「戦国時代後期から安土桃山時代にかけての伝説的な茶人」と言うのがあり、これに由来しているのだろうか。以前アルバイト帰りに行ったが、夜営業ではアルコール注文必須と言うことで退散した経緯がある。今日は根岸線スタンプラリーを終え、11時の開店直後に到着。
店外まで漂う煮干の香りをくぐってガラス戸をがらりと開けると、開店時刻の数分後なのに先客が4名。それが店の奥からずらりと並んでいる。あ、これは詰めて座らないと怒られるヤツだ。そう思って詰めて座ったら正解だった。ネットで調べるとメニューは固定2種+日替りが1,2種あるようで、今日の日替りはカニの何とかだった。オーソドックス好みの自分は「煮干しそばclassic」をオーダー。
運ばれてきたのは、緑がかったと言いたくなる変わった色のスープ。煮干系と言うと濃厚ドロドロのスープが多いが、ここのはメチャクチャ濃い色だがサラリとしていて意外。そしてしつこくなく、塩辛くもなく、実に旨い。麺は細めだが、けっこう腰がある。大きなチャーシューには赤味が残り、噛むと旨味が沁み出る。微塵切りの玉葱は大好物なのだが、濃い煮干スープと実に合っている。いかん、スープ飲み干してしまった。お昼休みには大行列だろうなあ。10人足らずのカウンターの店で店員4名、見習いさんがいたのかもしれないが、丁寧な仕事ぶりが垣間見えた。年内もう一杯ぐらいは食べたいな。